政府・東電・原子力ムラが企む海洋投棄は、トリチウムの半減期12.3年の3倍近く、
東電の計画でも、30年以上かかる非現実的な処分法。
福島原発の(未)処理汚染水 「30年かけて放出」 と、東電。 トリチウムの半減期は12.3年だが

事故前の規定を守れば、全てを放出するには、なんと45年も必要。
原発汚染水の処理、海洋放出は現実的でなかった!? 事故前規定守れば36年~45年必要

原発処理水放出 「どの方法も風評避けられない」 東電福島代表ー毒物を捨てなければ済むことだが・・
【そこに追加で、基準値以下に薄めたトリチウムを捨てても安全? という論理は可笑しいだろう。

その上、原発処理水?という浄化不十分の一次処理水には、トリチウム以外にも、
基準値の最大2万倍の放射性物質が残留している。

<福島第1>ALPS処理済?汚染水100万トン超え  うち85%から基準値超の放射線が・・

政府・東電・原子力ムラが、もし本気で、原発汚染水を処分したいのなら、
ポンコツALPSが取り残した(トリチウム以外の)超高濃度放射性物質も、分離が困難というトリチウムも、きれいさっぱり分離できる方法がある。
トリチウム含む放射能汚染水の処分“ 海洋投棄も大気中投棄も許さない 実現可能な対案。

原発汚染水の環境放出に反対する、共産党さんも、漁連さんも、上記に示したような、
現実的解決策を、(丸写しでも結構)政府・原子力ムラに示しては如何ですか?

ただ「海洋投棄」反対と言うだけで現実的対案を示さなければ、時間切れ?を理由に、
政府・東電・原子力ムラは、嬉々として原発汚染水を「海洋投棄」するでしょう。


朝日新聞にも、「分離はそんなに難しい技術じゃない」 とする 前向きな記事が、載っていますよ。
原発処理水のトリチウム「分離はそんなに難しい技術じゃない」・・朝日新聞、原子力ムラに挑戦的記事


 しんぶん赤旗 2020年7月1日(水)
環境放出以外も検討を 原発汚染水 団体から聴取
【東京電力福島第1原発の放射能汚染水を処理した後に薄めて海に流す案などの処分方法をめぐって、政府は30日、消費者団体や中小企業団体などに意見を聴く会合を開きました。環境放出しない別の方法の検討を求める意見や風評被害を心配する声があがりました。同会合は4回目。

 全国消費者団体連絡会の浦郷由季事務局長は、海洋放出か大気放出かの二者択一ではなく、大型タンクでの保管継続やモルタル固化など市民からの具体的提案の検討を要望。地元自治体や漁業関係者から多数あがった海洋放出反対の声を受け止めるよう求めました。

 汚染水問題が、多くの国民に知られておらず理解もされていないと指摘。丁寧な説明が必要だと述べました。

 さらに、いったん事故を起こせば取り返しがつかない原発をやめて、再生可能エネルギーを進めることも、事故に対する責任の取り方だと述べました。

 全国商工会連合会の苧野恭成事務局長は、風評被害に苦しんでいる中小企業の立場から発言。処分すれば「さらに苦境に陥ることが懸念される。(タンクに保管している)現状を維持してほしい」と述べました。また事故の年に開いた物産展で、スタンプラリーの景品だった福島産米を当選者が持ち帰らず、出店者が泣いていたという話を紹介しました。

 中小の小売業でつくる日本ボランタリーチェーン協会の中津伸一常務理事は、風評被害への懸念を表明。「消費者が購入してくれないとお店で扱えない。中小店には死活問題になる」と述べました。】