7月に九州まで乗り鉄に出かけました。
観光列車に乗るのが目的です。
既に主な内容はまとめましたが、最後の今回は全体の行程です。
【0】観光列車に乗りにANAで九州へ
今回の乗り鉄は、7月29、30日の土曜日曜の2日間です。
半年前の2月に、前日に急きょ乗り鉄を断念した「ふたつ星4047」「おれんじ食堂」に乗るのが最優先です。
そして、「ことこと列車」にも乗って挨拶する必要がありました。
土曜日曜に2日間続けて休みにできるのは、年内にはありませんので、7月に出かけることにしました。
往復に利用したのは、
全日空の羽田~福岡往復にホテル1泊のダイナミックパッケージです。
夏の土曜日曜で50300円です。
よく利用するLCCジェットスターは時間が合わず、繁忙期はたいして安くなかったのです。
【1】羽田から福岡空港へ
羽田空港7:00→ANA1075便→福岡空港8:45
早朝に起きて、羽田空港から飛行機です。
ほぼ満席で、飛行機は楽しむのでなく移動のための手段です。
【2】博多駅は大混雑
博多駅で、ネット予約をしていた「ハロー自由時間ネットパス」北部九州用9800円を、引き換える必要があります。
指定券券売機に10分近く並んで、何とか引き換えることができました。
大ざっぱに言えば、60歳以上なら熊本・大分以北が3日間特急乗り放題になる切符です。
実は「指定券1枚の払い戻し」のために窓口に並んだのですが、大行列になっていました。
30分近く窓口に並んで、やっと払い戻しができました。
使用する指定券の発券は、後回しにして、ホームに向かいました。
ホームには、こちら↓が入線していました。
豪華クルーズトレイン「ななつ星」です。
小さな子どもには見送りの旗を渡してくれましたが、鉄道マニアのオヤジには渡してくれません(^^)
【3】折尾経由で直方駅へ
次は平成筑豊鉄道の「ことこと列車」に乗るために、直方駅に向かいます。
今までは、博多からは篠栗線の直方行快速に乗ってきました。
今回は特急乗り放題ですから、折尾まで「ソニック」、そこから筑豊本線の直方行です。
ソニックでは飲み物の自販機は終了していますが、もったいないなと感じます。
折尾駅で筑豊線(福北ゆたか線)ホームに向かったところ、乗る予定の10:36発でなく10:50発と表示されていました。
何だ?休日は運休か?と思って駅員さんに確認しようと改札に向かったら、こんな表示が↓
7番線と1番線、離れたホームから同じ方面に向かう列車が発車するんですね。
間違えたかと思いました。
【4】ことこと列車
平成筑豊鉄道の「ことこと列車」に乗りました。
客室乗務員の方と昨年12月に偶然お会いしましたので、久々の挨拶です。
ことこと列車に乗った話はこちら↓
【5】次は久留米に
日豊本線の行橋駅に14:52に降りました。
現在のダイヤでは、この後に乗れる観光列車となると、選択肢は1つです。
「ゆふいんの森」を久留米→博多に乗るのです。
行橋15:22→ソニック→博多16:28
博多16:34→かささぎ→新鳥栖17:02
新鳥栖17:14→つばめ→久留米17:19
博多から久留米に行くなら、本来は九州新幹線一択です。
乗り放題切符もあることですし。
でも、新しい特急に乗りたかったので、肥前鹿島行の「かささぎ」に乗車。
そして、翌日は新鳥栖で2分乗り継ぎができたらラッキーという接続があって、停車位置の確認のためです。
【6】ゆふいんの森4号&6号
久留米→ゆふいんの森4号→博多
久留米と博多を2往復して、ゆふいんの森に2本乗りました。
先頭の席もゲットして、楽しみました。
この話はこちら↓
【7】西鉄イン黒崎に泊まる
理由は不明ですが、博多周辺のホテルが以上に高いのです。
博多駅まで徒歩10分以内のホテルが望ましいのですが、しょぼいホテルも含めて高いのです。
そこで、乗り放題切符を活用して、ソニックが停まる黒崎駅から徒歩2分のホテル「西鉄イン黒崎」にしました。
キレイで快適な部屋でしたが、難点はホテルの入り口が非常に分かりにくく、7~8分かかって到着した点です。初めての利用者に、何色のエレベーターに乗ってなんて案内しても、探すのが大変です。
朝食付きは有難いです。
連日の乗り鉄ですと、コーヒー・ビールなどの刺激物ばかりで、野菜のようなカラダに優しい品は採りにくいもので。
【8】リレーかもめ9号
黒崎7:21→リレーかもめ9号→武雄温泉9:20
2日目は、まず「ふたつ星4047」に乗りに、武雄温泉に向かいます。
「リレーかもめ」に乗るのですが、朝の1日1本は門司港発なのです。
これで黒崎から博多乗り換えなしで武雄温泉に行けます。
日曜朝でしたが、指定席は空いていました。
【9】かもめ折り返し
武雄温泉駅に9:20に着きました。「ふたつ星4047」が発車するまで1時間以上あります。
乗り放題切符ですから、接続をする新幹線「かもめ」に1駅だけ乗って、折り返すことにしました。
自由席は3+2です。かなり大きくリクライニングします。
座り心地は快適です。
【10】ふたつ星4047に乗車
デビューして1年のふたつ星に乗りました。
特に2号車の内装は豪華です。
「ふたつ星4047」の車内販売と駅での歓迎の話はこちら↓
【11】島原鉄道で「赤字ペン」
ふたつ星を諫早で降りました。
本当は長崎までの全区間乗りたかったのですが、この日のメインは「おれんじ食堂」です。
間に合わなくなりますので、諫早で戻ります。
赤字ペンの話はこちら↓
【12】新鳥栖でギリギリ接続
次に「おれんじ食堂」に乗るために川内に向かいます。
諫早12:50→新幹線かもめ→13:12武雄温泉
武雄温泉13:15→リレーかもめ→新鳥栖13:48着。
新鳥栖発14:14→→さくら→→川内15:25着。
これでも間に合いますが、新鳥栖14:49発のさくらなら余裕が出ます。
新鳥栖なら全力ダッシュでなくても、小走りで1分なら間に合うかもしれません。
幸いにして、リレーかもめは13:48ちょうどに新鳥栖に着きました。
通路には人がほとんどおらず、小走りでホームに向かうと・・・
さくら号は5分ほど遅れていました。余裕で間に合います。
この車内で、ふたつ星弁当をいただきました。
すぐ「おれんじ食堂」で美味しい料理が出るのに、何やってんだか。
【13】おれんじ食堂
食事・景色・接客ともに素晴らしい「おれんじ食堂」に乗りました。
空いている便を選んだので、今まで応対してくれた2人とは話できなかったのが残念。
夕陽がキレイでした。
【14】福岡空港経由で帰宅
新八代駅を19:04に降りました。新幹線と福岡空港利用なら、その日のうちに帰れます。
新八代19:26→新幹線さくら→博多20:16
福岡空港21:15→全日空→羽田空港23:00
新幹線は圧倒的に速いですし、福岡空港は本数が多くて地下鉄で2駅と便利な場所にあるのです。
自宅に戻ったのは、ほぼ終電。
0時を大幅に過ぎていました。
疲れましたが充実した2日間でした。