令和6年5月1日
さて、5月に入りゴールデンウィーク直前(世間的には入っているらしいがw)ですが、久々に芋が帰省したので早速ボードゲームをプレイします。とはいえ、翌日も仕事なので、同じく翌日も学校の長女に声をかけ3人で手軽なタイトルを1ゲームだけプレイします。
☆容疑者トリック
○概要
作者:MarkusW.Leon
対象年齢:10歳以上
対象人数:3-4人
標準時間:30分程度
殺人事件の犯人と凶器をトリックテイキングの中で推理していくゲームとなります。
①ディーラーはタイルから犯人と凶器をランダムに引きます。
②各プレイヤーが1枚ずつカードをプレイし、最後にディーラーが勝者を宣言します。
③情報をもとにディーラーに対してディーラー以外が予想する犯人と凶器を提示します。
④正解していれば得点がもらえ、不正解であれば得点はもらえません。
⑤ディーラーは全員の正解が遅れれば遅れただけ得点が受け取れます。
⑥これらを7トリック繰り返してラウンドが終了します。
⑦プレイヤー人数回ラウンドを行い、最も多くの得点を獲得したプレイヤーの勝利となります。
〇プレイ経過
ゲーム開始時の様子です。最初のディーラーは管理人が行いましたが、長女がまさかの1トリック目で正解を出すという展開で…
長女がダントツの勝利という結果でした。残る大人二人は接戦、序盤から中盤にかけては芋が2位で管理人は最初のラウンド(芋にも2トリック目で正解されたw)で稼げなかったのが大きく出遅れましたが、最終ラウンドでは2トリック目で管理人が正解を出し僅かに1点差でしたが逆転に成功した管理人が2位という結果でした。
〇評価
トリックテイキングと推理ゲームが合体したようなカードゲームです。
ディーラーのみが把握する犯人と凶器に一致するカードが切り札となり自信を含むプレイヤーがプレイしたカードの中からディーラーがトリックの勝者を宣言、ディーラー以外は勝者判定の結果から犯人と凶器を推理していきます。トリックの勝利自体も得点となっており、切り札を知っているディーラーからすれば勝利すること自体はたやすいことですが、当然その分だけ要素を絞られやすくなるともいえます。ディーラーとしては如何に自分でトリックを獲得しつつ正解を誤魔化していくか、ディーラー以外であればディーラーのプレイを中心にトリックの勝者の情報から凶器と犯人を如何に早く当てていくかというのはそれぞれ考えどころとなっています。
その一方で、毎トリックごとにディーラー以外は犯人と凶器を推理し、選んだタイルをディーラーに渡して成否を確認するという一連の作業が挟まれるため、トリックテイキングとしてのテンポはどうしても悪くなります。
また、上記の通り推理の駆け引きが面白いところではありますが、手札やたまたまによってどうしようもならなくなることも多いという印象です。
そんなわけで、トリックテイキング&推理というのはなかなか面白い発送だと思うのですが、もう少し調整が欲しいかなという感じのゲームでした。
本日はこの1ゲームだけで終了としています。