鈴鈑工業のブログ -34ページ目

鈴鈑工業のブログ

板金屋さんの一喜一憂

先日、鈴鈑ホームページの


リニューアル計画を発表しましたが、


年末にかけて、ドカドカと突発仕事が


入ってきて、とてもじゃないが終わりません。


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前に掲載した、


トップページ以外は、


な~~~んも触っていないのが現状です。


焦って、妥協ポイントを多くするより、


じっくり慎重に仕上げていこうと思ってます。



したがいまして、リニューアルは


来年に持ち越しーーーーーー!



と、いうご報告でした・・・。(悲)



年の瀬だが、


板金屋に安息はない!


皆が師走(しわす)でバタバタ


してる最中も、現場は色んな


模索を繰り返している!

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当社で通常の溶接に使用しているのは、


「Co2」。



今回、新たに別のガスを試してみた!


題して、


『検証 アルタン』!


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アルタンとは、これ↓


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「アルゴン炭酸混合ガス」


とかく板金屋は、


親会社からの要望をいかにクリアするかで、


儲けが出ているため、


「不具合品」なんかは、


少ないに越したことは無い。




ならば、


一歩でも前に進むために、


「スピードアップ+品質保持」をテーマに


アルタンを検証してみた!


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最初の検証は、


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板厚6mmの土台にリブを溶接する品物。



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各種条件設定、ガス圧確認のもと、



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検証作業員はこの人 K氏。


品物ににらみを利かせて仁王立ち!

(見方によっては棒立ち)


ちなみに指示・監修は、T次長。



では、実際の出来を見てみよう。


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左が今までのCo2、右がアルタン。



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Co2の方は溶接ヤニが目立つ・・・。


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それに比べアルタンでは、ヤニがほとんどなく、


きれいで均一なビートが実現!


溶け込みも早い!



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裏面を見ても、


アルタン(下)の方は、コゲが少ない!



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当然、ひずみ具合も、


Co2 0.61mmのひずみに対し、


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アルタンでは、0.35mmに押さえられている。



そして、


「溶け込みが早い=送り速度も早め」


なので、



この品物を連続20ヶ溶接するのに


掛かった時間は、


Co2 37分

アルタン 23分


という結果となった!


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そこで、次に、


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板厚9mmの土台にリブをつける品物でも、


検証してみた!


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条件を調整し、いざ、検証!



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左がアルタンで、右がCo2。



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Co2だと、スパッタが目立つが、


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アルタンだとこの通り!


スピードももちろんアルタンを使用した方が


断然早い!


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この検証から、T次長は手応えをつかんだ!


T次長

「これをうまく使えば、社内で革命が起きる!」


Co2より、アルタンの方が少し割高なので、


今後、品種と担当作業員と品質重要度と作業性を


より細かく検証し、導入することで、


「費用対効果」は、


かなり上がると見ている。


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こうして、また一つ、


現場スキルが向上したのである!





ある日・・・。


鈴鈑本社の工場内に


不穏な気配が・・・。



鈴鈑工業のブログ-獣1

明らかに獣と思われる足跡・・・。



鈴鈑工業のブログ-獣2

縄張りを主張する、マーキング!!




・・・・・・




猫だべっ! ぼー (どぉ見たって。)

さて、ここのところ経験論ばっか


語ってますが、ネタ不足ではありません。


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『求め過ぎ、は怒りを生む』


皆さんはどんな時に「怒り」の感情を


抱きますか?



①自分の思い通りにならなかった時


②相手にわかって欲しい時


③何かを守る時


等々



今回の人生論では主に①と②を指します。


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こと、この世界は人間が多く、


祖(そ)で触れ合う縁も、多々あります。



相手にも感情や、


自分とは違った価値観というものがあるので、


「100%わかってもらう」


は、非常に難しい。



「なんで、何回言ってもわからない!」


「どうして、すぐ忘れる!」


「なぜ、こうなんだよ!」


「チキショー、コノヤロー」


というような言葉は皆、吐いたことがあるだろう。




求める度合いも、人それぞれなので、


ひと言では片付けられないが、


だいたいは、自分の持つ「基準」に従って、


許せる、許せないが決まっているようだ。




ただ、「怒」という感情は、


とてもエネルギーを消費する。


なるべくならば、余分な「怒」は


避けたいところ・・・。


ストレスとも関連しそうだし・・・。




私が心掛けているのは、


「求め過ぎない」こと。



伝えることは、言葉で「ハッキリ伝える」、


けれど、それを理解してくれたかどうかは、


相手にまかせる。


だからこそ、より「伝わるような言い方」を


選んでいる。



それでも、やはり伝わらない場合は、


「自分の伝え方に問題があるかも」


と、完結させている。




どうしてもわかって欲しい時は、


「何回も何回も」、言う。



「伝えたい」という思いは、


私自身の勝手なわがままなのだから・・・。


そう考えてからは、あんまり「怒り」の感情が


噴き出さなくなった。





でないと、


ブログなんて書いていられない。



ブログで「伝えたい」内容は、


明らかに自分のエゴ!



「面白い」と思われてなくても、


「つまんない」とののしられてても、


私が勝手に掲載してるんだから、


気にしない♪




「求め過ぎる」と、


そうならなかった時に、


怒り、相手を責めてしまう・・・。




それはイヤ!なのだ・・・。





鈴鈑工業のブログ-満月
撮影者:T次長


「今年最後の満月ゲット!」


前回の『月』は、カシオ製のカメラで、


そして今回は、キャノン製で撮影!


正真正銘、


2010年12月20日(月)の満月です!



すっげーーーーー!


次のターゲットは、


「太陽(コロナ)」

「日食」

「北斗七星」

「オリオン座」


です。



※危険ですので直射日光はやめましょう


著者の経験論2回目は、


『継続は力なり』


このブログや、鈴鈑サイトでも


ちらほら、「継続は力」、


と表現してきましたが、



どんな些細(ささい)なことでも、


ひたすら続けると色んなものが


見えてくるし、色んな意味での


力となって、自分に返ってくる!


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私がそれに気付いたのは、


20代後半頃。


(遅いか早いかは問題ではない)



それまでの私は、


「三日坊主」のシンボル的人間でした。



三日で飽きるというよりは、


三日で思うような成果が出ないと、


他のものに気がそれる感じ。



例えば・・・、


きれいなノートを買ってきて、


3ページ目まで丁寧に清書したのに、


4ページ目の字の乱れが気に食わなくて、


5ページ目は投げやり、


6ページ目以降は白紙・・・・。



こうして何冊のノートを無駄にしたことか・・・。


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じゃあ、何を一番最初に継続したか?


それは、『パソコン』なんです。



私がパソコン(Windows)に最初に触れたのが、


23歳の時。



勤め先がコンピュータ関連の会社だったため、


当たり前のように机にパソコンが1台置かれ、


これまた当然のように、


「明日までに、見積書作っとけよ!」


と、配属先の上司命令・・・。



「おいおい、俺、入社2日目だぞ?」


「キーボード触るの初めてだぞ?」


「手書きじゃダメだよな?やっぱ・・・」


まずは、心を落ち着けて、


隣の先輩に聞いてみよう。


「見積書ってどうやって作るんですか?」


先輩

「エクセルか、ワードだな普通。123でもいいけど」


「エクセ・・ら?(ネスカフェか?)」

「コーヒー飲んで落ち着けってことか?」

「123(ワンツースリー)って、おちょくってんのか?」

※当時、ロータス1-2-3(ワンツースリー)が結構使われてました


で、結局、手書きで見積書作って、


翌日、上司に大説教くらう。


上司

「なんだよ、パソコン素人かよ、よくこの業界に

来たな!もういいや、練習がてら、パワーポイント

で、簡単な資料作ってろっ!」


「え?何で作れって?パワ・・?ポイン?」


パソコンど素人の私が、


ソフトとハードの区別もわからず、


入社してから教えてくれるだろう、と


タカをくくっていたツケが回ったのか、


とにかくは、この業界でメシ食ってくには、


パソコン使えなきゃ話にならんってことね!



そこからは、来る日も来る日も


営業と資料作りの数年間。



半強制的に『継続』をする形となって、


現在残ったものが、パソコンの知識。



一度もパソコンスクールや、


研修で教わったことがないので、


キーボードの打ち方は自己流だし、


危険を教えてくれる人も少なかったので、


何度も大事なデータを吹っ飛ばして、


気の遠くなるようなデータ打ち込みやって、


教訓にして、ホント、いい思い出がない・・・。



けど、


今現在になって思えるのは・・・、



『継続は力なり』


こういうことなのかな、って。



嫌でも、面倒でも、


続けてれば、必ずや見えるものがあるのかも。



- 結 -




鈴鈑工業のブログ-tuki

投稿者:T次長


本人のコメントは、

「ついに、やっちまった!」。


この言葉からも、達成感が伝わります。


実際、月を撮るのって難しい!


皆さんもデジカメで、


何気なく月を狙ってみて下さい。



クレーターまでハッキリ写すことが


どれほど大変か・・・・。


望遠倍率、感度、シャッター速度、


ホワイトバランス、明度、彩度。


色んな条件を合わせて、


天候を考慮して、


近所から「盗撮してる」とか、


思われないようにビクビクしながら、


ようやく撮れるんですよ!



本当に素晴らしい!!



努力の賜物(たまもの)です!


著者が今まで生きてきた中での


人生経験論を語るテーマを


新しく追加しました。


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全ての人たちに必ずしも当てはまる


とは、とうてい思っていません。


少しばかりの共感が得られれば幸いです。


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『面倒には、利あり』


実際に今までの人生を振り返ると、


生活にしろ、仕事にしろ、


ほっとんどが面倒なことの連続。


面倒と言ってしまうとそれまでなんですが、


こと自分に関しては、


本来、なあなあな性格なもので、


面倒と感じる事柄も多くありました。




毎日、歯を磨くのも・・・


通学・通勤するのも・・・


朝起きるのも・・・


仕事も・・・


勉強も・・・


人付き合いも・・・


などなど・・・



じゃあ、そんな「面倒くさがり屋」


私になぜ、今、があるのか?



実は、ある時期に、1年くらいの期間、


試してみたのです。


「面倒と少しでも感じることを

あえて、すぐに実行してみる」


ってことを・・・。



そんで、出た結果が・・・、


自分のスキルが上がった!


色んな分野を知れた!


判断力が早くなった!


信頼してもらえるようになった!


「面倒」と思うことが少なくなった!


自信がついた!


などなど、



「やって損した」的な結果が、


ほとんどなかったことに驚いた!



これは、仕事上でも、生活上でも、


どちらでも効果ありだった。



かれこれ10年以上、面倒なことを


一心不乱にこなしてきた。


今考えれば、「面倒」こそが、


自分を育ててくれたのかもしれない。



- 結 -


今、現在の当社のホームページは、


とにかく


重い!dhg


音楽も


ウザい!dhg


動画も


満足に見れん!dhg


っと、


dhgマークづくしなので、

(↑作った私が言うのもなんだが・・・)


そろそろ、バージョン3を作ろうと思います。


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っていうか、もう作り始めてるんですが、


テーマはズバリ!


「シンプル化」


です。


そう、とにかく軽いページにすることが


第一の目標です。


わけのわからない「休憩室」、


とかいうページも無くし、


広告もなるべく自然な掲載にします。



大きな項目としては、


①Flash(アニメ)は、全体の5%くらい

②動画はフル YouTube 化

③雑な情報は、カットしてスリムに。

④各ページを印刷する時、A4におさまるように

 (↑全ページがそうなるかはまだ不明)


以上、この4点が土台になります。



デザイン自体は、ドカっと変わらないですし、


写真も前回のものをほぼ流用しますので、


モデルチェンジ的な改変ではございません。



文字だけの説明だとイメージがつかめない


と思いますので、作成中のトップページを


掲載します。



鈴鈑工業のブログ-hpv3

画像の下の方のレイアウトがなんだかおかしい


ですが、画像アップがうまくいってくれなかった


ためですので、ご了承下さい。


なんとなくイメージは抱けるかと思います。


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年内には、なんとかしたいんですが、(無理かな~)


少なくとも1月いっぱいまでには公開するつもりです。



てな感じで、今年もあとわずかっ!


元気に年末年始を迎えましょう!


この度、当社の帽子とロゴワッペンが


新しく出来上がりました。


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これまで長年使用されてきた帽子は、


鈴鈑工業のブログ-bw1
これ。


鈴鈑工業のブログ-bw2
正面から見るとこんな感じです。


「SUZUBAN」ロゴもシンプルで、


プリント(印刷)されていました。


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そして今回新しいバージョンの帽子は、


こちら!



鈴鈑工業のブログ-bw3

基本色は、2色。


ネイビー(左)とロイヤルブルー(右)。


正面向かって右サイドには、各個人の


名前が刺繍されています。


色には理由があり、



鈴鈑工業のブログ-bw5
まず、ネイビーをかぶる者は、


「特化した性質」を備える者


を意味します。


簡単に言うと、


1.優れた「何か」を持っている

2.逃げない

3.重要任務を任されている


そういった者がかぶれる帽子。



鈴鈑工業のブログ-bw6
ロイヤルブルーは、


いわゆる一般従業員用の帽子。


ネイビーと見比べてもらうと、


」の赤文字がないなど、


細かなデザインの違いがある。


そしてもう一つ、


後部に注目すると、



鈴鈑工業のブログ-bw4

「EX」と刺繍されている帽子がある。

(「EX」はネイビー色にしか付かない)


・エキスパート

・エグゼクティブ

・エクセレント


を意味し、


このマークが後頭部に入っている者は、


1・対外的に説明ができる者

2.重責を担う者

3.管理できる者


に付けられている。



そしてこれらの帽子は、正式採用された


従業員のみがかぶり、研修員の期間は、


この帽子の支給がない。


ちなみにこの帽子の原案図も


参考までに掲載しておきます。



鈴鈑工業のブログ-bw7

鈴鈑工業のブログ-bw8
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次にワッペン。


当社従業員の契約は、現在、


鈴鈑



鈴鈑工業


の二つに分かれているため、


社名を明確にするべくワッペンを


作業着に個別に付けることになる。



鈴鈑工業のブログ-bw9
鈴鈑工業と


鈴鈑工業のブログ-bw10
鈴鈑


裏側がマジックテープ仕様になっていて、


契約変更の際はワッペンチェンジで対応する。


そしてこのワッペンの人物像部分を


見てほしい。



鈴鈑工業のブログ-bw11

これ、実はモデルがT次長なんです。


鈴鈑工業のブログ-bw12
こんな写真を撮って、


鈴鈑工業のブログ-bw13
ネガ反転させて、光と影を明確にして、


鈴鈑工業のブログ-bw14
色を付けて、



鈴鈑工業のブログ-bw21

デザインに組み込んで完成!


さらにこちらも↓


鈴鈑工業のブログ-bw16


鈴鈑工業のブログ-bw17
さっきの青いイラストを緑系にして、



鈴鈑工業のブログ-bw18

上半身だけ切り取って、



鈴鈑工業のブログ-bw20
デザインと合わせて出来上がり!



鈴鈑工業のブログ-bw15

この仕様書と、



鈴鈑工業のブログ-bw19

この仕様書をもとに、


今回、全刺繍を手掛けてくださったのは、


カメオカ  さん


という、刺繍専門業者さん。



帽子もワッペンも、


ほぼ原案に忠実に再現して頂いたことに


感謝致します。



鈴鈑工業のブログ-bw23


近々、制服と共に、各従業員に配布されると思います。


皆さん、しばし、お待ち下さい。

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鈴鈑工業のブログ-bw22
一応、こんなポーズも撮ったんですが、


今回は採用されませんでした・・・。


あしからず。