ラブラブな吊り革 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 クリスマスが近づいてきた。
 ここ数年は、列車に乗っていても、昔ほどカップルがイチャイチャしている光景を、あまり見かけなくなった。気分的には楽になったが。(まあ私は年齢的にも、どーでもよくなったのだけどね)
 
 
 さて、次のブログの題材を発掘しようと、昔撮影した写真をチェックした。すると、気になる写真が出てきた。

 ピンク色でハート型の「つり革」だっ!
 
 この「つりかわ」は、千葉県の銚子電鉄で撮影したものだ。
 白くて丸い普通の「つり革」に混ざって、1つだけハート型の「つり革」が、古い列車に取り付けられていた。(背景の絵は、地元の小さい子が描いたもので、車内に飾って地域密着にする施策だ)

 やや恥ずかしかったが、実際につかんでみた。力を入れても、「つり革」ビクともしない。実用的には全く問題ない強度だ。
 
 
 このハート型の「つり革」は、他の路線でも見られる。
 たとえば、こちら↓。

 この写真は、熊本県の「くま川鉄道」の「つり革」だ。田園シンフォニーとして利用されている新しい車両にも、ハート形の「つり革」が取り付けられている。こちらは、木製の丸い「つり革」に、白い金属製のハートが1つ混ざっている。強度の関係で、木製のハートは難しいのかもしれない。

 「田園シンフォニー」の水戸岡車両でも、ハート型の「つり革」というのも、面白い。
 
 
 島根県の一畑電車でも、ハート形の「つり革」がある。(写真が切れてしまって分かりにくい点は、すみません) 縁結びの出雲大社に向かう路線だから、これは良いなあ。

 
 このハート型「つり革」は、どうやら三島から走っている伊豆箱根鉄道が元祖のようだ。手間や出費がわずかで、話題性は大きい。そのため、ローカル私鉄を中心に様々な路線に広がっている。
 私は車内販売無しのローカル線は、あまり乗らない。列車のライトの位置や、連結器の形、扇風機の会社のような列車設備には興味はない。つり革についても、特に関心があるわけではないが、やはり、この時期は気になってしまう。 
 
 
 なお、私の今年のクリスマスイブだが・・・・・、この「らぶらぶベンチ」に、男ひとりで座りに行くことが決まっている。カップルで座ると、席が真ん中に傾斜していて、2人がピタッと密着する特別なベンチだ。 何という開き直りだ。