文学イベント報告
  • 30Jun
    • パソコン倶楽部~2019.6.29

      6月29日は『パソコン俱楽部』の講座を開催しました。今回は実際に冊子を作成する方法を勉強しました。これまではワードだけでしたが、今回はPDFにも触れました。仕事で使いこなしてる方からしたら何でもない入力かも知れませんが初心者にとっては未知の世界だと思います。『パソコン倶楽部』は次回冬に開催予定です。ふだんパソコンを使っているけれども、わからないことがあるという方に是非ご参加いただきたいです。次回からご要望があれば、SNSについてのご質問等についても対応します。

  • 16Jun
    • エッセイ入門講座~2019.6.15

      受講者のうち六名の方が初参加で、新鮮な雰囲気の講義となりました。先生が資料として提示したのはプロ作家のものとエッセイ賞を受賞した作品と倫理観の欠如した作品で、よくない例の作品の読後感を参加者に問うた。誰もが、よくない点を指摘すると先生は、エッセイ賞に応募してくる作品は作者が意識していなくても相手の立場を考えていないものが多い。また、ボキャブラリーの豊かな人ほど読み手の心に浸み込む文章が書けない、とし、難解な言葉や安易な慣用句は使わないことと述べる。素晴らしいエッセイを書くコツ・他者性、客観性をもって書くと、著者の個人的経験から始まるエッセイの、個人から発せられた言葉が、読み終わったとき、普遍性を獲得する。これが優れた作品と評価される。

  • 19May
    • 心豊かに生きるための哲学講座~2019.5.18

      『なぜ世界は存在しないのか?』の著者、マルクス・ガブリエルが来日して講義したDVDを見て、そのあと、佐々木先生の講義と参加者の感想、質問となる。画面でガブリエルは、「世界とは存在するものの全体のことだと思っているが、本当にそのような(全体)はあるのか?」と問いかける。ペンを出し、なぜこれ一つと数えられるのか? キャップを取ると二つかもしれないし、スケールによっても違ってくる。つまり、客観的な「全体」など存在しないのだと話す。佐々木先生は小説と哲学の関係について述べられ、哲学のない小説は身辺雑記になりがち。哲学的なことを勉強していないと小説の書けない危機感はある。ガブリエルが唱えているのは「新実在論」で、これまでの流れである「実存主義」「構造主義」「ポストモダン」にも触れて話された。

  • 22Apr
    • 短編小説研究所《エキスパート対象》~2019.4.20

      四国放送ラジオの三浦さんが取材のため参加され、収録された内容の一部が4月28日18時から20時の中四国ライブネットで放送されることになりました。その番組に佐々木会長と久保訓子さんと菊野啓さんが生出演されました。今回立ち上げたエキスパート対象講座は熟練度の高い方が対象で、例えば、一次予選を通過して三次で落ちるレベルの方を受賞に導くコンセプトで作っています。よい書き手になるにはよい読み手になる必要があります。今回は彩瀬まるさんの短編集『くちなし』より「けだものたち」を読み解きました。参加者から熱のこもった読後感が出て盛況でした。

  • 08Apr
    • みんなで楽しむ俳句鑑賞講座~2019.4.7

      俳句歴十数年の方から、まったくの初心者まで集まって日曜の昼下がりに開催しました。当日配られたプリントの中から、好きな俳句を選んで、自由に感想を言い合いました。得点を付けて人気の俳句を選出。めいめいなぜ、その俳句を選んだかを述べて行きます。みなさんの鑑賞の奥深さをお聞きしいると、さらに発想が豊かになっていきます。たった十七音の世界が、長編小説を超える瞬間がある、そんな一瞬を垣間見たような気がしました。なんでもない単語、言葉が、組み合わせることによって、背後に壮大なストーリーや情景、人生の重みや生きる意味を感じさせる──そんな俳句の魅力を堪能しました。