かわせみやませみ《車内販売編》 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

JR九州の観光列車「かわせみやませみ」に乗ってきた。

豪華な車両の記事は、こちら

今回は、車内販売について。

 

【1】販売カウンター

「かわせみやませみ」の車内販売は、2号車「やませみ」の販売カウンターで行われる。ワゴン販売は来ない。

弁当や土産物の一部は、単品販売を行うこともあるが、販売カウンターに足を運ぶことになる。

短い2両編成だから、面倒ではないと思うが。

 

1号車「かわせみ」車両にも、小さなカウンターがあったが、この日は使われていなかった。

「かわせみやませみ」は毎日運転だから、車両の定期検査で隣の2号車が使えない日も出てくる。その時は、こちらの小さなカウンターを使用するようだ。(その際は、1号車と「いさぶろう・しんぺい」の2両編成となる)

 

【2】隣のショーケース

カウンターの隣には、地元の特産物のショーケースが設置されている。

手前には、販売しているグッズを手に取って見ることができる。

コメ、民芸品、酒、いろいろある。

中でも、「球磨焼酎」は、名物だ。

並んでいる焼酎のうち、いくつかは注文して飲むことができる。

 

【3】玄米おにぎり弁当

放送でも案内され、単品売りでも回ってきたのが、「さんぽカフェの玄米おにぎり弁当」600円だ。

包装紙をとると、中身はこうなっている。「おにぎり」というよりは、「おにぎらず」かな。

からだに優しい素材を使っている。結構おいしいぞ。

あれもこれも食べたいという客には、ボリュームが少ない食事はポイント高い。

「かわせみやませみ4号」で購入した。そして5号の車内で食べた。

5号では、売り切れになっていたから、先に買って正解だった。

休日限定の品物が多いが、私が乗った日は平日で、買える弁当類が少ないのが残念。

この弁当は、平日の3号から6号で販売される。

 

【4】飲み物食べ物

4号5号と乗って、どんどん車内販売を利用した。

《1》焼酎400円

焼酎はあまり飲まないけど、球磨焼酎が名物ということで、1杯頼んだ。

銘柄を聞いても、詳しくないから忘れてしまった。

 

《2》ホットコーヒー

JR九州のホットコーヒー300円は、美味い。

紙コップも最強だ。実験したところ、保温性能も高く、そして揺れにも強い

揺れる肥薩線のカウンターで買ったこともあり、ミルクと砂糖を入れてくれた。

 

《3》晩白柚サイダー

晩白柚(ばんぺいゆ)とは、柑橘類の一種だ。晩白柚の果汁が3%入ったサイダーだ。

冷たくておいしい。260円也

 

《4》和三盆クッキー

高級な和三盆を使用したクッキーが販売されていた。熊本市の地元業者の品だ。

 

《5》くりりアイス

栗の甘露煮が入ったアイス350円を買った。

栗の風味とアイスの冷たさ濃厚さが合わさって、美味しく感じる。

 

【4】グッズ

《6》ハンカチ

ハンカチの単品売りが回ってきた。限定品だが、私の直前に座っていた客2人が、1枚ずつ買った。

私も勢いで買うことにした。1枚1200円と高いけど、良い品物だから、納得。

 

《7》お茶

「もちもち焼酎レーズンサンド」650円と、「人吉球磨茶」の単品売りが、お盆に乗って来た。

帰りの格安航空会社「ジェットスター」は、7kgを超えた荷物は追加料金がかかるし、荷物の数も制限があるため、小さなお茶にした。

お茶のティーバッグ1つだけでも買うことができた。

 

【5】販売メニュー

「かわせみやませみ」の車内販売メニューは、このようになっている。

上のほうのメニューは、土曜日曜の2号から販売する。

グッズも写真入りで、見ながら選べる。

 

【6】一勝地駅の売店

「かわせみやませみ4号」は、途中の一勝地(いっしょうち)駅で、8分ほど停車する。

この8分で、改札内の売店で、土産物を買える。

ようかん650円、梅干し300円、新茶550円、鮎の甘露煮1400円など、地元の特産物が手ごろな価格で買える。

私は、「かわせみせんべい」500円を買った。

かわせみの絵が入っていて、土産には適している。

 

【7】感じたこと

(1)乗客の数にムラがある

私が乗った「かわせみやませみ4号5号」は、乗車率40%くらいで空いていた。

特に券売機やインターネット予約ができないテーブル席・ソファー席は、がら空きだった。ところが、数日前に確認したら、同じ日に満席の列車もあった。観光客の有無で大きく乗客数が変動する。これでは、弁当は少なめに積み込むしかなくなってしまう。土曜日曜に予約制のものを用意するのも、客の数が大きく変動するからだろう。

(2)豪華な車両

「かわせみやませみ」の車両は、豪華でぜいたくな車両だ。居心地もすごく良い。同じ区間を、同じ特急料金が必要な「しんぺい・いさぶろう」が走っている。こちらは質素なボックスシートだから、天と地の差だ。これには違和感がある。

(3)アテンダントさんの安定した接客

アテンダントさんたちは、ウルトラCの秘技こそ出さなかったが、丁寧で安定した仕事っぷりだ。笑顔を絶やさず客をよく見て、気遣いしてくれた。素敵な時間を過ごすことができた。

次の日に「指宿のたまて箱」に乗ったら、「かわせみやませみ」のアテンダントさんが乗っていて、「昨日のかわせみやませみに続かわせみやませみいて、今日もご乗車ありがとうございます」と言ってくれたのは、さすがだ。鹿児島ベースすごいな。

アテンダントさんは、4号と5号では交代していたが、4人とも良い仕事をしていた。「かわせみやませみ」に1日3往復乗っても、快適な車両だし、飽きない景色だし、アテンダントさんに「あの客また乗ってるよ」などと変なこと思われないかとビビる必要もない(笑)。

 

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「大人の休日倶楽部パス」の利用が迫っています。

急な仕事が7月1日夜に1つ入って、予定が若干変わります。乗る列車1つを他の日に移して、玉突き状態で、3つ移すことになりそうです。

と、思ったら、こんな時に膝を痛めてしまいました。普通に歩くことはできますが、走ったり正座したりはできません。歳とったなあ(T_T)

悪化しなければ、8日間乗りまくります。