本日は第４９期棋王戦５番勝負/第３局「先手は藤井棋王、戦型は角換わり」

初防衛を目指す藤井聡太棋王に

今期２度目のタイトル戦登場を果たした

「藤井世代」の一番星・伊藤匠七段が挑戦する

第４９期棋王戦コナミグループ杯５番勝負。

ここまで２局を消化し、藤井棋王の１勝１分け。。

両者にとってシリーズの正念場となる注目の第３局が

本日、新潟県は新潟市「新潟グランドホテル」にて

運命の幕を開きます。。

藤井棋王の今期ここまでの成績は５０戦４３勝７敗（．８６０）。

春の名人を奪取に始まり、叡王、棋聖、王位を立て続けに防衛。。

秋の王座戦で奪取に成功し史上初の八冠独占を達成しました。

伊藤七段の挑戦を受けた竜王戦で貫禄の防衛を果たし

２０２３年を締めくくった藤井棋王は新年も幕開けから絶好調。

菅井竜也八段の挑戦を受けた王将戦を史上空前の圧勝で制し

まずは防衛達成、棋王戦も全冠独占維持へひた走ります。。

対します、伊藤七段の今期ここまでの成績は

６２戦４７勝１５敗（．７５８）。順位戦はＣ級１組で７勝２敗。

対局数、勝利数の部門で全棋士中のトップに立ちます。。

藤井棋王と同じ２００２年生まれの秀英は今期大ブレーク。

Ａ級棋士を次々となぎ倒し竜王戦の挑戦者に名乗りを上げると

棋王戦で早くも２度目のタイトル挑戦権を獲得。あっという間に

タイトル戦線の主役に躍り出ました。。

竜王戦は藤井竜王の高くて厚い壁の前に完敗を喫しましたが

ＡＩ流研究将棋を違和感なくものにする「藤井世代」の一番星は

その経験を糧として、棋王戦でのアップセットを狙います。。

気になる両者の対戦成績は

ここまで９戦して、藤井棋王が８勝１分けと圧倒中。。

伊藤七段としては本局で一矢を報いて今後に繋げたいところ。

対局開始は午前９時より。

第３局の先手は藤井棋王で互いに飛車先を突く出だしから

定跡手順の進行となり、後手の伊藤七段から角交換を敢行。。

戦型は引き分けた第１局と同じく「角換わり」となりました。。

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