統合失調症の海をゆく -10ページ目

その4


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その3


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その2


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フィクション2007年

何となくマンガを描きたい気分なので、

つきあってやって下さい。

続きものになります。

華もないし、オチもひねりもない話ですが、

読んでくださると嬉しいです。

では、すたーと!



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続きます。


人ごとじゃないのだ

バロウズの「裸のランチ」を半分読んで、

(いやあ、大変な目に会う人もいるもんだなあ。)

と、傍観者の気楽さで思ったのはもう10年近く前の事。

まさか自分が、その、「大変な目」にニアミスするなんて、

当時は思っても見なかったのでした。

なってる最中は必死で訳分らなかったのですが、

振り返ってみると、「裸のランチ」と、

筒井康隆さんの小説が、陽性症状中の自分の状態に

(文章(=思考)の破綻のしかたとかが)すごく良く似ていました。

バロウズはともかく、筒井さんは経験もないでしょうに。

作家の想像力というのはすごいものですね。

ところで、陰性症状が少し治まったころ、

「マークスの山」という小説を読んで、1週間凹みました。

ハードボイルド小説です。

知らずに読んだのですが、直木賞受賞作品だったんですね。

登場人物の一人が統失で、

それを最大限に活かしたお話作りになっています。

すっごくおもしろいです。

が、統失組合の人が読めば、すっごく凹むこと請け合いです。

統失のキャラクターの作り方がすごく上手くて、破綻がない。

のが余計に凹みます。

作家の想像力というのはすごいものですね。


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「俺は精神的につええぜ☆」

と、自負する統失組合の方は是非チャレンジして下さいませ。

ある種の自虐プレイです。

思わず盗み聞き


通りすがりに、セーラー服の女子中学生が、

「確かにギターはかっこいいよ。でも、

ベースがなかったらギターは光らないんだよ!」


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と、お友達に力説しておりました。

バンドか何かをやっているのでしょうか?

音楽のことなんてまるで分りませんが、

そうだねそうだね、

と、言ってあげたくなりました。

いまだにさわやかに何をやってんの

ジムにチラッとやってきた先生が

優しそうでかっこよくて、友達と盛り上がりました。



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「いつもはもっとおじさんが来るよね!」

って。

でも、私達もういくつなんだよ!

こんなキャアキャア言ってる場合じゃ

ないでしょう(笑)。

指輪の確認はあえてしなかったわ~。

夢を見たいのです(最近妄想で生きてます)。

でもその日の私は3年物のお洋服でした。

くたくたってなってるやつ。

そしてスッピン。

ジムにもオサレしていった方がよいのか!?

でも溶けちゃうよね。

どこに出会いがあるか分らないので、

なるべくキレイにしておきたいものですね。

でも、ついこの間までは、

寝巻きから洋服に着替えるだけで

ぐったりしていました。

化粧なんてもってのほか。

キレイになる気力が湧いてくる程、回復したんだなぁ。

嬉しいです。

脂肪という名の服を脱げ!

ジムに通いはじめました。

体に余計な負担がかからないように、

まずはウォーキング+筋トレから。

慣れてきたら、

ランニング+筋トレに切り替える予定。



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i podを聞きながらやっているので、

i podの何かおもしろいスピーチとか

ご存知の方がいらしたら、教えていただけないですか?

とりあえず、春風亭昇太さんの落語を聞きながら

歩いています。

何度聞いても同じとこで「ぷっ」てなっちゃうのは

芸の力なんでしょうねえ。

立川談志さんの落語が聞きたいなあ。

早くミュージックストアに入らないかなあ。

こんなだらだらした調子ですが、

本気でやせたいと思っているのですよ!

本気ですよ!!


多分……

うりもの

その昔、フランスのパリに、おしゃれが大好きで

お金のない女の子がいました。

彼女は手持ちの帽子が少なかったので、

変化をつけるため、

造花のコサージュとリボンで、

少し古ぼけた帽子を飾りました。

そして、その帽子をかぶって町を歩きました。

すると、お金持ちのお嬢様たちが、

「ステキな帽子ね、売って下さらない?」

と、次々にやってきたのです。

「あたしのセンスは、お金になるんだわ。」

のちに「シャネル」を作り上げたココ・シャネルが、

自分のセンスを自覚した瞬間がこれだそうです。



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フェイクの宝石や、お花、リボン。

その対極にある黒のシンプルなドレス。

それだけではあまり価値がない物に、

独自のセンスでとんでもない付加価値をつける。

ココ・シャネルってすごい人ですよ。

お店は怖くてよう入らんけど、

ココ・シャネルの自伝はおもしろいです。

でもそれって普通のシャネルの楽しみ方と違うか……

まとう香り

去年のクリスマスに、

自分にプレゼントで香水を買ったのです。

別れた彼が香水が嫌いで、使い控えていたので、

(というか私の周囲には

香水が好きという男子がいませんよ。)

「よっしゃ、2007年は香水を使う一年にしよう!」

と。

で、元旦から使い始めました。

なかなか気分がいいです。



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それで、本屋で何となく

美輪明宏さんの「人生ノート」を買ったら、

(最近私の周りの人が美輪さんびいきだから……)

「お化粧していなくても香りをつけているといい」

とか、書いてあるではありませんか!

どこにも出ない日は、

美輪さん方式でいこうと思います。

手抜きではないです。多分。