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子ども同士で、
おもちゃの取りっこが始まったとき
あなたは、
「貸してあげようね」
「仲良く遊ぼうね」
って言いませんか?
私も子どもたちに言ってたんですよ。
お友達と仲良く遊んでほしいし、
自分の物を貸してあげる
「思いやりのある子」
になってもらいたい。
本心は、
周囲の親たちへの気遣い
があったかも
これって、
当たり前だと思ってたんですよ。
ところが、
米国で仲良くなったサラが、
子どもが友達と遊ぶ時に
最初に教えることばは、
「It's mine! (ボクのだよ!私のよ!)」
ということばだと、
教えてくれました
えっーーー?
「それは自分のよ!!」
と言ったら
仲良く遊べないじゃない!
ケンカになっちゃうよー。
と正直、思いました。
サラにそう伝えてみると、
「shizuka、
自分のおもちゃをとられそうになったら、
It's mine! と主張するのは、
幼い子どもにとっては自然な感情よ。
それを認めてあげなきゃ。
でもね。
It's mine!だけでは仲良く遊べない、
と、子どもが学ぶの。
お互いに伝えあって、
歩み寄ってことばで
「交渉」するようになるの。
「It's mine! は
子どもが社会化していく過程で、
一番はじめに必要な表現なのよ」
と教えてくれました。
(ことばキャンプ絵本①ゆうきのれんしゅう より
合同出版
考えてみれば、
子どもにとっては
自分のおもちゃを貸したくない!
という感情が起こるのは自然。
親から頭ごなしに
「貸してあげなさい」と言われても、
納得できないよね。
「なんで貸してあげられないの
と怒られでもしたら
「いやだ、貸したくない」
という自分の感情を
認めてもらえない。。。
否定されちゃう。
自分を尊重してもらえない、
と感じるから、
自尊の気持ちが育たないの。
協調性を大切にする日本での
おすすめは
順番を変えるのです
最初に「貸してあげなさい」と言わずに
まず子どもの気持ちを認める。
「そうよね、○○ちゃんのおもちゃだもんね」
「大事にしてるからね」
子どもの気持ちを認めてあげてから、
ゆっくりと、
「お友達と仲良く遊ぶには
どうしたらいいかな?」
考えさせてあげてね。
自分の気持ちを大切にする=自尊
相手の気持ちを考える=他尊
両方とも大事
その他にも、
日本の子育てと違うことがたくさん!
これを伝えたら
子どもや親がもっと楽になるのにな。
子どもの自立を促せるのにな。
そんなことをこれまで
たくさんの書籍や
コラムで発信してきました。
ブログでも書いていきますね!
ことばキャンプ絵本①
開催日程をご確認の上、先生を選んでいただけます。
■ 自己肯定感を育てる親講座
「ことばキャンプ」創始者。NPO法人JAMネットワーク代表。
髙取しづかのクラス
日程: 6月の講座 満席
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