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ル・シャ・スリヨン

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先日、銀座にあるル・シャ・スリヨン(Le Chat Souriant) にいってきました。1Fが
カフェ・ビストロ、2Fがレストランになっています。

レカングループとのことですが、今回お邪魔したのは1Fのカフェ・ビストロの方。


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料理は2Fのレストランと違ってカジュアルですが、どの料理もワインのお供に
ぴったり。良い画像がなかったのでのせていませんが、鳥もも肉のコンフィと
ドルーアンのラフォレが相性ぴったりで、至福のマリアージュでした(^^)

ワインは、ニュージーランドのスパークリング、モートン・エステートのミミ・
メソッド・トラディショネルNVからスタート(写真撮り忘れ)。少し残糖感が
ある丸みを帯びたスパークリングでした。


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続いて白。ドメーヌ・ラファージュのノベラム・シャルドネ2011。このドメーヌ
のオーナー、ラファージュさんはもともとアルゼンチンやチリのワインナリーの
コンサルタントをしていたのですが、そこで得た知識やスキルを自社にフィード
バックさせることによって自社のワインのレベルを上げていったんだそうです。
すっとのめる綺麗なつくりのシャルドネで、なかなかよかった。


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赤は、メゾン・ジョセフ・ドルーアンのラフォーレ・ピノノワール2010。ご存知
ドルーアンの裾物ですが、ラフォーレ・シリーズはどのVTも味わいに安定感が
あっていいですね。CP高し。


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〆は、ブリス・カベルネ・ソーヴィニヨン2010。カリカベです。複雑味や奥行きは
なかったけど、カジュアルに飲むならぜんぜんアリですね。カリカベ、一時期は
過熟感&強烈な樽香が味わいを支配していたので、自分から飲もうとは思いません
でしたけど、だんだんつくりがスマート路線に転換してきてます。



ご馳走様でした。Nさん、大変お世話になりました
(*^▽^*)

初夏を楽しむイタリアワインの会 in レジーナ

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北田屋さん主催のワイン会に参加してきました。「初夏を楽しむイタリア・ワイン
の会 in レジーナ」。最近、イタリアワインに興味を持ちつつあるので、渡りに船
な企画でした(^^)Noirさんももちろん参加です。さて、まずは料理のご紹介。


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「埼玉産人参のムース  コンソメジュレ添え」レジーナさん定番のムース。
人参のほのかな甘みがいいですね。


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「北田会長のルッコラの入ったカツオのインサラータ」ちょっと苦味のきいた
ルッコラがカツオの旨みをひきたてます。


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「馬刺しとトリュフのカルパッチョ」馬刺しも美味しかったけど、やっぱり鴨が
いいですね(^^)悲しいかな、ブルゴーニュ飲みの習性。


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「春野菜のリゾット」レジーナ鉄板リゾット。何度頂いてもあきません(^^)


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「ラザニア」レジーナさんニューアイテム。自分は今回で2度目でしたけど、
ほんと美味しい(^^)定期的に食べたい。


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「和牛のローストとベジパークさんの蒸し野菜」和牛とブルゴーニュの
口福マリアージュ☆ご馳走様でした。



ワインのご紹介も。

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スターターは、チェーロ・ロザート・フリツァンテ。セパージュは、ピノ・ビアンコと
ピノネロ。フレッシュなイチゴ風味。


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ニノ・フランコ・プロセッコ。PP90点。辛口のプロセッコって久しぶりです。
構造もしっかりしているし、コクがあって美味しかった。これはいいですね。


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ドンナ・コンスタンツァ・シャルドネ。ピエモンテ州ランゲ産シャルドネ。
香りは弱いんだけど、口に含むとけっこうトロピカル。


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モレリーノ・ディ・スカンサーノ・テルッツオ。サンジョベーゼらしいドライトマトや
赤系果実の香り。味わいもコクがあって、飲みあきしません。


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ルチアーノ・サンドローネのバローロ・レ・ヴィーニュ2007。これは素晴らしい。
ドライフルーツや干しプラムの香り。味わいは果実味が豊富なんだけど重さは
感じません。コクがあり、余韻はエレガント。


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タラブーソ・テッレ・デル・マルケサート。タラブーソのセパージュは確かカベルネ、
メルロー、プチヴェルドの三種だった記憶しているのですが、香りを確認すると
シラーっぽいベーコンや獣の香り。ちょっと飲みにくいかな、と口に含むとこれが
けっこう飲みやすい。いい感じの重みを感じます。

美味しいけど・・・ピノ好きならルチアーノ・サンドローネのバローロのグラスに
ついつい手がいってしまいますね。


以上、北田屋さん厳選ワインでした。そして、ここからは魅惑のNoir劇場のはじまり
はじまり、です。(※Noirさん持参+行商購入ワインです)


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ド・ラグランジュのヴォルネイ88。正直、ド・ラグランジュは美味しいボトルにめぐり
合った事がなかったので半ば敬遠気味だったのですが、このヴォルネイはかなり
イイです。少しグリップが弱かったけど綺麗に熟成していたし、これまで飲んで
きたそっけない味わいとは別物。


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ポチネ・アンポーのサヴィニ・レ・ボーヌ76。これを飲んじゃうと、せっかくの
ヴォルネイの味わいも霞んでしまいます。さすが76、酒質がよく、コクや果実味の
バランスが非常にいいです。幸せワイン☆


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アラン・コシュ・ビズアールのポマールVV82。出だしはアンポーに軍配をあげて
いましたけど、時間がたてばたつほどぐんぐん旨みがのってきました。
82はそこそこのVTですけどこれは美味しい!ビズアール(赤)もノーマーク選手
でしたけど見直しました。さすが、コシュ・デュリの親戚。


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ユドロ・バイエのオート・コート・ド・ニュイ2011。Noirさんの行商のお礼?
北田社長があけてくれました。ありがとうございます(^^)う~ん、ビオ。酒質は
綺麗だし、好きな人は好きなんでしょうけど個人的には・・・。隣に座られていた
Noirさんも終始「ビオだね・・・」と(笑)


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アンリ・マニヤンのキャトル・カラクテール2011。アンリ・マニヤンのスペシャル・
キュヴェ。レ・シャンポー、レ・カズティエ、エストゥールネル・サン・ジャック、
ラヴォー・サン・ジャックの4種の葡萄をブレンド。プライスが24Kということで、
ワクワクしながら飲んでみたら・・・うっ、これもまさかのビオ(笑)先日飲んだ
リュショットはノーマルな造りだったんですけど。


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〆シャン。アンリ・ビリオのキュヴェ・ジュリー。これは素直に美味しかった。
コクや深みがあって、大人な味わい。勿論アペにも使えますけど、〆に最適。
Noirさん、ご馳走様でした。


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気がつけば、0時まわっていました(^^)皆様、今回も大変お世話になりました。

レペトワ -ホテル西洋銀座-

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有給使って、ホテル西洋銀座にいってきました。お目当ては、フレンチのレペトア
(Repertoire)。5月一杯で営業を終了 されるとのことで、急遽休みをとって訪問
してきました。


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発起人の奥さんです。ちなみに、まわりを見ると殆どが有閑マダムでした。
(男性は自分含めて、たった三人!)

それでは、まずは泡で乾杯。


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ド・グラッシ家のラリアンス・ヴァンン・ムスー・ブリュット。雑味がなく、グイグイ
いけます。後口はドライで、料理のお供にぴったり。


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「伝統の温かい自家製スモークサーモン ディルとライムのクリーム」。こんなに
柔らかいサーモン食べたのはじめて。柔らかすぎて、最初ナイフがうまく入り
ませんでした(^^;(ちなみに、ナイフはクリストフル)


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「水蛸と黄色い西洋タンポポのサラダ仕立て」奥さんセレクト。自分もちょっと
頂きました。水蛸の食感と西洋タンポポの味わいが上手くマッチしていました。


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続いて白をオーダー。アンリ・ブルジョワのサンセール・ヴィーニュ・ブランシュ
2011。ソーヴィニヨン・ブラン100%。暑い日に飲む冷やし目のサンセールは
いいですね。

香りは、青草やハーブ、ピピドシャなど典型的なSB香。味わいも、なかなか
よかったです。ハーバルでミネラリー。ボディバランスも良く、あっというまに
グラスが空になっていました。


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「とろけるような鴨のフォアグラとレバーのパルフェ ピーナッツバターの香りと
ともに」左の超フワフワのパンにつけて食べると・・・う~ん、素晴らしい。


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「フランス産鴨フォアグラのポワレ ドライフルーツ、木の実、グロセイユを添えて」
奥さんセレクト。これも一口わけてもらいました。ううぅ、美味い。フォアグラの
旨みと、ドライフルーツ、木の葉、グロセイユの個性ある味わいが渾然一体と
なっていました。


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「牛フィレ肉のポワレ 赤ワインソースとエシャロットのピューレを添えて」
ちょっとお肉が硬目だったけど、味はよかったです。


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「オマール海老のブレゼ グリーンアスパラガスとのデュエット薔薇色の軽い
ロゼシャンパンソースで」奥さんセレクト。身がプリプリ。旨みがギュッと凝縮
されていました。(ピュリニーがほしい!)


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メインに合わせたのはこちら。ベルトラン・アンブロワーズのニュイ・サン・ジョ
ルジュ・キュヴェVV2010。ニュイサンの土っぽさ、力強さが感じられたけど、
余韻はけっこうエレガント。果実味やコクもしっかり感じられましたし、村名でこの
味わいなら個人的に及第点。アンブロワーズは総じて価格が良心的なので、普段
飲みによさそうですね。(でも、なぜか人気ないんですよね)


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ワゴンデセール。「お好きな物を選んでください」と言われ、どれにしようかな、と
迷っていたら奥さんが一言「全部のせで」。私もつられて「全部のせ」に・・・。


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どれも美味しかったです。特に、モンブランとオペラが◎。


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小菓子もしっかりと頂きました。


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コーヒーで〆。営業終了は残念ですが、その前に訪問できてよかったです。
ご馳走様でした。

北田屋さんワイン会

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先日、北田屋さん主催のワイン会に参加させて頂きました。会場は、北田屋2F。
料理はお馴染みレジーナさんのケータリングでした(^^)


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スターターは、ル・カノンのロゼ・プルミエール。メトード・リュラル(田舎方式)で
つくられた珍しいスパークリング。メトード・リュラルらしい、地酒っぽい軽快
な味わい。


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グルガゾーのシャルドネ2011。Noirさんも指摘されていましたけど、以前の
グルガゾーの作りとは一線を画しています。スタイリッシュ。


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ジャック・プリウールのピュリニー・モンラッシェ1erレ・コンベット09。安定感抜群。
親しみやすさと高貴さを併せ持った、稀有な逸品。


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自分供出品。ベルナール・モレのシャサーニュ・モンラッシェ1erモルジョ04。
安定感なら、ベルナール・モレも負けてはいません。心地よい果実味にきれいに
酸が絡んでいます。手前味噌ですが、好みの味。


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ロブロ・マルシャンのシャンボール・ミュジニー1erレ・グリュアンシール09
(マグナム)。ロブロ・マルシャンってマグナムには、エチケットの上と下に金の
ラインが入るんですね。うん、まずまず。


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オリヴィエ・ジュアンのシャンボール・ミュジニー・レ・ビュシエールVV10。
これは、美味しい。少し新世界よりの果実味だけど、10VTでここまで美味しい
シャンボールはそうはないと思います。


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Noirさん提供。ブリチェックのシャンボール・ミュジニー00。この熟成感、たまら
ないです。やっぱり熟成したピノノワールは素晴らしい。


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アンリ・マニヤンのジュヴレイ・シャンンベルタン11。はじめて飲む生産者。
均整のとれた体躯。これも今飲んで美味しい。


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同じく、アンリ・マニヤンの上級キュヴェ、リュショット・シャンベルタン11。
このクラスを今飲んで美味しいって、なんだか不思議な気分。熟成的には
どうなんでしょうか。


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こちらもNoirさん提供。ドルーアンのミュジニー04。悶絶ワインの登場です。
Noirさん、ありがとうございます。あぁ、このワインに言葉は不要。ピノノワールの
ひとつの完成系。


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そして、ジョゼ・ミッシェルで〆。ご馳走様でした(^^)今回はちょっとセーブしながら
飲んでいたので、前回の二の舞にはならずにすみました>北田社長(^^)

ル・ブール・ノワゼット

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奥さんとル・ブール・ノワゼット・トウキョウLe Beurre Noisette TOKYO)にいって
きました。パリのネオ・ビストロ、ル・ブール・ノワゼットの東京店とのこと。ちなみに、
ネオ・ビストロとは以下4点を満たしたお店のことをいうらしいです(出展:「パリの
ネオ・ビストロ」柴田書店)

1、一流のキャリアをもった実力派シェフ
2、「フランス料理らしい」料理
3、サービスや装飾は簡素
4、リーズナブルな価格


それでは、アペリティフからスタートです。

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私は、プロヴァンスの生産者、エドモンド・ティエリーのヴァン・ムスー・キュヴェ・
ロゼNVからスタート。シャンパーニュのようなコクやキリッとしたストラクチャーは
ないけど、酒質はきれいだし、フレッシュな味わいでなかなかよかった。

ちなみに、パリのル・ブール・ノワゼットのオーナーシェフの名前はティエリー・
ブランキですが、エドモント・ティエリーとは何か関係があるんでしょうか?


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奥さんはこちらを。ココファームのスパークリング・ロゼ・グレープ・ジュース。
これいいですね。アタックはカバやスプマンテと酷似。アフターになって、やっと
「あぁ、これはジュースだったんだ」と気づく擬似スパークリング。ちょっと甘め
だけど、冷蔵庫に冷やしておいたら重宝しそう。


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「アミューズ パテ・ド・カンパーニュ」パテとスパークリングを楽しみながら、
前菜を待ちます。


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「季節野菜の庭園風 バルサミコとアンチョビクリーム」美味しい野菜を食べると
充実した気持ちになります。


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「桜鯛のポワレ 桜海老とハマグリのマリニエール風」 桜海老の塩味が桜鯛の
旨みを引き立てます。先日のマキシム・ド・パリの桜鯛も美味しかったけど、
こっちの味付けの方が好み。


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「牛ハラミ(バベット)ステーキ 赤ワインソース クレソンサラダ添え」ボリューム
のあるステーキ。甘めの赤ワインソースがチョイスしたワインと好相性でした。


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ワインはこちら。赤がラングドックのdA(ディーエー=ジャン・クロード・マス)という
生産者の、ピノノワール・リザーブ・アストラック2011。南仏らしい果実味しっかり、
酸低めのスタイル。ステーキにぴったりな味わい。。


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白は、バロン・フィリップ・ロートシルトのカラバス・シャルドネ(VT?ボトル撮り
忘れ)。こちらも重心低め。ちなみに、「カラバス」とは「長靴をはいた猫」に登場
するカラバス侯爵に由来していうんだそうです。濃厚、トロピカル。冷やし目で
グイグイ飲むにはいいかも、です。


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「苺のミルフィーユ ヴァニラアイス ガトーショコラ」デザートも美味しjかった。


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「自家製マドレーヌ&ココナッツのギモーブ」 (右)


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コーヒーで〆。


料理の斬新さや目新しさは特になかったけど、前菜からメインまで美味しく頂き
ました。また近いうちにお邪魔したいです(^^)それはそうと、ネオ・ビストロと
きくとパリのル・コントワールを思い出します。ああ、また食べにいきたいなぁ。