糖質オフという言葉が流行ってかなり経ちますね。

ビールもカップ麺はもちろん、ご飯や調味料まで、「糖質オフ」をうたっている商品が世の中にあふれています。

 

先日友人に「夜は糖質(炭水化物)は摂らないんだよ。肉はいくら食べても太らないんでしょ?」と言われ、返答に困ったことがありました。

 

糖質オフの商品を見ると、糖質は少ない方がいいんだなと思いますよね。

 

 

確かに、糖質は必要以上に摂ると体脂肪として蓄積されるので、肥満につながります。

そのことが過大解釈されて、「糖質は太る=ご飯は太る」という考え方があっという間に広がってしまったのではないでしょうか。

 

お得な値段でステーキを食べられる某チェーン店では、肉を食べたグラム数でポイントがたまるシステムを導入していました。

この店で食事をするお客さんも「肉はいくら食べても太らないから、米は食べないで肉をたくさん食べる」とインタビューに答えていました。

 

ちょ、待てよ。

 

 

肉って脂質も多いこと、ご存知ですよね。

たんぱく質たくさんとれるけど、たんぱく質も摂りすぎると体脂肪としてからだにため込みますけど。

 

そして何より、わたしは糖質の大切さを伝えたい!!

 

かかわらせていただいたアスリートの中にも、「糖質恐怖症」の選手が何人かいました。

これだけ世の中に糖質オフが根付いてしまい、「ご飯食べると太る」という恐怖感がぬぐえないのも仕方ないかもしれません。

 

でも私は、なんとかして糖質を必要量しっかり摂ってもらおうと、ゆっくりゆっくり、その大切さを伝えていきました。

 

ではなぜ、糖質は大事なのでしょう。

 

<糖質とは>

「炭水化物」と「糖質」という、よく似た使い方をされる言葉があります。

「炭水化物」は「糖質」と「食物繊維」を合わせた総称で、食物繊維はエネルギーをもたず、消化吸収もほとんどされないので、からだを動かすエネルギー源となるのは「糖質」です。

 

<糖質の役割>

・1g4㎉のエネルギーになり、全身にエネルギーを供給する。

脳や神経系にとって唯一のエネルギー源となる。

 

車でいえば、ガソリンのイメージ。ガス欠では車は走ることができませんよね。

 

たんぱく質や脂質もエネルギーをもちエネルギー源となりますが、糖質は素早くエネルギーに変わってからだを動かしてくれるので、糖質が不足すると疲れを感じやすくなります。

 

また、わたしたちのからだは、必要エネルギーが得られないと、生きるためにいろいろな手段を使ってエネルギーを得ようとします。

 

▲「エネルギー源をあまり入れてくれないからだなのね」と判断し、いざというときのために体脂肪をためこんでおくようになる。

たんぱく質からエネルギーを得ようとする。

 

つまり、糖質が不足すると、

 

太る

筋肉づくりのために摂ったたんぱく質がエネルギーとして使われてしまう

 

という、とても残念なことが起こってしまうのです。

 

 

糖質オフはダイエット目的だったはずなのに、太るなんて・・・・ガーン

 

それほど、からだは生きていくためのエネルギーを必要としているんですね。

 

 

みなさん、こんなイラストを見たことはありませんか?

「食事バランスガイド」といいます。

 

 

 

  • 1日に、「何を」、「どれだけ」食べたらよいかを考える際の参考にしていただけるよう、食事の望ましい組み合わせとおおよその量をイラストでわかりやすく示したものです。
  •  
  • 健康で豊かな食生活の実現を目的に策定された「食生活指針」(平成12年3月)を具体的に行動に結びつけるものとして、平成17年6月に厚生労働省と農林水産省が決定しました。

                           ※農林水産省ホームページ「食事バランスガイドについて」より

 

コマの絵は、面積が広いほどたくさん摂りたいものを表しています。

つまり、1日の食事の中で一番多く摂りたいものはごはん、パン、麺などの「主食」です。

 

また、国民の健康維持、栄養素欠乏症の予防、生活習慣病の予防などを目的に厚生労働省が示す、エネルギー・栄養の摂取量の基準である「食事摂取基準(2020版)」によると、

1日に摂取するエネルギーのうち50%以上65%未満炭水化物から摂りましょう

と推奨されています。

 

食事全体の半分は炭水化物ですよ!

それだけ必要だということなんです。

 

日々ハードなトレーニングを行っているアスリートならなおさら。

まして成長期のアスリートは、エネルギー不足に陥りやすいので、糖質はしっかり摂ってほしいのです。

 

まずは1回の食事を俯瞰的に眺めてみて、主食(糖質)が半分くらいの量になっているか、確かめてみてくださいねニコニコ

 

 

 

もちろん、糖尿病などの病気があり、医師から糖質制限の指導を受けている方は必ず従ってください。

 

 

 

 

 

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【プロフィール】加藤 扶美(ふみ)


【資格・経歴】
元小学校教諭(中学校・高校保健体育教員免許あり)
調理師(5年間飲食店勤務)
アスリートフードマイスター1級(静岡県で3人)
健康食アドバイザー
生活習慣病予防アドバイザー
ジュニア食育マイスター
アスリート料理アドバンスプランナー
身体に優しいアスリート料理認定講師
身体に優しいアスリート料理認定教室


【活動実績】
静岡県内強豪高校サッカーチーム栄養サポートスタッフ
静岡市・藤枝市・牧之原市等小中学校食育セミナー講師
J-STAR SPORTS FESTIVAL2019 「アスリートフード講座」講師
藤枝市生涯学習講座「時短・簡単バランス料理」講師
静岡市・藤枝市小学生サッカーチームセミナー講師

リビングカルチャーセンター静岡「アスリートごはん塾」セミナー講師
静岡大学サッカー部セミナー講師・食事提供
アスリートパーソナルサポート:
大学生フィギュアスケート(女子)
大学生・高校生器械体操(女子)
高校生やり投げ選手(女子)
高校生サッカー選手(男子)
二人のサッカー小僧たちを育てた母

 長男・二男とも静岡県内強豪校(二男は在学中)

 長男は関東大学リーグ一部蹴球部出身(日本代表選手、Jリーガー多数輩出)

 

【メディア】
SBSラジオ「鉄崎幹人のWASABI」出演
KMIX(FM静岡)「野菜をMOTTO presents おかえりマルシェ」出演