● マカロンの表面がざらざらになる原因 なめらかにするには?
マカロンの表面がざらざらになることがある。
なぜですか?
こんなご質問を受けることがあります。
ざらざらが失敗、ダメということではないですが、できれば、つるっとなめらかに作れると嬉しいですね。
ざらざらになる原因は大きく3つあります。
①配合(※配合とは各材料の割合)自体がざらつきやすい
②混ぜ加減(マカロナージュ)
③アーモンドパウダーの粒子の大きさ
もう少し詳しくみてみましょう。
配合(各材料の割合)自体がそうなっている
※いつも同じレシピ・同じ材料で作っているとします
・アーモンドパウダーの割合が高い、卵白の割合が低いと、ざらっとしやすいです。
お店によっては、表面がざらっとしたマカロン、販売されていますよね^^。その場合は、それが完成・正解です。
最終的には、どんなマカロンにしたいか、ということになってきます。
アーモンドパウダーの質
※いつも同じレシピ・同じ材料で作っているとします
アーモンドパウダーが乾燥していると、アーモンドパウダーが、その分卵白を吸うため、出来上がり生地がかたくなり、ざらつく原因になります。
※いつも同じレシピ・同じ材料で作っているとします
混ぜ加減(マカロナージュ)
表面がざらざるする時と、なめらかに出来る時がある場合の原因は、混ぜ不足です。
もう少し混ぜてみましょう。
適度な混ぜ加減で、表面がなめらかになります。
さらによく混ぜて、さらになめらかになると、光を乱反射してマカロンの表面にツヤ、光沢感がでます。
ツヤツヤのストレートヘア、磨いたツメに光沢がでる、のと同じですね!
が、なめらかを意識して混ぜ過ぎてしまうと
生地の表面に、アーモンド油分が染み出して油じみになったり、空洞になる
など様々な失敗につながります。
よって混ぜすぎないように気をつける、に個人的には重きを置いています^^。
アーモンドパウダーの粒の大きさ
池伝(株)さんのプレミアムアーモンドパウダーは、パウダーの粒自体が細かくさらさらしているので、表面がつるっときれいになりやすいです。
が、一般的なアーモンドパウダーも適度な混ぜ加減だと、ざらつかずにきれいにできますよ。
まとめ
マカロンの表面がざらざらする時と、つるっとなめらかにできる時がある場合
油じみになるほうが残念なので、混ぜ過ぎには注意ですが、
マカロンの表面になめらかにしたい場合は、もう少しだけよく混ぜてみましょう。
基礎を身につけて贈りたくなるお菓子作りをスタートしたい方、ぜひいらしてくださいね。
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