中国企業が造る原発の電気を、通常の2倍で買取るイギリスもどうかしているが、
自国の原発事故も収束できずにいる国が、原発輸出とは?
世界で最も過保護?な原発=英政府債務保証、2倍の買取保証付きで建設へ



昨日、東芝が撤退を正式発表した、巨額損失と別事業の「「サウス・テキサス・プロジェクト」は、2011年05月すでに暗礁に乗り上げていた。
米国原発事情【下】 東芝との合弁による「サウス・テキサス・プロジェクト」増設が暗礁に乗り上げた理由

もし、福島原発事故直後、罰当たりな原子力ムラが、原発輸出から撤退していたなら・・
瀕死の東芝しり目に・・独シーメンスと米GE、「脱原発」業績けん引
幻の「原発ルネサンス」に踊らされ、親会社・東芝まで道ずれに・・米ウェスチングハウスCEO反省の弁

罰当たりな原発輸出、いつかしっぺ返しが・・事故賠償「知らぬ顔」は通用しない?
【「安全」を強調する一方、事故時の責任回避を主張する姿は、
原発を推進しつつ賠償責任を電力会社に負わせる「国策民営」と呼ばれてきた原子力政策に重なる。
原発事故から2年超を経てなお約15万人が避難する現状に照らせば、無責任な輸出は到底許されない。

 こんな罰当たりな原子力ムラ、安倍・自民党にはいつかしっぺ返しが・・ならいいのだが、
結局しっぺ返しの原発事故賠償は、日本国民が負わされることになってしまうだろう。

 なぜ?原発輸出・再稼動、憲法改正・軍国日本復活、TPP参加で、
日本を窮地に陥れる安倍・自民党を勝たせてしまったのか? 
我々日本人は学習能力ゼロ、本当に愚かで意気地なしだ。】

あれから7年の時を経て、東芝がリタイアして尚、愚かな安倍原子力ムラ政権は、
リスクの塊・原発輸出に拘り、日立も三菱も引くに引けずにいる。
日立、東芝、三菱重工「原子力御三家」は原発を捨てられるか
ブラックジョーク? 米と原発売り込みを提案へ 世界が危険認識、損失膨らむ中

日本の国益のためには、(きょうじん集団?)安倍自民党&原子力ムラに、
表舞台から退場していただくのが一番望ましいが・・

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 産経ニュースより
岐路に立つ原発輸出 東芝も撤退 事故時の責任所在も悩み
【安倍晋三政権が成長戦略の目玉として取り組んできた原発輸出が岐路に立たされている。推進役だった東芝は既に海外からの撤退方針を決め、日立製作所の英国と三菱重工業のトルコの新設計画はいずれも実施に向けた調整が難航。東京電力福島第1原発事故後、建設費用が跳ね上がり、投資回収できるかとの不安が強まるとともに、事故時の責任所在も含め課題が多すぎるためで、成長戦略の行方はかすんでいる。

 「難しい課題はたくさんある」。日立の中西宏明会長は、英国で計画する原発新設計画について、経団連会長としての立場のインタビューで、こう話した。

 原発輸出が難しいのにはいくつか理由がある。一つは初期費用が巨額になったこと。福島第1原発事故前は1基5千億円が相場だったが、事故後の安全規制の強化で、それが1兆円以上に跳ね上がった。電力事業は、運転開始後に電力料金で初期投資を回収するのが基本だが、料金の設定次第では想定通りに初期投資が回収できないリスクが高まり、出資者が減った。

さらに、事故時の損害賠償責任をどう明確化するかの問題もある。東電は福島第1原発事故で巨額の賠償責任を負っており、責任所在は最大の悩みの種だ。

 現在、日立が進める計画は英国に2基の原発を新設するという内容。ただ、総事業費は安全対策費などで3兆円規模に膨らんだ。日立は着工するかどうかを平成31年に決める方針で、5月3日には中西氏がメイ英首相と現地で会談し英政府の支援拡大を直接求めた。

 これまでの協議を通じ、英政府は融資で2兆円を負担し、出資で賄う残り約1兆円を日立、英政府と現地企業、日本の政府系金融機関などが均等負担する案を示した。ただ、日立の東原敏昭社長は5月28日、電力買い取り料金や事故時の責任免除も含め「何も決まっていない」と述べており、先行きは予断を許さない。

 一方、三菱重工が参加するトルコの新設計画も総事業費が膨らんで、採算確保が難しくなっている。トルコへの原発輸出は25年に日本とトルコの政府間で合意し、35年の稼働を目指している。三菱重工は今夏に終了予定の事前調査の結果を踏まえ両政府と協議する考えだが、宮永俊一社長は5月8日の記者会見で「可能性をいろいろな形で追求している」と述べ、撤退も含め検討する考えを示唆。安倍政権が成長戦略と位置づけてきた原発輸出の先行きは見通しにくくなっている。】