パン列車が大盛況【IGRいわて銀河鉄道】 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

IGRいわて銀河鉄道で、パン列車が運行されました。

面白そうな車内販売ですので、利用してきました。

 

【1】IGRいわて銀河鉄道

東北新幹線の盛岡以北が開業した際に、並行在来線が第三セクターになりました。

盛岡~好摩~二戸~目時の岩手県内が「IGRいわて銀河鉄道」です。(目時以北の青森県内・八戸方面が「青い森鉄道」になりました。)

自社では特に観光列車は走らせていません。地域輸送が主力ですので、普段は車内販売を実施していません。

ですから、私が「IGRいわて銀河鉄道」に乗車したのは、北斗星で通過したことだけしかありません。

 

【2】1月21日に「パン列車」

この「IGRいわて銀河鉄道」の車内で、パンの販売が行われると聞きました。

ちょうど大人の休日倶楽部パスの期間で、東京~盛岡なら激安で行けます。

(はやぶさ号で単純往復すると通常料金26020円、おときゅうパス利用なら4日間乗り放題で15270円)

激安ですし、珍しい車内販売を利用できるのです。運よく1月21日(日)は夜だけ仕事でしたので時間的にも問題ありません。

盛岡に行くことにしました。

 

 

【3】盛岡駅で既に満員

パン列車は盛岡駅11:13発です。そこで10:55に到着する「こまち9号」で盛岡駅に着きました。

IGRいわで銀河鉄道のホームに向かうと、2両編成の電車が停まっていました。

10分以上前でしたが車内はまさかの混雑。すでにロングシートは満席で、立ち客が10人くらいいました。

鉄道ファンらしき人は、私を含めて8人くらい。多くは親子連れなど地域住民のようでした。

改札前で整理券を配布していました。

整理券番号が早い人から、順番に買うことができますが、私は62番。かなり後になります。

発車時には、ゆるきゃらの皆さんが、ホームからお見送りです。

星の形をしているのは、IGRいわて銀河鉄道の「きらりちゃん」と「ぎんがくん」です。

写真を撮る親子連れも多くて、人気ですね。

 

【4】1両は販売専用の車両に

2両編成の電車は、普段使っているロングシートの電車です。

そのうち1両をパンを販売する車両、残る1両を乗客が座る車両にしていました。

販売する車両からは、乗り降りできません。

ロングシート部分に、パンが入った箱を置いて、順番が来た客が取って、会計に進む形です。

今回は、地元の人気店から7店の品が販売されました。

途中から積み込む店もありました。

かなりの混雑でしたので、予定を変更したようで、盛岡駅を発車する前から販売を開始しました。

私は整理券番号62番で遅い方でしたから、特に人気のパンは品切れになっていました。

 

【5】買った品物

ひとり5品まででしたが、私が買ったのは次の4品でした。

撮影は、帰りの「はやぶさ号」の席です。

 

★ボリュームあるのが、SUEKIのサンド。500円だと思いました。

 

★ウインナーが入っているパンです。けっこうイケます。

 

★ベーカリー銀河夢のカレーパン。250円。

冷めていても味は落ちないようです。

 

【6】つりかわ

4品目は、つり革状態で飾られているワッフルです。

買う時は、つり革状態から外して購入します。

ちょっとした楽しいイベントです。

 

ちなみに、この2両編成の電車には、トイレ前にハート形のつり革が1つだけあります。

他のつり革は、通常のものです。

ハート型のつり革の記事はこちら↓

 

 

【7】途中駅の歓迎

途中駅では、ゆるきゃらの歓迎がありました。

岩手町では「たまなぼうや」というキャベツのゆるきゃらです。↑

一戸駅では、「ごしょどん」どんぐりの妖精が登場です↑

終点の二戸駅では「浄法寺のねこ」、何度もポーズしていただきました↑

 

【8】折り返しは・・・

二戸駅停車中に、抽選会が実施されます。

折り返し列車でも、パンの販売はあります。

当初は、折り返し列車にも乗ろうかな・・と思っていましたが、こちらも長い行列ができていました。

立ち通しはシンドイですし、地元の人が並ぶ行列に混ざるのもどうかと思い、新幹線で帰ることにしました。

 

【9】東北の私鉄・第三セクターで8社目

今回の利用で、東北地方の私鉄&第三セクターで車内販売の利用が1つ進みました。

津軽鉄道・・ストーブ列車を18本乗車

弘南鉄道・・もやしを車内販売で利用

青い森鉄道・・アテンダントからバッジ類

秋田内陸縦貫鉄道・・「もりよし」など約5回乗車

由利高原鉄道・・車内販売も利用

山形鉄道・・スイーツ列車にも乗車

三陸鉄道・・こたつ列車に乗車

会津鉄道・・お座トロ展望列車などで利用

仙台市営地下鉄、仙台空港鉄道には乗ったことはあるものの、車内販売は行っていません。

福島交通、阿武隈急行は、乗ったこと無いです。車内販売をしているとは聞きません。

 

【10】感じたこと

★パンは地元客を集めやすい

パンは普段から食べる品だけに、気軽に楽しめる品と言えます。

1社でなくて7社集めると、一気に買って楽しめる機会となるのでしょう。

更に、ゆるきゃら登場、抽選会の実施などで家族連れで集客効果は大ですね。

★誘導が比較的適切

車内での案内・誘導が、悪くないと感じました。

鉄道会社の職員でしたら、さほどイベント運営に手慣れてはいないと思うのですが、「混雑したら販売時間を繰り上げる」「途中駅で降りる人の会計を優先」など、案内は適切だったかなと思います。

快速二戸行と表示されていました。

 

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受験生を教える仕事をしている関係で、入試が迫った1月は記事がなかなか書けません。

あと少し頑張るぞ! 

2月には、九州と四国に乗り鉄に行く「ニンジン」を目の前にぶら下げて頑張ります。