女子プロゴルフの「SYNC」
女子プロゴルフ界といえば宮里藍と横峯さくら。
ここに割って入ろうとしている新星・諸見里しのぶ。
何かマンガに出てきそうな名前がそろう。あるいはスケバン刑事風のドラマに。
本日(5/22)中京テレビ・ブリヂストンレディスでは首位スタートの諸見里を交わして宮里が優勝を果たしたが、この次世代の3強(と呼ぶのは早すぎるか)が突如として現れた背景には何があるのだろうか。
宮里と横峰に共通するのは父親の情熱的な指導の下、素質を開花させたこと。この父親の存在がゴルフファンの中心となる世代の心を掴んだのだろう。
また、彼女たちには「若さ」はあるが「軽さ」は感じないところが凄い。いかにも「出来の良い娘」という感じ。なかなかいないタイプの子であることも好感を呼ぶところだ。
父親の教育も素晴らしいのだと感じるし、ゴルフ界全体がまだ「硬派」な部分が残されているということか。
それに続く諸見里。多少毛色は違う気がするが、先の2人の活躍を見て良いイメージが出来ているのだろう。これからどうなるか楽しみだ。
マスコミの注目している今、多くの若手がチャンスを狙っている。まだまだ新星は登場しそうな雰囲気である。
ネーミングの「SYNC」
本(特にビジネス自己啓発系)のネーミングにみられる「SYNC」。
一般的なのは対比型のネーミング。
[代表例]
~な男、~な女
頭のいい人、悪い人の~
金持ち~ 貧乏~ 等
「あなたはさあどっち?」という問いかけを含んでおり、タイトルを見た人をドキドキさせるのでしょうか。
個人的にはそういった「1か0か」の議論は好きではないんだなあ。
中の下クラス、グレーゾーン真っ只中の私としては。
また、「3つの~」とか数字が載っているものも手に取りやすいのでは。
本を読む時間は結構取り辛い。項目の数を教えてくれればちょっと読んでおこうか、という気にもなります。
私は自己啓発に関する本も読みます。かなり読んだ。しかしどれも似たり寄ったりでたいしたものは得られないことがわかってきました。
ベンチャー系の本は「だから何?」って感じだし。
やはり実戦経験から得られるものの方が大きい。
松下幸之助氏や稲盛和夫氏等の本を2~3冊読んでおけば十分。(世に出ているビジネス自己啓発本の内容、全て入ってます)
また、岡本太郎氏の言葉は気合が入ります。(爆発します)
それ以外は専門書を沢山購入した方が現実的。
他に、ブログのタイトルも「SYNC」の傾向あり。
「~の~日記(ブログ)」 みたいなやつです。
渋谷方面の社長の影響が強いのでしょうが。
人のことは言えませんが。
運輸関係事故の「SYNC」(まとめ)
ここ数日の運輸関係の事故に関するまとめ。
[4月25日]
JR福知山線脱線事故(尼崎~塚口間)
死者107名 負傷者460名
[4月29日]
羽田空港閉鎖滑走路への誤進入
管制官18人全員が滑走路閉鎖を失念
[5月2日]
JR常磐線小木津駅オーバーラン
170mオーバーラン、運転手は「考え事をしていた」
[5月3日]
静岡県警小型ヘリ墜落
住宅地に墜落、乗務員5名死亡
[5月4日]
小型ヘリ東海道新幹線(掛川~浜松間)送電線を切断
近くの駐車場に不時着
JR西日本では脱線事故以降、オーバーランが急増しているとの事。
乗客は気が気でないだろう。
ここから学ばなくてはならないことは多い。
集団行動・集団心理
ヒトの間におこる同期現象、「集団思考」や「集団心理」がそれに当たる。
1970年代に社会学者のマーク・グラノヴェッターによれば、「群集を作り成している個人が暴動を起こすかどうかは、他の個人の行動次第」とのこと。(「SYNC」より)
企業・民族・国家を形成するノード(接続ポイント)を持つネットワークを考えた場合、
各ノードは自分の意思決定について影響力を持つ「隣接者」群に注目し、その動向により自らの行動を決定することになる。
ここで、
・個人の閾値(※)が高かった(個人としての考えが確立されている)場合
・あるいは隣接者の影響が個人の閾値よりも低かった(どうでもいいレベルだった)場合
は、その影響は広がらない。
(※)閾値:臨界値。個人の判断基準に占める他の動向の割合とすればわかりやすい。
中国で引き起こされた反日デモについても、
急激に広まったインターネット・携帯メールにより集団を形成するネットワークが密になり
→ノードの接続性(他とのつながり)が高まる
→他人の意見が急速に流入→個人の閾値が相対的に下がる
ことにより、扇動者の企みが急激に拡大してあそこまでの規模になったものと考えられる。
もちろん民族性や荒唐無稽な反日教育の影響もあるが。
この考え方は政治活動だけでなく、「流行」にも適用することが出来るようである。
大事には至らなかったが
大きな事故とはならなかったが
---------------------------
4日午前10時27分ごろ、静岡県掛川市満水の東海道新幹線掛川―浜松駅間の送電線にヘリコプターが接触、送電線を切断し停電した。ヘリコプターは近くの駐車場に不時着した。ヘリに大きな損傷はなく、けが人はいない。
(5月4日毎日新聞)
---------------------------
最近の事故の多発の影響から、たまたま報道で取り上げられた(普段は取るに足らないものとして処理される)ものであったとしたら、日常の安全というものは非常に脆いものであるということを実感。
私は土木の施工管理業務に携わっていた経験があるが、安全教育の内容で必ず話されるのが「ヒヤリハット」のピラミッド(1:30:300の法則)。
大事故が 1 としたら、
危険な出来事が 30
事故には至らない「ヒヤリ」「ハット」が 300
あったということ。
これだけ事故が起きるという事は、無数の「ヒヤリハット」が放置されていたということ。
安全教育の見直しの必要があるということか。
大事故の「SYNC」
「まさか」という予想できない事故が続いています。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
------------------------
5月3日、静岡県清水市の住宅街に連休中の交通渋滞状況を調査していた静岡県警の小型ヘリが墜落。
住宅をかすめるようにしながら高度を下げ続け、アパートの屋根の一部を壊して墜落・炎上した。
(5月4日朝日新聞の内容を整理)
------------------------
本当にどこにいても安心できない、という気持ちにさせられます。
反骨の「SYNC」
登場した頃は「のしげ」なんて呼ばれたりもした(記憶があります)
黙々とストレート・フォークを投げ続けて十数年。ただひたすら自分のスタイルを貫き通す姿。渡米する際はわがまま呼ばわりされたものの今では「パイオニア」扱い。
「言わさんようにしたらええんや。という気持ちを自分に対して持っている」ということらしい。
岡本太郎氏の言葉でもある。
「ただ僕はありのままの自分を貫くしかないと覚悟を決めている。それは己こそ最大の敵として、容赦なく闘い続けることなんだ。自分が頭が悪かろうが、面がまずかろうが、財産が無かろうが、それが自分なのだ。それは”絶対”なんだ。」
サンボ山口氏も。
「俺はここでロックがやりてえんだよ!」
周りの声を気にしない反骨精神。
周りに「SYNC」しない男たちの「SYNC」だ。
開襟「SYNC」
4月27日、環境省(環境相:小池百合子)が夏の軽装の愛称を「COOL BIZ(クールビズ)」に決定したとのニュースについて。
「省エネルック」よりは幾分ましだが、「E電」と同様の道を歩むことは確実。
「夏の冷房を28度に設定しても、職場で涼しく効率的に格好良く働くことができる」というイメージとの事であるが・・・
数年前からここでやってます→関西広域連携協議会
その活動の一つ「夏のエコスタイル・キャンペーン 」(リンク先は平成16年度のもの)
[内容]
1. 適正冷房の基準
・事務所・会議室における適正冷房の実施(28℃)
・公共的な場所における過冷房の抑制
2. 軽装の奨励
各団体や企業等において、職場における服装として信用と品位を損なわず、暑苦しさや不快感を感じさせない清潔感のある軽装を奨励します。
実際、打合せ等で役所に行っても皆ネクタイは外しています。
「SYNC」もどきの事例として。
「エコスタイル」の方が目的・イメージ共にわかりやすいと思いますが。
交通機関系「SYNC」継続中
交通機関の「SYNC」が継続しています。ってのんきに書いている場合ではない。
------------------------
2日午後1時44分、茨城県日立市日高町のJR常磐線小木津駅で、上野発いわき行き下り普通電車(7両編成、乗客約120人)が、停車位置を約170メートル行き過ぎて止まった。(5月2日読売新聞)
------------------------
運転手は「考え事をしていた」そうで。乗客の方々は相当怖かっただろうに。