切干大根、大好き
ご存知の通り、大根を細く切って天日干ししたもの。
私も何度か作ったことがありますが、大量に切っても干すとびっくりするくらい少量になっちゃいます。
おひさまの光と風をたっぷり浴びてカラカラになると、生の大根からどんな変化か起こるのでしょう。
生の大根と切干大根の栄養価を比べてみよう
| |
だいこん 根、生、皮付き（100g） |
切干し大根 乾（20g） |
| ビタミンＢ１ |
0.02㎎ |
0.07㎎ |
| 鉄 |
0.2㎎ |
0.62㎎ |
| カリウム |
230㎎ |
700㎎ |
| カルシウム |
24㎎ |
100㎎ |
| マグネシウム |
10㎎ |
32㎎ |
※切干しだいこんは水で戻すと約4～5倍になるため、生とだいたい同じ量になるよう20gで換算しています
※日本食品標準成分表2020年版（八訂）より
糖質をエネルギーに変えるビタミンＢ１をはじめ、ミネラルの代表選手である鉄、カリウム、カルシウム、マグネシウムが生に比べてかなり多いことがわかります。
ただし、長い時間水で戻したり茹でたりするとかなり減ってしまうので、水戻しの時間はなるべく短くするのがおススメです。
おひさまをたっぷり浴びてミネラルが増え、
骨を丈夫にする余分な塩分を体外に排出し、血圧を正常に保つ
貧血を予防・改善する
筋肉を正常に収縮させる
といった効果が期待されます。
もちろん、生は生の良さがありますから（消化酵素のはたらきで胃腸の調子を整えるなど）、両方上手にとっていきたいものです。
さて、切干大根といえば、煮物が一般的ですね。
これも大好きなのですが、マンネリになりがち。
そこで私は、さっと水で戻してそのまま火を通さずに使うことがけっこうあります。
サラダやはりはり漬けなど、歯ごたえを楽しめるメニューもいいですよ
今日は、お子さまにも好評な「切干ナポリタン」を紹介します
うちの二男も、大好きです。
ごめんなさい、単品で写真を撮らなかったので、ある日の弁当の一品です
切干ナポリタン 約4人分
＜材料＞
・切干大根 20g
・ピーマン 1個
・人参 3cmくらい
・玉ねぎ 小1/2個
✤みりん 大さじ１
✤ケチャップ 大さじ3
✤牛乳 大さじ２
✤粉チーズ たっぷり
＜作り方＞
①切干大根は短い時間で水戻ししておく。ピーマン、人参は千切り、玉ねぎは薄切りにしておく。
②フライパンに油を熱し、水をよく絞った切干大根とピーマン、人参、玉ねぎを炒める。
③野菜がしんなりしたら、✤の調味料を加え、炒め合わせる。
※ウインナーやベーコンなどを入れるとさらにおいしい。
スパゲッティのナポリタンのような味わいで、歯ごたえがあり、とてもおいしいですよ～
ぜひ、お試しください
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