今回はセレスのお話です。
セレスは、火星と木星の間にある小惑星で、妊娠・出産・育児・育成・底力・実生活・永続性という意味があります。
セレスはベネフィックで、良くでると子育てが安定してできたり、見えづらいけど底力を発揮したり、物事を絶やさずに続けることができたりしますが、悪くでると安定した子育てができなかったり、やる気が削がれて物事を続けられなかったりすることもあります。
とはいえ、セレスは小惑星なので、10大天体より影響は弱く、メインで読むことはしません。(相性では強い影響を及ぼします。)
しかも、セレスは作用が穏やかなので、小惑星の中でも一番体感しづらく、わかりづらいと言われています。
月の代用と言われてもいますが、「気遣い」や「思いやり」に関しては月の方が影響が桁違いに強いですし、「永続性」も土星の影響と見分けがつきづらいですね。
小惑星を加えると天体が多くなりアスペクトができやすいので、いくつかアスペクトができるのはいたって普通なのですが、私がチェックする配置は次のとおりです。
セレスと個人天体(太陽、月、水星、金星、火星)がコンジャンクション
特に太陽か月とコンジャンクションであったり、複数の天体とコンジャンクションであると意味が強まります。
セレスがアングル(アセンダント、MC、ディセンダント、IC)とコンジャンクション
特にアセンダントかMCとコンジャンクションの場合、意味が強まります。
また、セレスとオポジションの天体があると、それぞれが軸と重なるため意味が強まります。
セレスがカルミネートしている
セレスがMCに一番近い天体である場合、本人の社会的な姿勢に強い影響を与えます。
セレスのアスペクトが他の天体と比べて著しく多い
セレスは、「植物の育成」という意味があるので、どちらかというと「淡々とお世話をする、取り組む」というニュアンスになります。
心を込めて植物のお世話をする方もいらっしゃいますが、一般的には、人間や動物のお世話と比べると、若干植物に対しての方が淡々としていますよね?
そんな感じで、淡々と、でも絶やさずに何かを続けていけることがセレスのよいところなのだと思います
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