しまなみ海道2日目です。

大満足の大島の結乃屋MITSUBACHIを出発し、

Iちゃんの車で、景色がいいという亀老山展望公園へ。

 

確かに見晴らしはよかったのですが、

天気が...。雲が多くてあまりよく見えません。

そして、風が強い。

 

それでも、「あの橋を渡れば今治だよ」

「今日は20キロ走って、フェリーに乗って、
あとは10キロ。今日は楽なもんだね」
なんてはしゃいでました。

自転車を置いていた道の駅まで乗せてもらって、

午後から仕事のIちゃんとはここでお別れです。

自転車に乗って、さあ出発!の時に

レンタサイクル屋さんが衝撃の一言

 

「今治方面に向かう来島海峡大橋は

強風のため、ついさっき
自転車と歩行者は通行止めになりましたよ」

 

なんですとー!

 

3人で緊急会議てす。

その日の17時には自転車を返さなければいけない。

そのため、今治行きはあきらめ、

大島の友浦港まで意気、乗る予定だったフェリーに乗ろうと

10キロ走ることにしました。

 

風か強く、たまに冷たい雨が降ってきます。


やっと着いた!
と思ったら、小屋にいたおじさんが

「次の便は欠航決まったよ。

その次の便は出ても、この港は抜かされると思う。

乗るなら次の伯方島の方がいいかも。
ただ、今日は全部欠航になるかもな」


とりあえず、次の伯方島の港を目指して

再び走ることにしました。

 

伯方大島大橋を渡っていたら、

横殴りの雹!

ポンチョ型のレインコートを着ていた私は

風をはらみ、浮くかと思った。

 

風に煽られ、泣きそうになりながら、

一人で自分に「がんばれー」と呟きながら、

渡りきりました。怖かった。


伯方島の港行道道と橋に向かうかの分かれ道で、
フェリー会社に電話したら「多分今日は動かないです」

ということは、

もともと乗るはずたった尾道行きフェリー乗り場のある
因島重井東港まで、行くしかない。

多分40キロ近くあります。

 

時間が読めないので、

一回道の駅でトイレ休憩したものの、

昼食抜きで、走り抜きました。

 

50代女子3人、頑張った。

 

因島重井東港は何もない所で

温かい食べものが欲しくても

お店を探す気力もなく、

45分ひたすらフェリーを待ちました。

 

そこで、前日買っていたお土産用の

はっさく大福が役に立ったのです。

甘さが身に染みました。

 
 

 

無事、フェリーで時間通りに尾道に着くことができました。

 

 

途中は「何の修行?」と思うこともあったけど、

「ネタができた」と喜ぶ私たち。

 

また今治~大島リベンジしようと約束しました。

 

 

Rちゃんはおうちへ。

Eちゃんは息子さんがいる広島へ。

私は新居浜に住んでる友達が会いに来てくれて、

そのまま一緒に島根県の奥出雲へ。

 

最後まで、自由な私たちでした。

楽しかった。

 

というわけで、自転車旅は終わりましたが

まだ私の旅は続きます。

 

【しまなみ海道旅行記】はこちら

①楽しい旅は計画から楽しい

②心地よい大人女子3人旅の始まり

③ついに出発、出だしは順調です

④初日後半は思った通りに全てが動く

⑤これは修行?それともネタ?

⑥おまけだけど、極上でした