JR九州の観光列車「かわせみやませみ」に乗ってきた。
豪華な車両の記事は、こちら。
今回は、車内販売について。
【1】販売カウンター
「かわせみやませみ」の車内販売は、2号車「やませみ」の販売カウンターで行われる。ワゴン販売は来ない。
弁当や土産物の一部は、単品販売を行うこともあるが、販売カウンターに足を運ぶことになる。
短い2両編成だから、面倒ではないと思うが。
1号車「かわせみ」車両にも、小さなカウンターがあったが、この日は使われていなかった。
「かわせみやませみ」は毎日運転だから、車両の定期検査で隣の2号車が使えない日も出てくる。その時は、こちらの小さなカウンターを使用するようだ。(その際は、1号車と「いさぶろう・しんぺい」の2両編成となる)
【2】隣のショーケース
カウンターの隣には、地元の特産物のショーケースが設置されている。
手前には、販売しているグッズを手に取って見ることができる。
コメ、民芸品、酒、いろいろある。
中でも、「球磨焼酎」は、名物だ。
並んでいる焼酎のうち、いくつかは注文して飲むことができる。
【3】玄米おにぎり弁当
放送でも案内され、単品売りでも回ってきたのが、「さんぽカフェの玄米おにぎり弁当」600円だ。
包装紙をとると、中身はこうなっている。「おにぎり」というよりは、「おにぎらず」かな。
からだに優しい素材を使っている。結構おいしいぞ。
あれもこれも食べたいという客には、ボリュームが少ない食事はポイント高い。
「かわせみやませみ4号」で購入した。そして5号の車内で食べた。
5号では、売り切れになっていたから、先に買って正解だった。
休日限定の品物が多いが、私が乗った日は平日で、買える弁当類が少ないのが残念。
この弁当は、平日の3号から6号で販売される。
【4】飲み物食べ物
4号5号と乗って、どんどん車内販売を利用した。
《1》焼酎400円
焼酎はあまり飲まないけど、球磨焼酎が名物ということで、1杯頼んだ。
銘柄を聞いても、詳しくないから忘れてしまった。
《2》ホットコーヒー
JR九州のホットコーヒー300円は、美味い。
紙コップも最強だ。実験したところ、保温性能も高く、そして揺れにも強い。
揺れる肥薩線のカウンターで買ったこともあり、ミルクと砂糖を入れてくれた。
《3》晩白柚サイダー
晩白柚(ばんぺいゆ)とは、柑橘類の一種だ。晩白柚の果汁が3%入ったサイダーだ。
冷たくておいしい。260円也
《4》和三盆クッキー
高級な和三盆を使用したクッキーが販売されていた。熊本市の地元業者の品だ。
《5》くりりアイス
栗の甘露煮が入ったアイス350円を買った。
栗の風味とアイスの冷たさ濃厚さが合わさって、美味しく感じる。
【4】グッズ
《6》ハンカチ
ハンカチの単品売りが回ってきた。限定品だが、私の直前に座っていた客2人が、1枚ずつ買った。
私も勢いで買うことにした。1枚1200円と高いけど、良い品物だから、納得。
《7》お茶
「もちもち焼酎レーズンサンド」650円と、「人吉球磨茶」の単品売りが、お盆に乗って来た。
帰りの格安航空会社「ジェットスター」は、7kgを超えた荷物は追加料金がかかるし、荷物の数も制限があるため、小さなお茶にした。
お茶のティーバッグ1つだけでも買うことができた。
【5】販売メニュー
「かわせみやませみ」の車内販売メニューは、このようになっている。
上のほうのメニューは、土曜日曜の2号から販売する。
グッズも写真入りで、見ながら選べる。
【6】一勝地駅の売店
「かわせみやませみ4号」は、途中の一勝地(いっしょうち)駅で、8分ほど停車する。
この8分で、改札内の売店で、土産物を買える。
ようかん650円、梅干し300円、新茶550円、鮎の甘露煮1400円など、地元の特産物が手ごろな価格で買える。
私は、「かわせみせんべい」500円を買った。
かわせみの絵が入っていて、土産には適している。
【7】感じたこと
(1)乗客の数にムラがある
私が乗った「かわせみやませみ4号5号」は、乗車率40%くらいで空いていた。
特に券売機やインターネット予約ができないテーブル席・ソファー席は、がら空きだった。ところが、数日前に確認したら、同じ日に満席の列車もあった。観光客の有無で大きく乗客数が変動する。これでは、弁当は少なめに積み込むしかなくなってしまう。土曜日曜に予約制のものを用意するのも、客の数が大きく変動するからだろう。
(2)豪華な車両
「かわせみやませみ」の車両は、豪華でぜいたくな車両だ。居心地もすごく良い。同じ区間を、同じ特急料金が必要な「しんぺい・いさぶろう」が走っている。こちらは質素なボックスシートだから、天と地の差だ。これには違和感がある。
(3)アテンダントさんの安定した接客
アテンダントさんたちは、ウルトラCの秘技こそ出さなかったが、丁寧で安定した仕事っぷりだ。笑顔を絶やさず客をよく見て、気遣いしてくれた。素敵な時間を過ごすことができた。
次の日に「指宿のたまて箱」に乗ったら、「かわせみやませみ」のアテンダントさんが乗っていて、「昨日のかわせみやませみに続かわせみやませみいて、今日もご乗車ありがとうございます」と言ってくれたのは、さすがだ。鹿児島ベースすごいな。
アテンダントさんは、4号と5号では交代していたが、4人とも良い仕事をしていた。「かわせみやませみ」に1日3往復乗っても、快適な車両だし、飽きない景色だし、アテンダントさんに「あの客また乗ってるよ」などと変なこと思われないかとビビる必要もない(笑)。
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「大人の休日倶楽部パス」の利用が迫っています。
急な仕事が7月1日夜に1つ入って、予定が若干変わります。乗る列車1つを他の日に移して、玉突き状態で、3つ移すことになりそうです。
と、思ったら、こんな時に膝を痛めてしまいました。普通に歩くことはできますが、走ったり正座したりはできません。歳とったなあ(T_T)
悪化しなければ、8日間乗りまくります。