夜が更けても一向に雪は降り止まないが、我々は駅前に一台だけ屯していたタクシーを確保し、宿に帰り着いた。
荷解きをし、炬燵に入って寛ぐ筆者の姿が部屋の中にはあった。
夏ならばシャワー付きの部屋でも良いが、流石に厳冬期となると風呂に入って暖まりたい。
湯船に湯が溜まるのをワクワクしながら待った。
風呂を済ませたら、後は寝るだけ。暖かい布団に入り、嵐のような一日(直喩)が終わった。
このままこの話を終えても良いが、ちょっと短いので、宮守の街で買った土産を紹介。
先ずは純米酒の「めがねばし」。重めの飲み口で、肉料理等に合いそうだ。
そして、宮守地域の名所の名前が付いた銘菓の数々。屏風岩、飛竜、うまんじゅう(=寺沢高原の馬)……それぞれの場所に足を運んだ思い出も蘇って来る。
旅先の名物をいただくのも、旅の楽しい目的のひとつだ。
さて明日は晴れるのかどうなのか、夜明けが楽しみだ。