今回はパラスのお話です。
パラスは、火星と木星の間にある小惑星で、純粋・純愛・お人好し・前向き・(現実に役立つ)芸術という意味があります。
パラスはベネフィックで、良くでると物事に純粋な気持ちで取り組むことができたり、愛情で気持ちが満たされたりしますが、悪くでると、純粋さにつけこまれたり、よかれと思ってしたことがお節介と思われて迷惑がられたりします。
とはいえ、パラスは小惑星なので、10大天体より影響は弱く、メインで読むことはしません。(相性では強い影響を及ぼします。)
小惑星を加えると天体が多くなりアスペクトができやすいので、いくつかアスペクトができるのはいたって普通です。
私がチェックする配置は次のとおりです。
パラスと個人天体(太陽、月、水星、金星、火星)がコンジャンクション
特に太陽か月とコンジャンクションであったり、複数の天体とコンジャンクションであると意味が強まります。
パラスがアングル(アセンダント、MC、ディセンダント、IC)とコンジャンクション
特にアセンダントかMCとコンジャンクションの場合、意味が強まります。
また、パラスとオポジションの天体があると、それぞれが軸と重なるため意味が強まります。
パラスがカルミネートしている
パラスがMCに一番近い天体である場合、本人の社会的な姿勢に強い影響を与えます。
パラスのアスペクトが他の天体と比べて著しく多い
パラスが強い人は、前述のとおり純粋さやポジティブさなどいいところがたくさんあるのですが、この世は純粋さだけでは成し遂げられないこともたくさんあるので、実行力やタフさを持つことが課題になります。
また、純粋な愛情を持てる方でもあるのですが、純粋すぎて金銭欲などがない天体なので、生活が成り立たなくなることに注意が必要です。
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