練習きつかった、1日中試合だった・・・なんていう日は、からだのエネルギーを使い果たし、空っぽ状態のはず。
おまけに、この酷暑の中では、エネルギー消費量もハンパないです。
翌日に疲れを残さないためには、しっかり休んでしっかり食べるしかありません。
どれだけ暑くても疲れていても、もりもり食べられる選手もいれば、暑さや疲れで食欲が落ちてしまう選手もいます。
食べられる選手は問題ありません。これも一つの特技です。
さて、食欲が落ちてしまう選手はどうしたらいいでしょうか。
食べるしかないんです。食べなきゃ明日もくたくたです。
いや、今日やらなきゃならない宿題だってあるかもしれませんよね。
だから、疲れすぎて食欲が落ちる選手、少食の選手には
回数を分けて食べましょう
と伝えています。
ふつうの大人は3食、食べ盛りの子どもは補食（おやつ）を入れて4食。
ハードなトレーニングをしている選手なら、5～6食とってもいいと思います。
1回の食事で十分とれないなら、こうして回数をわけて1日分の必要エネルギーを満たすのです。
内容も、食が細い選手ならなおさら工夫する必要があります。
それは、かさが小さくて高いエネルギーが得られるものを用意することです。
油を上手に使う
これが一番手っ取り早いです。
脂質は 9kcal/g 、糖質とたんぱく質は 4kcal/g。
少量で高いエネルギーが得られる便利な食品です。
ごはんにごま油と醤油をかける、味噌汁に油をたらす、サラダにドレッシングをかけるなどのちょい足しで
ちょいエネルギーアップ
もちろん、揚げ物を食べてもいいです。でも、食欲ないとき油はキツイかもしれませんね。
そして、試合前は油っこいものは消化が悪いので控えてください。
いも、かぼちゃ、麺類、餅をおかずに使う
糖質が多いいも類、かぼちゃ、麺類、餅は、おかずに上手に使うとエネルギーアップできます。
ということで、今日はじゃがいもを使ったかんたんおかずをご紹介します
じゃがいももち
※直径5cmくらいのもの6個分
①じゃがいも（男爵 小4個）は茹でるまたは蒸して柔らかくしてから皮を剥く。
②熱いうちに、片栗粉（大さじ4）と塩（小さじ1/3）、こしょう少々を加えて、めん棒などで潰す。
⑤ひっくり返して裏面もこんがり焼色がついたら出来上がり
この日、二男は腹痛を訴えて学校を早退、食欲もほとんどなかったので、ごく少量の夕飯。
用意していたのは豚ロースソテーだったので、ちぃ～さく切って3切れだけにしました。
付け合せみたいな感じでいももちを。
食べやすかったようで、
「美味しい〜」と言いながら完食しました
今回は消化の良さを考えてチーズしか入れませんでしたが、
+ひじきで鉄分&カルシウムアップ
+枝豆でたんぱく質アップ
など、食材をプラスして栄養価を上げるのもオススメ
また、油を多めにして揚げ焼きにすれば、エネルギーアップしたい選手にはぴったりです。
より、周りがカリッとして美味しくなり、ついつい食べ過ぎちゃいます
おつまみにもいいんだよねぇ〜
この夏、しっかり食べて体重を減らさないことが、秋からの本格的な試合でライバルに差をつけるためにはとても重要！
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