令和6年4月の購入ゲーム | とりあえず日々ボードゲーム

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日本の片隅、島根県の浜田市で日々ボードゲームにはまっている管理人が、とりあえずボードゲームについて色々と書いていく(予定)のブログです。

 さて、新年度になり職場の体制も少し変化があり、結果としては例年通りの修羅場モードが続く日々であっという間にひと月が終わったという感じのいつもどおりの4月でしたね。世間的にはゴールデンウィークに入ったところもあるみたいですが、このタイミングで休みなんてとれないので仕方なくカレンダー通りお仕事、ゴールデンウィークまでのあと数日頑張ります。ゲームマーケットももう少し後ろにずらしてもらえるとね…と思いつつも現状家族でにしても単独でにしてもさすがに東京まではいけないので将来的な意味ですけど。

 

 さて、ゲーム会の方はというとちいの復帰参戦があった3月からすると離脱した4月は予定通りペースダウンとなりましたが、それでもまあ週一の開催は確保できていたので何よりという感じです。ただまあ、5月に入ると久しぶりに芋の帰省があるので(主にボードゲームで)忙しいゴールデンウィークとなりそうです。

 

 まあ、そんな近況はともかくとして4月に購入したボードゲームの紹介です。先日行われたゲームマーケットの新作の流通が徐々に始まっていますが、本格的に情報が出ていないことなどもあって4月は久々にポチった数が少ないですね。その分来月が心配ではありますが、とりあえずライナー先生枠は今月もなかったので「軽量級枠(60分くらいまでですが、この辺の基準は管理人の適当です)」からとなります。

☆モンスターへクス

○概要

作者:かぶきけんいち

対象年齢:9歳以上

対象人数:2-4人

標準時間:30-45分程度

 

 何だかんだと新作を購入しているGAMENOWAさんのゲームマーケット春の最新作でタイル配置による陣取り系タイトルのようです。仕組みとしては配置したタイルで目標を囲みそのマジョリティで獲得権を競うとありそうな仕組みですが、どんな調整になっているのかが楽しみです。ちなみに、SNSでゲームマーケットの戦果を伺うに瞬殺レベルだったようで先に購入しといてよかったという感じですね。

 

続いては「中量級からです(60-120分未満くらい)」からとなります。

☆ボンガル

○概要

作者:アランムーン&リチャードボーグ

対象年齢:12歳以上

対象人数:3-5人

標準時間:60-90分程度

 

 オーストラリアのアボリジニの聖地で儀式を行いその栄光を競うボードゲームのようです。ディスク、立方体、円筒形の3種類のコマを配置しマジョリティなどを競う仕組みが特徴なのかな。「チケライ」のアランムーン氏、「コマンド&カラーズ(「自宅ゲーム会82」を参照。)」のリチャードボーグ氏という豪華タッグの割にイマイチ名前を聞かないのはテーマのせいなんでしょうかね。どんなゲームになっているかは楽しみです。

 

 

☆Slay the Spire:The Bordgame

○概要

作者:GaryDworetsky&AnthonyGiovannetti&CaseyYano

対象年齢:14歳以上

対象人数:1-4人

標準時間:90分程度

 

 有名な同名デジタルゲームをボードゲーム化したタイトルのようです。もともとがデッキ構築によるターンベースのハック&スラッシュという感じのゲームなのでボードゲームにした時のイメージはつきやすいのですが、ソロから協力ゲームへと変わっているのでこのあたりがどんな感じなのかは興味深いです。ちなみに、管理人はデジタル版をちょこちょこプレイしておりキックスターターの時は悩みに悩んだ末に内輪にプレイしている人間がいなかったのでパスをしたのですが、まさかの芋からの要望で購入決定。GW中にはプレイを予定しているので楽しみですね。

 

 

最後は「重量級枠(120分超&ウォーゲーム)」です。

☆ワンダーランズウォー

○概要

作者:TimEisner&BenEisner&IanMoss

対象年齢:13歳以上

対象人数:3-5人

標準時間:一人当たり30分程度

 

 「不思議の国のアリス」の舞台であるワンダーランドをテーマにしたマルチ系のボードゲームのようです。BGGでも100位代と非常に評判が良く面白そうなのですが、それにしてもテレビゲーム(かつて「アリスインナイトメア」という精神を病んだアリスが狂気のワンダーランドに迷い込むというアクションゲームがあった)にしてもボードゲームにしても不思議の国のアリスってこういう不穏な雰囲気のゲームにリメイクされやすいですね。

 

 

☆ヒトラー暗殺計画(コマンドマガジン第176号付録)

○概要

作者:中嶋学

対象年齢:14歳以上

対象人数:1人

標準時間:90~180分程度

 

 タイトルの通り第二次世界大戦におけるヨーロッパを舞台に、反体制派を率いて独裁者ヒトラー打倒を目指すソリティアゲームのようです。デザイナーは当ブログでやりとりをしている「太平記(「自宅ゲーム会177 中盤」を参照。)」のデザイナーである中嶋真氏の実弟中嶋学氏(通称まなぶんさん)で、以前配信をされた本作の個人製作版では管理人自身テストプレイヤーとして参加させていただいていたので、そのタイトルがこうして一般商業タイトルになったという感慨深いタイトルでもありますね。

 

 

☆ジークジオン

○概要

作者:柳沢玄

対象年齢:- -

対象人数:2人

標準時間:180分程度

 

 機動戦士ガ〇ダムで描かれた地球連邦とジオン公国の争い、通称一年戦争をテーマにした戦略級のウォーゲームのようです。戦略級の一年戦争というと自分が知っている範囲では同人ばかりですが、中嶋真氏の太平記システムによる1時間程でプレイできる「一年戦争全期(「自宅会455 前」を参照。)」、未プレイですがTDFさんによる超大物級「一年戦争」があり、公称3時間というとその間くらいでプレイはしやすそうです。TDFさんの一年戦争もプレイできる状態にはあるので比較プレイがしてみたいですね。

 

 

☆クランズオブカレドニア

○概要

作者:JumaAl-JouJou

対象年齢:12歳以上

対象人数:1-4人

標準時間:一人当たり30分程度

 

 19世紀のスコットランド発展をテーマにしたボードゲームのようで、名作「テラミスティカ(「自宅ゲーム会48 後半」を参照。)」の影響を随所に受けているタイトルらしいです。見た目的にはどちらかというとアグリコラとかそっち寄りの牧歌的な印象ですがどんなプレイ感なんでしょう。現時点でBGG65位(R6.4.30現在)とかなりの上位にあるタイトルということもあって楽しみです。

 

 

 以上が4月に購入したゲームとなります。前月にもまして本数は少くなりましたがいくつか大物がいますねw

 ついでに、ゲームマーケット春ということもあってこれ以外にもクラウドファンディング系が結構届いていましたが、その辺りはおいおい。5月はゲムマの新作ラッシュが来そうで心配なところも多いのですが引き続きこれくらいの水準でかんばっていきたいところですね。

 

 最後になりますが上記の「ヒトラー暗殺計画」を制作されたまなぶんさんは、兄である中嶋真氏とプレイされたウォーゲームを当ブログが紹介していた際にそのブログへコメントをいただいたのがきっかけで交流をさせていただいていた方で、近年制作された「ラン〇ラルの戦い」の戦いに始まり関が原、アフリカ戦線、ヒトラー暗殺、アルンヘムといったタイトルにテストプレイヤーとしても参加させていただいておりました。テストプレイにおいて「ゲームバランスを考慮するとこうなのでは?」という管理人の意見に対し「いやでもシミュレーションとしてその設定は堅持したい」というまなぶんさんの返答、というやりとりをほぼ毎作繰り返していたのが今でも印象深い思い出です。次は駅伝をテーマにしたタイトルを作ると意気込んでおられ、管理人自身駅伝にはそれほど詳しくはないものの、逆にどんなゲームが出来上がるのかと楽しみにしていましたが、その最中昨年の夏ごろから連絡がなくなり体調でも悪くされたのかと心配をしていました。そんな折に、コマンドマガジンの新刊にこの「ヒトラー暗殺計画」が採用されたということで喜ばしいことと思い入手したのですが、本文の中嶋真氏の記事によりまなぶんさんの訃報を聞くこととなりました。今まで制作されたもの以外でも、こんなテーマのものを作りたいといくつものテーマを話しておられ、ご存命であれば今後も様々なゲームをデザインされることになったのではと思うと急なお話に残念でなりません。ご冥福をお祈りいたします。

 

 

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