スザリーナ・ジョリーのブログ -7ページ目

斎藤光正監督 捜査網その12

斎藤光正監督の「太陽にほえろ!」初登板回

第43話「きれいな花にはトゲがある」

勝手に解説 その12回目!


時間経過の表現で、曲に乗せての

斎藤光正監督お得意の映像モンタージュが登場!

(通称 Mロール)


朝8時!ゴリさん勾留期限切れまで あと7時間!

世間では通勤通学時間

って事で新宿の雑踏が次々に映像モンタージュされて時間経過を演出



ここからテーマ曲の後半部分が流れ出す

中央線(総武線)の黄色い101系電車がホームに入線してくるのを電車からズームアウト


町の雑踏


サラリーマン風のおじさん


朝の太陽が反射するビルの窓


工事現場


歩くカップル


おばあさんと孫?


ミニスカートからのぞく美脚(フトモモ効果!)


走る車


赤こら青に変わる横断歩道信号🚥



青に変わって横断歩道を歩き出す人たち



勾留期限切れまで15分を切った


特に進展のないまま

一係に戻って来ているメンバー

またしてもシンコの美脚(フトモモ効果!)



それぞれのカットが1秒〜2秒あるかないかの

映像モンタージュ


どう考えたらこんな画が撮れるのか

斎藤光正監督は本当にこの映像モンタージュが素晴らしい!


この放送回(初登板回)は

斎藤監督の得意技が全て投入されている

それは最後まで続く

まだ見せてないがまだまだあります


次回に続く





斎藤光正監督 捜査網その11

斎藤光正監督の「太陽にほえろ!」初登板回

第43話「きれいな花にはトゲがある」

勝手に解説 その11回目!


一係メンバーが再捜査している時

ゴリさんは留置所でメシ

味噌汁をご飯🍚にぶっかけて搔き込む

すすってる音はするがセリフは無い

暗い留置所内だがゴリさんだけに明かりが当たっている

撮影上の照明の当て方と思ったら…

↑格子窓からの明かりの設定だった

いちいち画面に理由がある



捜査の曲が流れる中

仕事終わりで町を歩く信用金庫の女性行員

あとを追うシンコ

金網の前に立つ信用金庫の女性行員と

背中を向けててるシンコ

そこへ電車が入ってくる

セリフは無い

電車の音と

オルゴールアレンジのテーマ曲に乗せているだけのイメージ映像

問い詰めてる感じをあえて見せないスマートさ


カット変わって

格子窓の向こうでタバコの煙が

モクモクと上がる

下から立ち上がるようにフレームインしてくるボス

格子窓から外を眺める

空っぽの捜査一係の部屋

タバコの煙を吐くボス

仲間を信じて待つしかない

通信機ナメのボス

まだ誰からも連絡はない

振り向くボス

視線の先には時計

朝6時

ほぼ同ポジで朝8時になる

世間では出勤時間である


ゴリさん勾留期限切れまであと7時間


ここまでセリフは無い


ここから、斎藤監督お得意の

謎の映像モンタージュが始まるが

一連で見せたいので

それは次回








斎藤光正監督 捜査網その10

斎藤光正監督の「太陽にほえろ!」初登板回

第43話「きれいな花にはトゲがある」

勝手に解説 その10回目!


ボスが検事局で聞き出した

政財界のドン「桐野大吾」の裁判で証言する3人のうち二人の病院関係者が証言を翻し

あとはゴリさんしか証人がいないという状況

↑【昭和四十七年】の文字が泣ける!

1972年、いまから52年前!


再捜査に出向く一係の刑事たち

時刻は10時半

ゴリさんの勾留期限は翌日の15時!

画面中央下にシンコの美しいおみ足😍

またもフトモモ効果!(拙ブログの空飛ぶ広報室の記事参照)



証言を翻した医者と看護婦がいる病院へやって来た山さん

この外観の構図の切り取り方よ!

多分、名前を出さない代わりに外観撮影許可が出たのでは?

山さんが立ってるだけで中に入るアクションが無いので



カット変わって

薬品棚から左←へドリー移動

山さんが来たからか

慌ただしく動いている医者と看護婦

『そう言われましても、よくよく思い出すと

 (犯人は桐野大吾だ)なんて聞き間違いなんですよ』

簡易なセットで病院感を出しているが

おそらくこれはどこかの会議室

奥にいる山さんの前を

忙しい(フリ)ように動きまわる看護婦

とりつく島もない

痺れを切らした山さん

医者の肩をたたいて

圧力をかける

『人の一生どころか、ご自分の一生をめちゃめちゃにしないように。ようく考えるんですな』

キメ台詞はドUPと相場が決まっている



信用金庫の窓口を見つめるシンコ

業務中なので話しが出来ない様子

柱ナメ構図で離れたところから盗み見のような雰囲気を出す


家具店には殿下

ハンガーの柱ナメで無愛想な店員

相手にもしてくれない


スナックのバーテンも

『だからねぇ、同じ事しか言えないんですよ』

黙ってエビスビールを飲む長さん

当時のスポンサーだったのかな…?

無言でピーナッツをつまむ

2個しか残っていない事から

かなり粘っていることがこのワンカットで分かる人はわかる

酒を飲んでいれば客なので追い返す訳にもいかない

こういう細かい積み重ねが丁寧な斎藤監督


一係メンバーが粘っているが進展は無い


ここで掲載枚数の限度



次回に続く







斎藤光正監督 捜査網その9

斎藤光正監督の「太陽にほえろ!」初登板回

第43話「きれいな花にはトゲがある」

勝手に解説 その9回目!


今回は、長尺ワンカットのみの写真掲載するため、

そこに至るまでをあらすじ文章ですっ飛ばします

完全にネタバレします

知りたくない人は以降は読まないでください



ゴリさんを留置所に入れたあと

捜査一係は全員で再捜査

長さんはスナックのバーテンに

シンコは信用金庫の女性社員に

殿下は家具店の店員に

しかし3人とも証言は全く同じ


その間にボスは検事局へ

この連載の「その1」冒頭で

ゴリさんが検事局へ裁判の打合せに出向く、と書いておいたが

やっとその伏線回収が始まった!

政財界のドンと呼ばれる「桐野大吾」の裁判で

殺人事件の被害者が絶命前に

『犯人は桐野大吾だ』と言うのを聞いたのが

ゴリさんと病院の医者と看護婦の3人

その内の病院の2人が急に証言を翻したので

あとはゴリさんの証言に頼るしかない

そこでこの騒ぎで、もしゴリさんが起訴でもされたら

証人がゼロになり裁判で勝つ手段が無くなる

と、検事から聞かされる

ボスは「桐野大吾」が今回の一件の黒幕と気づく


さて、ここから長尺ワンカットの開始

カメラを動かしながら

人が入れ替わり立ち替わりで画面の絵面(えづら)が変わるので飽きさせず長尺に耐えられる

そして、しつこいようだがワンカットの緊張感


一係ではそれぞれの捜査報告

カメラはゆっくり右→(反時計回り)に弧を描くようにドリー移動

まずはボスがつきとめた

ゴリさんがハメられている状況を

山さんがまとめるようなセリフを言いながら奥へ歩く

『つまりゴリさんが起訴されれば桐野大吾を有罪にはできなくなると』

そこへ長さんがフレームイン

『バーテンはゴリさんは結婚の約束していたの一点張り、しかも私の記憶を当てにしてもらっては困る、と逃げも用意してます』

奥に見えているシンコのセリフ

『信用金庫の社員もゴリさんが5万円引き出した、としか言わない』

報告を聞いてるマカロニが

イライラしてうろうろしてる細かい演技

カメラはこの位置まで来たら

位置を固定するが

まだまだワンカットは続く

殿下が画面右からフレームイン

『家具店店員は何回来ても一緒だという

 あそこまで頑なだと逆にあやしい』

全員が買収もしくは脅迫されて

嘘の証言をさせられているのは間違いない

そして、ゴリさんを陥れるために

花束の女が差し向けられた


ここでボスのUPにカメラがズームしながら

左←にドリー移動

ボスは、もう一度 それぞれの証言者のところに行って

嘘の証言だと崩せると判断

ゴリさんの勾留期限は明日の15時(この時の時刻は10時半)

裁判の初公判は2日後

それまでに証言を崩さなくてはならない

ボスはゴリさんの勾留期限を〆切で

再度捜査を命じる

と、ここまでがワンカット!


このあと

山さんは証言を翻した病院の2人

長さんはスナックのバーテン

殿下は家具店店員

シンコは信用金庫の女性社員

マカロニはゴリさんを訴えると言ってきた弁護士

それぞれ再捜査に出動!


翌日の15時まで

あと28時間半しかない


ゴリさんの潔白が証明されるのか?


ちなみに政財界のドン「桐野大吾」は

番組の過去何度か出てきた訳ではなく

今回限りの話しです


最近のドラマだと

色んな事件の裏に関与していて

最終回にいよいよドンが裁判で有罪か?

で、シリーズを引っ張るのが

よくあるパターンだが

それを、この1話で完結させるという荒技!

もちろん色んな事件の部分は完全に端折ってますが


ようやく事件の全貌が見えてきたところで

次回に続く





斎藤光正監督 捜査網その8

斎藤光正監督の「太陽にほえろ!」初登板回

第43話「きれいな花にはトゲがある」

勝手に解説 その8回目!


ボスに留置所行きを命令されたゴリさんは

山さんに連れて行かれる


錠前🔒に鍵をかける🔐手元UP!

斎藤監督の好きなカット割りだ

場面転換アタマは手元UPか1shotが多いのが

特徴の斎藤監督

留置所内のゴリさん

『山さん、いくらなんでもこりゃヒドイよ!』

山さん、取り合わずに行こうとするが…

反転してゴリさんのネクタイを抜く!


山さん、凄い早技だ!

留置所内で首吊りしないように

普通はネクタイなどの紐状のモノは持ち込ませないのが習わしだ

山さんは、一度外に行こうとする動きから戻って

ネクタイを抜く


山さんが行こうとしたのは、

ゴリさんが自殺するようなタマじゃないからだ


でも、ひょっとして…という可能性があるので

やっぱり戻ってネクタイを抜いたのだ


ネクタイを抜かれた事で

事態の深刻さを感じるゴリさんの表情


留置所内に紐状のモノは持ち込めない

という事を知ってるとより深い意味を読み取る事が出来るが

ネクタイを抜くのが素早すぎるので

そんな事を知らなくても

単にブチ込まれて不安なゴリさん

というように見える演出が素晴らしい


とにかく昔の作品は細かく説明をしないのが良い



捜査一係の部屋ではゴリさんへの処分に

マカロニが憤っていた

憤っている奴は行ったり来たりウロウロするもんです(笑

そこへ戻って来る山さん

マカロニが通り過ぎると画面真ん中にシンコの

美しいおみ足が😍これぞフトモモ効果!(「空飛ぶ広報室の記事参照)

マカロニが食ってかかる

『山さん!あんたこんな事して平気なんですか!』

山さんの肩にはゴリさんから抜いたネクタイが

かかっているニクい演出だ!


ボスが全員に言う

ゴリがシロだと信じるか?よし行け!責任は俺が取る!』

重要な決め台詞はドUPと相場が決まってる!


ここでカメラは俯瞰shotになり全体が見渡せるカットで

ゴリの潔白を証明する証拠を探しに

みんな部屋から出て行く


こっそり画面右上で山さんが

ゴリのネクタイを小さく畳んでいる

順番に部屋を出て行き

マカロニがいなくなったところで

ボスの机に畳んだネクタイをそっと置く山さん

細かい気遣い!

山さんがダッシュで部屋を出るとともに

カメラは、ズームイン!

ゴリさんが置いていった手錠、拳銃、警察手帳

そしてネクタイにカメラが寄っていくのかと思いきや

ゴリさんの辞職願の上に

ボスが懐から出したボスの辞職願を置く!



演出が渋い!渋過ぎる!

ゴリや仲間を信じるボスも背水の陣!


何という絆!©️エースをねらえ



カット割りにとにかく無駄がない



まだまだ終わらない


次回に続く