政府・原子力ムラが、海に捨てようとしている“トリチウムを含む処理水”とは、
トリチウム以外の超高濃度放射性物質も たっぷり含んだナンチャッテ処理水

準備の2年には地元との折衝、許認可などが含まれ・・」 (許認可などは、自分らでどうにでもなる) つまり、処分決定の後、漁連を黙らせるのに2年の時が必要という事?

あれもウソ、これもウソ、“トリチウムを含む処理水”に関する政府・原子力ムラの言い分は、すべてがウソ。

2年後にタンクが満杯もウソ、原発構内と隣接地には、増設可能な空き地がたっぷり。
政府・原子力ムの目的は、汚染水タンクを撤去し、二度と汚染水を貯められなくすること。

福島原発 原発処理水処分、本当の狙い
福島原発タンク撤去方針、その心は・・汚染水問題完全解決??汚染水のストレート投棄


福島原発「トリチウム水処分」の不純な動機=タンク跡地に、取り出したデブリ保管施設を建設??

ALPSでの処理はただの目眩し(めくらまし)?
フィルター方式のALPSで、 “トリチウム以外の放射性物質”を基準値以下にするには、
百回?千回?通しても、可能かどうか?

しかし、出来損ないのALPSに、百回、千回も通すまでもなく、
ただ蒸留するだけで “トリチウム以外の放射性物質”と、“トリチウム混合水”との完全分離は完了する。
汚染水処理ー玄海原発では蒸留法で完全分離、しかしポンコツALPSは基準値超の取り残し、なぜ??

“水(H2O)とトリチウム水の分離は困難”もウソ、普通の水(H2O)とトリチウム水の沸点や凝固点の差異を利用すれば、比較的簡単に分離は可能。
+1℃でトリチウム水は凍り固体に、そして凝固点が0℃の水(H2O)は液体のまま。

つまり、煮詰めて “トリチウム以外の放射性物質”を分離し、
残った“トリチウム混合水”を凍られば、凍ったトリチウム水の分離が完了 という事。

ナンチャッテ処理水の殆どは、山側から押し寄せた地下水だから、
含まれるトリチウム水の容量は微々たるもの。

ナンチャッテ処理水から分離した“純粋?なトリチウム水”を、保管に要するタンクも、
1基で十分だろう。

 東洋経済 2020/04/09
福島原発、見えぬ「トリチウム水処分」のゆくえ 地元林業、水産業者は処理水放出に反対姿勢
【■約400年分のトリチウムを含む処理水

 福島第一原発の敷地内には3月現在、約980基のタンクに、「ALPS処理水」と呼ばれるトリチウムを含んだ水などが保管されており、その保管総量は120万トン近くに達している。

 タンク内のALPS処理水に含まれるトリチウムの質量は、純トリチウム換算でわずか16グラムだが、放射性物質の総量は約860兆ベクレル。福島第一原発が事故前の1年間に海に放出していた量の約400年分に相当する。】一部抜粋


全漁連「海洋放出に断固反対」 福島第1原発処理水で決議ー殆どが、処理“不全”水ですが・・

原発処理水のトリチウム「分離はそんなに難しい技術じゃない」・・朝日新聞、原子力ムラに挑戦的記事

 河北新報 2020年06月25日木曜日
福島第1原発の処理水処分法 決定時期、秋以降にずれ込みへ
【東京電力福島第1原発の放射性物質トリチウムを含む処理水を巡り、処分方法の決定時期が今秋以降にずれ込む可能性が高いことが24日、複数の関係者への取材で分かった。当初は早ければ今夏にも決まる見込みだったが、新型コロナウイルス感染拡大で意見集約が難航した。

 構内で保管中の処理水は2022年夏にタンクが満杯となる見込み。処分は準備に2年程度を要することから、今夏の処分方法決定が地元自治体を含めた共通認識となっている。
 準備の2年には地元との折衝、許認可などが含まれる。廃炉を所管する資源エネルギー庁によると、原子力規制委員会の認可手続きにかかる期間の見積もりには余裕があり、数カ月程度短縮できる余地が残る。

 同庁の木野正登廃炉・汚染水対策官は「今夏が必ずしも期限ではない。スケジュールありきではなく関係者の理解を得るべく努力を続ける」と述べた。
 国は海洋か大気への放出を現実的な選択肢とする小委員会の報告を受け、4月から自治体や業界団体の意見聴取を重ねている。新型コロナの影響で調整が難航し、5月11日の第3回を最後に開催されていない。】