スザリーナ・ジョリーのブログ -3ページ目

斎藤光正監督 捜査網その32

斎藤光正監督を勝手に解説

大江戸捜査網」でテキストとするのは

第3シリーズ第71話「音次郎 撃たれる」です

その14回目!まだまだ全然終わりそうにないので

端折ります


割り符の入手に失敗した医師 良庵にあと1日の猶予を与えたリーダー侍

割り符を持たずに5千両を持って鉄砲の取り引きに赴くも

割り符が無い人と取り引きは出来ませんと一蹴され

すごすごと帰る

取り引き現場で張り込んでいた胡蝶がその荷車を尾行するが

途中で忍者装束🥷の集団に囲まれている間に

見失ってしまう




そして、一日の猶予を貰った医者 良庵は

心の臓の上に残っている弾丸摘出手術を行う

お湯を沸かしている蒸気ゴシshotの音次郎


様々な手術道具を見せて

大変な手術感を出す

江戸時代に心臓に食い込んだ弾丸摘出手術とは

かなりの腕前

さすが長崎で修行してきた良庵


長い手術シーンの末、ついに摘出!

お紺、胡蝶、十蔵、内藤様の安堵の顔が

短くインサートされ

手術をやり遂げ

手術道具を片付けている良庵に

内藤様から労いの言葉が

『良庵、このたびのその方の働きに礼をせねばならん』


内藤『何も出来ないがコレをつかわそう』


紫の布に包まれた物を十蔵を介して渡された


(何だコレは…)という表情の良庵


ここでCMアイキャッチ!タイミング良すぎ!

余談ですが、このCMアイキャッチ

忍者3人が下からジャンプして刃を一瞬交わす

という物だが、音楽は無く、SEのみで構成されており


「フォォォォウ(ジャンプの風切り音)、キィィィン!(刀同士が当たる⚔️音)」


これが、「鬼滅の刃」のCMアイキャッチの

「ヒョォォォォウ(風の音)、シャキィィィン(刀が当たる音)」の元ネタでは?

と言ってる人がいて、まあ、そう言えばそうとも取れるが

現代の音効さんに「大江戸捜査網」のアイキャッチにインスパイアされる人がいるとしたら

それはとても貴重で嬉しい事だと思います


閑話休題



CM明けは

紫の布を開くと中に「割り符」が入っていた!

というところからスタート

何もかもお見通しの内藤様への感謝で

言葉も無く、泣き崩れる良庵

(泣かせるぜ!)

橋の欄干で泣き崩れると

川面に映る画になる

水面のゆらめきが心のざわめきを表現

絶妙な画面演出!

泣いてる顔のUPにいかないのが上品な演出


割り符を持って

一味が潜む「あばら家」に向かう良庵

ガラクタナメshot!

その後ろから尾行するお紺


リーダー侍『割り符を持って来たか?』

手渡す良庵

『妻と子を返してくれ!』

『よかろう』

普通の展開なら

ここで親子3人とも斬られるところだが

殺人事件になって調べられるのはヤブヘビなので

素直に解き放たれる


しかし、奥方様はさすが武家の妻

『あなた!裏切ったのですか!』

と、睨んでくる

例え自分が死んでも

ご恩がある人を裏切れないという

キレイな生き方をしている人たちである


割り符を手にしたリーダー侍と手下侍たちは

フレームアウトして

残された家族3人


良庵は2人に言う

『違うんだ、アレはお殿様が私にくれたのだ

 決して私は裏切ってはいない』

2人を抱きかかえて泣き崩れる良庵


犠牲者が出なくて良かった

あとは悪党の成敗のみ

と視聴者は期待するが

このあと、もうひと展開あるのだ


続きは次回






斎藤光正監督 捜査網その31

斎藤光正監督を勝手に解説

大江戸捜査網」でテキストとするのは

第3シリーズ第71話「音次郎 撃たれる」です

その13回目!まだまだ全然終わりそうにない


妻と子を人質に捉えられている医者 良庵(山本耕一)

音次郎の治療に訪れているが

注意が散漫で薬をこぼしたりしているのを見た

内藤勘解由が何かに気づく

『良庵、何やら疲れている様子、今日はもう帰って休め』

と、帰したあと

お紺に目線を送り

『お紺!つけろ!』

『必ず何かあるはずだ!』

さすが察しが良い内藤様

お紺、頷く


ナメshotで良庵の尾行をする


手前に切り株とススキのナメshot

奥を左から右へ歩く良庵


良庵が画面右にフレームアウトするとともに

切り株の後から現れるお紺

なんとトリッキーな撮影!

切り株でお紺を隠していた!

(どこにいた設定?)


あばら家に入る良庵

中で一味が待つ

『約束の割り符は持って来たか?』

(ものすごい構図!)


ナメshotで良庵が手前に

『私には出来ない…』

それを聞いたリーダー侍は

『ならこの2人の命はない』と、刀を突きつけられる!

驚く妻と子

ここで良庵が語り始める

『聞け!私は武士の出だが、医者を目指した!

 父は反対したが、さるお殿様が私を援助して

 長崎に医学の勉強に出してくれた

 その2年後、父が急死して

 江戸に戻って来た時に…』

チーン!と位牌のカットから回想シーン

なんと!位牌からズームアウトしながら右に回り込んで最終的に行燈ナメshot!

ここまでワンカット!

取手の空間から見える母上と若かりし良庵

内藤『お前は長崎に戻って勉学に励め

   母上と家の事は儂に任せておけ

   次に儂と会う時は医師の良庵じゃ』

回想終わり

『お殿様は、約束通り、母と家の事を面倒を見てくれ、私は医者になれた

 そんなお殿様を裏切れるか?お前ならどうする!?』

と、こんな状況で息子に問う良庵!

子は『私なら裏切れませぬ!私は父上の子です!』

猿ぐつわ状態だがフガフガしながら

ハッキリと答える殊勝な息子!

刀ナメshot!

妻も目線で覚悟を決めた!

『すまん、私と一緒に死んでくれ!』


すかさずリーダー侍が笑いながら

『お前は2人を見殺しにできるような男ではない!

 あと1日待ってやる!必ず割り符を持って来い!』

割り符が無いと取り引きできないから

あっさり殺すわけにはいかない



外で盗み聞きしているお紺


なかなか

キビしい話しだ



次回に続き




斎藤光正監督 捜査網その30

斎藤光正監督を勝手に解説

大江戸捜査網」でテキストとするのは

第3シリーズ第71話「音次郎 撃たれる」です

その12回目!まだまだ全然終わりそうにないので多少は端折ります


春風亭小朝似の手下から敵のボスを聞き出そうとして失敗した胡蝶



大木の根っこUPナメshotに

画面左上から胡蝶の足元がフレームイン!

(この構図!)


その先には十蔵の旦那

『手掛かり無しか…』

屋根ゴシshot

打つ手なしの2人

胡蝶は取り引き現場の船着場を張り込んで

敵を待つことに


十蔵『気をつけろよ』

鳥が飛ぶ

情感カット

鳥が飛ぶ画は3カット挟まれ

時間経過を演出

こういう自然のカットを挿入するのは

視聴者の張り詰めた気を抜くのに丁度良い


氷嚢を乗せられた音次郎

看病するお紺

橋の欄干ゴシshotで

奥から歩いて来る医者(山本耕一)

その前を遮り止める手下侍

『何用だ!?』

いちいちゴシshotなのが良い


『お主に見てもらいたいものがある』

『一体 何だ?』

『くれば分かる』


連れて来られた先には

駕籠に囚われた息子と妻

材木の陰から現れたリーダー侍

『あなたに やってもらいたい事がある』

手下侍(丹古母鬼馬ニ)が歩きながら

『やっていただかなければ、この2人は…』

この構図の人物配置の上手さよ!

手前の侍『無事という訳には…』

手前の侍がセリフを言いながらしゃがむ

斎藤監督お得意のセリフを言う人が次々にフレームに入ってくる定石パターン!


ここで、アイキャッチからのCM!

引きが強い!


どこかで、音次郎の治療をしているのが

この医者だと調べたリーダー侍が

次の治療時に「割り符」を取り返して来い、と

命令される、と視聴者は察しがつく

が、特に説明のないままCM明けが始まる


続きは次回





斎藤光正監督 捜査網その29

斎藤光正監督を勝手に解説

大江戸捜査網」でテキストとするのは

第3シリーズ第71話「音次郎 撃たれる」です

その11回目!まだまだ全然終わらない


春風亭小朝似の手下は

リーダー侍に情報料の小遣いをもらい

画面左←へフレームアウト

草ボウボウなめshot


小朝似が行くのを見送ってから

リーダー侍もフレームアウト


一瞬、空画(からえ)になったかと思ったら

画面下からネコジャラシの穂先がフレームイン!


ここまでワンカット!



そのネコジャラシを持った忍者装束🥷の胡蝶が

画面下からフレームイン




そして次の長尺ワンカットが始まる

お小遣いを貰ってホクホクの小朝似

カメラは小走りの小朝似をフォロー

カメラ手前をいくつもの

草ボウボウが通過して

ブラインドになると…

夜鷹(売春女)姿に変装をチェンジした胡蝶!

何故、夜鷹と分かるかと言うと

手拭い被って、ゴザを持っていれば夜鷹しかない

奥から歩いて来る小朝似

シナを作る胡蝶

(どうやって先回りしたんだ笑)

『ちょいとお兄さん、遊んでかなぁーい?』

夜鷹定番の台詞(笑

ススキの枝でツンツンする胡蝶

お小遣い貰って懐があったかい小朝似

つい誘いに乗って

お姉さんと遊んでいく事に

ススキの茎でツンツンがかわいい😍


と、ここまでがワンカット!

回る水車のUP

水車小屋の中で遊んでいくのか?

と、小朝似に思わせて…

水車小屋の前で急変!

かんざしを顔に突きつけ脅す胡蝶

『アンタを雇ってるのは誰だい?おとなしく白状しな!』

こんなの一人美人局だよ…

と、その時

「キュルキュルキュルーーッ」と甲高い音が!

グサッと小刀が小朝似に刺さる!

さらに「キュルキュルキュルーーッ!」

避ける胡蝶!

小朝似の身体に刺さる!

誰かに見張られている!

口封じに殺された小朝似

辺りを見回すも誰もいない!


つい夜鷹の写真を多めにしてしまった…

全然進まない…


続きは次回



斎藤光正監督 捜査網その28

斎藤光正監督を勝手に解説

大江戸捜査網」でテキストとするのは

第3シリーズ第71話「音次郎 撃たれる」です

その10回目!まだまだ全然終わらない



隠密同心の溜まり場でもある小料理屋の桔梗屋に

十蔵と胡蝶が入っていく

この前のカットで画面右→にフレームアウトしたので

左からフレームインしてきて

きちんとカットが繋がっている



胡蝶が店内に入ったところで

画面左奥へカメラがズームインしていくと…


ひょっこり顔を出す春風亭小朝似の手下

タイミングが良すぎる!


障子に影が落ちないように(細かい演技)

屈んで近づいていくと…

店の中から店員の姿をしたお紺が

暖簾をしまおうとして出て来る

『お客さん、もう看板ですよ』

視聴者は何かの作戦だと気づく

お紺に近づいて

十蔵と胡蝶の情報を聞き出そうとする小朝似

お紺『ダメですよ〜お客さんの事は話せません』

小朝似『そんな硬ぇこと言うなよ〜』と小銭をつかませると

お紺は、『あの2人はユスりタカりの常習犯です』

と、嘘情報をつかます(笑



納得して画面左←にフレームアウトする小朝似

それを見送るお紺

で、上を見ると…

屋根の上に忍び🥷装束


目元UPで胡蝶と分かる視聴者

お紺の方を見て頷く

今度は隠密同心が尾行する番だ!



小朝似の歩く足元

ここから長尺ワンカット開始


草ボウボウの船小屋へ向かう

怪しさ満点!


中から頭巾姿のリーダー侍


小朝似がお紺から聞いた嘘情報をリーダー侍に

そのまま伝える

『その店の女の話し、信用できるのか?もしや仲間では?』

『まだ子娘ですよ、大丈夫です』

『よし』


てか、お紺の事を「子娘」って…


続きは次回