東京電力の資料に拠れば、タンクに貯蔵された処理済?汚染水112万2千㎥の内、
国の基準値以下は、たったの15% 16万9千㎥のみ。

残る95万4千㎥は、全て基準値超。内、16万1千9百㎥は基準値の10倍超~百倍未満、
6万5千2百㎥は百倍超~2万倍未満という有様。

これで、タンク内の汚染水は、殆ど無害?のトリチウム水だけ?? だから海に捨てさせろ? とは、図々しいにも程がある。

政府・東電・原子力ムラが、汚染水の海洋投棄を焦るのは、
来年に迫った東京五輪までに、五輪招致で安倍総理のついたアンダーコントロールという大嘘の辻褄あわせに、みっともない汚染水タンクを始末するためか?
安倍総理が、東京五輪で「福島原発事故を見事に乗り越えました。」と大見得を切るために・・

アンダーコントロール宣言で?? 「原発浄化水 海洋放出への理解を促せ」と、産経
この大役を担えるのは、安倍晋三首相だけであろう。トリチウム水についても「アンダーコントロール」を宣言してもらいたい?????

東京電力HP 処理水ポータルサイト


東京電力HP 汚染水の浄化処理


 河北新報より
<福島第1>ALPS処理水100万トン超え タンク容量の上限迫る
【東京電力は18日、福島第1原発の汚染水を多核種除去設備「ALPS」(アルプス)で処理した水の保管量が100万トンを超えたと発表した。設置可能なタンク容量の上限とされる137万トンにじわじわと迫っている。処分方法は決まっておらず、政府の小委員会の検討を見守る状況が続く。

 ALPSは汚染水中の放射性物質のうち、トリチウム以外を除去できる。処理水の保管量は14日現在で100万914トン。2017年8月に80万トン、18年7月に90万トンを超え、直近の3カ月の平均では週に約1200トンずつ増えている。
 処理水を保管するタンクは現在、第1原発の敷地内に約940基あり、容量は約118万トン。東電によると、敷地の制約から設置できるタンクの容量は計137万トン分が上限という。
 東電は18日、「汚染水の処理は順調に進んでいる。タンクの設置とともに今後も計画的に進める」と説明した。
 敷地内には別の装置で一部の放射性物質を先行して除去した「ストロンチウム処理水」も約12万トンある。将来的には大部分をALPSで処理して同様に保管する。
 汚染水は1~4号機の原子炉建屋やタービン建屋に4万トン超がたまっている。さらに雨水や地下水の建屋浸入、溶融核燃料(デブリ)を冷やす注水などで1日当たり約170トンが発生する。東電は建屋の屋根の補修などで20年内に同150トンに抑える計画だ。
 処理水の処分方法について、政府の小委員会は海洋放出や地下埋設といった選択肢から、風評被害対策も踏まえて検討中。
 東電の小早川智明社長は「小委で大きな方向性が出たら、主体的かつ丁寧なプロセスを踏んで(処分を)進める」と語っている。】