斎藤光正監督 捜査網その1
あまり研究されていない
斎藤光正(さいとうこうせい)監督について
語りたく
最初に何か変わった画を撮る監督がいるなと気づいたのは「大江戸捜査網」だった
出陣の時につけられるナレーション『隠密同心 心得之條 わが命わが物と思わず
武門之儀 あくまで陰にて 己の器量を伏し
御下命 如何にても果すべし
尚 死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし』
そのバックの画が、河原を歩いたり、炎の揺らめき、風景など短いモンタージュ映像で見せるカット割りが気になり、その監督が斎藤光正だった
それ以来、何か気になるカット割りが大抵が斎藤監督だったので
余程 私の映像リズム感を刺激するパターンがあるに違いないと感じて昔のドラマの再放送はなるべく斎藤監督のを選んで観るようにしている
例えば「ゆうひが丘の総理大臣 」第1話のMロールでは何故か坂道を大量のバレーボールが転がり落ちる映像がフラッシュバックする荒技とかである(YouTubeとかで是非観てください)
今回からは「太陽にほえろ!」の第43話
「きれいな花にはトゲがある」について語ります
監督の苗字表記は「斎藤」「斉藤」などあるが「斎藤」が正解のようです
まずはサブタイトルバックから驚かすのが好きな斎藤監督!
赤と青の花のアップに
「きれいな花にはトゲがある」のサブタイトル
普通は花の画にテロップで文字が乗ってると思うが
何とその手前に突然何かがフレームインしてきて
テロップではなく、実際に文字が花の上に置いてある!というドッキリ‼️
こんな事をやる監督は他にいません「太陽にほえろ!」では
赤いモノがフレームインしてきたのは
実は花束の一部
その花束は、シンコが持っていたモノだった
ちなみにサブタイトルバックからずっとワンカットで進みます
男だらけで
むさ苦しい捜査一係にキレイな花束が届いたのだ
画面に入ってくるメンバーが次々にセリフで
状況を説明してくれる
この花束はある女性からゴリさんへのプレゼント!
話の中で、これまでに半年間 何度もゴリさん宛で花束が届いているが
その差出人の事はゴリさんは全く心当たりは無いという
部屋に入ってきた殿下とゴリさん
またここから長尺のワンカット
山さんに『結婚式場を予約した方が良いぞ』と冷やかされ
マカロニはニヤニヤ😁
ゴリさんは何のことか分からん!と怒る
ボスまでも『モテるな』と冷やかして
みんなでゴリさんをイジって楽しんでいる
斎藤監督は長尺のワンカットで見せるのが好きなようで
画面に入ってきた人がセリフを言って
画面から出ていって
また違う人が画面に入ってセリフを言うという
まるで舞台劇のような動きで長いワンカットを飽きさせないような画面作りが非常に上手い
次回も長尺のワンカットを連続写真で紹介します
とにかく斎藤監督は、もっと研究されて良いと思う!
現代劇も時代劇も情感のこもった画面作りが
ぶっ刺さります!
次回につづく
WBCのカット割
明らかに昨日の
チェコ対韓国のカット割りは攻めていた
スイッチングが早く、様々な角度から見せてくれる
カメラマンの腕も良く打球を決して見失わなかった
本日の日本対台湾
まるで日本の地上波野球中継と何ら変わらず
見飽きたスイッチング(しかもタイミング遅れぎみ)
打球を見失う
選手の顔が撮れず常に後頭部ばかり
スイッチングしたら前を誰かが横切る
マウンド前あたりに埋めてあるカメラは試合中にほぼ使わない
明日の日本対韓国は
一軍の技術チームであることを望む
バルタンの星を探して(第二十一回)飯島敏宏監督の凄さ
飯島敏宏監督を勝手に解説、
今回は「ウルトラセブン」第38話「勇気ある戦い」の続き
ニセ情報のラジオを聴いてやって来たクレージーゴン
ラジオで渋滞情報を集めるバンダ星人の狡猾さよ笑
腹部のシャッター内に、爆弾が仕掛けられた車を
そうとは知らずに大量に捕獲して
母艦(バンダ星人の宇宙ステーション)に帰還
するとシャッターが開いて
中から車が出てくる
特に説明は無いがクレージーゴンの腹部シャッターが開いて
宇宙ステーション内に移動探させている
つまり「未来少年コナン」でいうところの
プラスチップを集荷するバラクーダ号が
この宇宙ステーションというわけで
コクピット外からナメshotで『良し!』
車の爆弾を爆破!
たまらずバンダ星人も爆死!
コントロールを失ったクレージーゴンは
狂ったように大暴れ
ウルトラ警備隊がウルトラガンと
フルハシ隊員のエレクトロHガンで集中攻撃!
エメリウム光線もアイスラッガーも効かないクレージーゴン!
ミニサイズに縮小したセブンが
フルハシ隊員のエレクトロHガン
の銃身に入り…
自分の身体を発射!
これは光学合成の中野稔からやりたいと言われ
このシーンありきで、話しをまとめた飯島敏宏監督
セブンの技が効かないのはクレージーゴンが強いからではなく
セブン砲弾をやるため笑
強敵クレージーゴンを倒したセブン
ダンに戻り負傷を手当してもらい車椅子で和気藹々と移動(基地に戻るのかな?)
オサム姉がダンのそばに付いていて
アンヌは少し離れている
『ダメさん、ありがとう!』
握手を交わすダン
美人に対しニヤニヤするダン
それを見ていたソガとアンヌ
ソガに(おい、良いのかアレ?)みたいな感じで挑発されるアンヌ
すかさず嫉妬してる感じで
持っていたタンポポの綿毛をフゥーッ!とダンの方向へ吹き飛ばし(カワイイ)
一瞬、「イィ〜ッだ!」風に顔をクシャッとする
結構あからさまなダンへの嫉妬心のシーンで珍しい
しかもそれをソガ隊員に揶揄される
女心を入れ込む飯島監督
最終回が近づくと
そういうシーンも布石として打っといた方が良いよね
からかったソガ隊員が、さっさと先に行く事で
あまりウエットな印象が残らないようにしているのも
都会派演出の飯島監督ならではか?
そして、「毎度お騒がせします」の飯島監督らしく
モロにエロではなく、ほんのりHに見えるこのシーンをおまけ写真で
(※下品なエロは飯島監督は嫌いなんです)
オサム姉が負傷したダンを支えるため
下腹部を触っていて
ダンが声を上げるシーン
見ようによっては
どことなくエロいのが良い
今回で飯島敏宏監督の勝手に解説は終了です
バルタンの星を探して(第二十回)飯島敏宏監督の凄さ
飯島敏宏監督を勝手に解説、もう20回かよ!
今回は「ウルトラセブン」第38話「勇気ある戦い」の続き
母船ぽい飛行物体に合体したクレージーゴン
その写真だが、後追いしていたホーク1号から撮れる角度ではない笑
この写真を見たダンが…
『バンダ星人の宇宙ステーションじゃないか!』
『ダン、何でそんな事を知っているんだ?』
『いや、ちょっと…』
いやちょっとでは誤魔化しきれないよダン
この天あきの構図も実相寺昭雄監督ぽい
ニセの交通情報をラジオで流して
爆弾を積んだ車をあえて持っていかせ
母船に戻ったら爆発させる作戦
ニヤニヤ笑いながら作戦を思いついたキリヤマ隊長
さすがクラタ隊員と共にザンパ星人を全滅させたサイコパス
ラジオのアナウンサーが
ニセの渋滞情報を喋る
またも実相寺ぽいカット
左にドリーしてアナウンサーの正面に回る
この手間の机が黒味に落ちてるのが実相寺
手術の時間になっても病院にダンが来ないので
ゴネるオサム君
そりゃフルハシ隊員に『なんて我儘なヤツだ!』と言われるわな
そこへ現れた黒い影
悪役宇宙人のように無言の笑みで何度も頷く博士
どう見ても悪い宇宙人が人間に化けてるようにしか見えん笑
ブォッフォッフォッフォッフォッフォッフォーッ
って感じの笑
ここは何回観ても笑ってしまう
オサム君から見たら悪役だからこういう演出にしたと思われる、が、笑っちゃう
手術室にオサム君が運ばれてくるカットも
これ悪魔的な逆光ぎみの博士
笑ってしまうって!
ショッカーに改造人間にされてしまう感じに見えるわ
その頃、クレージーゴンと戦っているウルトラ警備隊
何故か、テレスドンの回でアンヌ(違うアンヌ)が走っている実相寺カットに似たshot!
落下した瓦礫に接触してケガするダン
運ばれた病院がオサム君のいる病院
瓦礫の砂埃など外のバイ菌だらけのまま
手術室に入るダン(さすがにこれは無理ある)
『博士!オサム君を頼みます!』
いや、とっとと出てけ!
呼吸器ナメshot!
またも実相寺ぽいカット!
博士が悪い宇宙人に見えてから
どうもおかしいぞ(笑
初見では
博士が実はバンダ星人か?と、考えてしまったよ
ダン(セブン)に近づいて倒せるし
まあ、そんなどんでん返しもなく終わりますが…
なんか今回は
あらすじ紹介で終わってしまったな
つづく
バルタンの星を探して(第十九回)飯島敏宏監督の凄さ
飯島敏宏監督を勝手に解説
今回は「ウルトラセブン」第38話「勇気ある戦い」の続き
高速道路に現れたクレージーゴンにスーパーガンで射撃したアンヌ
攻撃した事で目をつけられたのかハサミで車ごと捕まる
↓クレージーゴンのハサミが車に迫る!
『ダ〜ン!助けてぇ〜!』
ホーク1号に助けを求めるアンヌ
クレージーゴンの腹の中に入れられそうになる!
車の窓の部分に助けを求めるアンヌが合成されてる!
この意欲と努力は認めるが
背景はクレージーゴンなのにアンヌの背景が青い空なのはやはり無理がある(泣ける…)
とは言え、背景がクレージーゴンだと
アンヌが小さ過ぎるので全く分からなくなるから仕方ないのか?
邪魔しに来たホーク1号のβ号がクレージーゴンの額から発射されたビームで撃ち落とされ
コクピットにいたフルハシは気を失い、
ダンが変身を決意するような仕草のあと
アオリでウルトラセブンが立ち上がる!
ウルトラアイ装着からの火花グルグル変身シーンは無し!このスピード感!
アンヌが乗っている車を何とか
クレージーゴンのハサミから離そうとするセブン
ここで、また車の窓に叫ぶアンヌを大胆に合成!
意欲と努力は尊敬しますよ
CGの無い時代にこれをやる根性!
しかも2回も!
ハサミから車が落ちる!
おい、中のアンヌ・オサム姉・博士はどーなる?!
セブンがキャッチ!
中の人達は凄い衝撃があるはず!
何なら複雑骨折してまうよ!
そっと高速道路に車を置くセブン
アオリshotにして置くところを見せない
道路上の飾りが不要になる省力化
次の実景と違いが出ないように
あえて道路上は見せない!素晴らしい!
セブンの手の甲のUP(合成)
スキー手袋のような蛇腹仕様が泣ける
手が上にあがると助かったアンヌの車
これ初代バルタン星人のハサミで吹き飛ばされるハヤタのカットと似ている大胆な合成
止まっている車を撮影して
そこにセブンの手を合成するだけという省力特撮!
逃げ出したクレージーゴン
どうやって空を飛んでいるか分からないが(笑
とにかく飛んで行く先に母船ぽいのが浮かんでいる
その一部が観音開きすると台形の穴が空いている
そこにクレージーゴンの腹部(シャッター状)が合体!
丁寧な描写に頭が下がります
どうやらクレージーゴンは
この母船の一部のような存在か?
奥に飛んで行き、謎を残したまま雲の中に消える
あまり動けそうにないクレージーゴンなので
セブンとの戦いは短め
まだ前半なので第2Rが待っているのだ
実相寺昭雄監督がウルトラマンのスカイドンの回で
勝手に2回変身させて、ズルいぞ!と満田監督から嫌味を言われたそうだが
飯島監督もこの回で2回変身したので
嫌味を言われたのだろうか?
次回につづく


























































