富士急&ハイレール&かいじ未指定券の1日 | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

4月30日に、富士急行とハイレールを乗りに行った。

この乗り鉄は、20時間の長時間だった。

この乗り鉄のスケジュールをまとめてみた。

 

【1】大月に向かう

5時に家を出て、中央線の大月に向かった。

利用したのは「休日おでかけパス」だ。東京から大月まで単純に往復すると2980円だから、東京周辺のJR乗り放題で2670円は、かなり安い。(写真↓は、以前利用したもの)

高尾から、富士急線直通の河口湖行きに乗る。

連休中だから、座るために早く並んだけど、何だ余裕で座れるじゃん。

 

【2】富士山ビュー特急に乗る

富士急行の豪華列車「富士山ビュー特急」に乗った。10回以上乗ってきたが、予約制のスイーツを食べるのは2回目だ。

スイーツプランは、土曜休日の限定となる。

今回のスイーツは、華やかであり、もちろん美味しい。

今回のアテンダントさん3人は、いつもの凄腕アテンダントさんではなかった。

新人さんも乗務していて、緊張感の中、決められたことをキッチリ頑張っていた。

秋になれば、余裕が出てくるはず。

スイーツを食べた話はこちら。

 

【3】かいじ座席未指定券

この「富士山ビュー特急2号」は、河口湖9:41発、大月10:34着だ。

次に乗る甲府行き「かいじ」は大月10:38発。たった4分の余裕しかない。単線の富士急線だから、下り電車が遅れたら乗換できなくなる。

そこで買ったのが「座席未指定券」だ。座席未指定券は「スワローあかぎ」「ひたち・ときわ」「あずさ・かいじ」で導入されているが、利用するのは初めてとなる。

乗り遅れても払い戻し、または次の特急への乗車が可能になる。

「かいじ」の大月から甲府なら、連休中でも空席があると分かっていたこともある。

本来は、間に合ったら車内で買いたいのだが、車内で買うと260円高くなるから、座席未指定券を買うしかないのである。

ただ、大月~甲府で、「富士回遊号、はちおうじ号、おうめ号も乗車可能」って、何だ?

「あずさ」「かいじ」の品目が減った車内販売の話はこちら。

 

【4】甲府で信玄餅アイス

甲府で「かいじ」から「あずさ」に乗り継ぎする時間(11:14から11:29)に、売店をのぞいた。

すると、赤い信玄餅アイスが売られていた。

アイスは、車内販売で買ってこそ存在意義があると言ったこともあったが、食べたくなった。

大きな信玄餅が入っていた。美味いなあ。

 

【5】小淵沢で信州ワンデーパス購入

「あずさ9号」は、小淵沢に11:52に着く。小海線は11:57で5分しか余裕はない。次の小海線は13:29だから、乗り遅れたら大変だ。この小淵沢で、信州ワンデーパスを買おうとした。甲府駅では売っていないから、何とか5分で買わなくてはならない。窓口に行列ができていたらアウトだ。

改札出て窓口に行列は無かった。

やった!と思って買おうとしたら、「少々お待ちください」と窓口の係員が、なぜか電話をかけ始めた。

やむなく、奥の手が空いていた係員に「あと3分なんで、お願いしま~す」と頼んで発行してもらった。

これで、小淵沢11:57の小海線に乗り、小諸14:13着までのんびりと乗車。

 

【6】ハイレール2号に乗車

小諸14:32発、 小淵沢16:57着のハイレール2号に乗った。

ハイレールが走る前から「リゾートビューふるさと」等に乗務していた凄腕アテンダントさんが、乗っていた。ラッキー!

楽しい時間を過ごしたのだった。

ハイレールの車内販売などの記事はこちら

ハイレールの車両については、こちら

 

【7】小淵沢駅で「山賊そば」

ハイレールでは腹の足しになるものは予約制の弁当以外は無いので、小淵沢駅で何か食べることにした。

丸政の弁当・サンドイッチも考えたが、丸政の立ち食いソバにした。

巨大から揚げが載っている「山賊ソバ」だ。我孫子の弥生軒と、どちらが大きいかな。

これは満足度大だ。

そして、駅舎の屋上に上がることができた。

霧雨が降っていたが、天気が良ければ雄大な景色が見えるハズ。

 

【8】車内のプラネタリウム

「ハイレール星空」に乗車した。小淵沢18:17発、野辺山19:06着。

野辺山までに、少人数の上映会を車内で行う。

整理券を受け取って、数分間の説明を聞くことができる。

 

【9】星空観察会

野辺山駅では、星空観察会を行うことになっている。

2017年7月2日に乗った際は、雲が多かったものの、駅前で観察した↓。(徒歩数分の施設でも案内があったが)

この時の話は、こちら。

 

しかし、今回はだんだん天候が悪化したため、室内での説明となった。

1号車・2号車に分かれて、星の観察方法を説明してくれた。

私は中学入試の理科も教えているから、星座早見の使い方も教えられる。

でも、さすが専門家の解説は、わかりやすい。

直接観察できなかったけど、貴重な機会とも言える。

 

【10】野辺山駅で券売機停止

野辺山駅で、帰りの小淵沢からの最終「あずさ36号」指定席を券売機で買おうとした。

ところが、買えなかった。

動いているのは8:20~16:55限定なのだ。

夕方5時には、券売機が停まるとは思わなかった。

 

【11】アテンダントさん

野辺山から東京に戻るのに、2つ選択肢がある。

★ハイレール星空にそのまま乗って、佐久平で「はくたか」で東京23:24着

★野辺山から普通列車で折り返して、小淵沢から「あずさ」で新宿22:45着

少し安い「あずさ」で戻ることにした。

アテンダントさんに、「また乗りに行く時は、よろしく」と手を振った。

 

【12】普通列車グリーン車で「令和」に

この日は平成最後の日。夜中の0時を超えると、そのまま令和になる。

平成から令和になる瞬間を、大好きな普通列車グリーン車の中で過ごしたいと思った。少し時間をつぶして、終電に乗った。

運よく顔見知りのアテンダントさん2人だったから、0時を過ぎる時に、一緒にカウントダウンした(やや強引につき合わせた)のだった。

この話は、こちら

 

自宅に着いたのは深夜1時だから、20時間の乗り鉄だった。

体力すり減らして、次の日の仕事に出かけたのだった。