2月19日「ヨムヲタノシム」が開催されました。講師は徳島文学協会会員でフリーアナウンサーのなかむらあゆみさんで、参加者は、今活躍中の歌人、俳人、児童文学作家、ソプラノ歌手や、「カクヲタノシム」創刊号の編集にかかわった人達など10名。

まずは、なかむらさんの指示に従っての滑舌トレーニングです。

「あいうえお いうえおあ うえおあい えおあいう おあいうえ かきくけこ きくけこか くけこかき けこかきく こかきくけ……」「歌うたいが来て 歌うたえと言うが 歌うたいくらい歌うたえば 歌うたうが 歌うたうぐらい歌うたえぬから 歌うたわぬ」など次々に読みあげていきます。

口も舌も勢いづいて踊り始めた頃、各自持ち寄ったものの朗読を披露します。歌人の方は出版されているご自分の本の中から数首を、俳人の方は古今東西の春の句を、ソプラノ歌手の方は「はるよこい はやくこい あるきはじめた みいちゃんが あかいはなおのじょじょはいて……」とやさしい声で、かつて小学校の先生だった方は、生徒たちがとても好きだった絵本を、児童文学作家の方は新聞に掲載されたご自分の作品を、またある方はお孫さんを主人公にした自作の絵本の朗読を、そして「カクヲタノシム」の編集に携わった方は、掲載された小説作品の中からとても好きだという描写の朗読を。講師のなかむらあゆみさんは、吉村萬壱さんの「生きていくうえでかけがえのないこと」の朗読をされ、最後には小山田浩子さんの「庭」のなかから《うらぎゅう》を順番に朗読していきました。

 参加者の中にまだ一歳に満たない赤ちゃんのママがいて、後方でパパがバギーに乗せた赤ちゃんをあやしていらっしゃいました。ママの膝へ戻ると赤ちゃんは皆の声にとてもご機嫌になって、笑顔をみせてくれました。

 明るいあしたが 見えてきそうな、たのしい二時間の講座でした。〈く〉