週末ガレージシェイパーのアルビレックス新潟観戦記 -123ページ目

ガレージ改造計画その1

なんかね、まだ未完成なんですよ俺のガレージ。
って言うか完成するのいつになるやら…てんで予想がつきません。

まぁ、自分の性格からして、「これをこうすれば、もっと便利になる!」とか「ここをいじるだけで、こんな事が出来るようになる!」とか言うのをいつも考えてないと…


飽きるんです(きっぱり)
完成したものって安心しちゃって興味なくなる(うーん、めんどくさい性格)


てなわけで、いつまでたっても未完成なガレージ改造計画のはじまりはじまり~♪




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まず、最初に木の板を用意します。
この木の板は硬いムクの木であるだけでなく、厚さ10ミリと結構厚いため結構頑丈です。
頑丈であることは(後に理由を書きますが)使用用途を考えるとひっじょーに大事です。



(タテ)300mm×(ヨコ)150mm×(厚さ)10mm
近くのホームセンターでたしか4,5百円でした。(性格な金額忘れ)


この板の角っこを次のように加工する。




この加工によって角に当たって痛い思いをするってことが無くなります。
ちなみにこれはフィンボックス挿入用の穴を作るトリマで専用のビットを使用すると簡単に作成可能です。



で、次に丸い棒。



これは(長さ)600mm×(直径)30mmのふっつーの棒です。
確か1本2,3百円だったような。(またもや正確な金額忘れ)






そして、この二つをネジで止めるのですが、結合部を頑丈にするために4つのネジで止めたいと思います。(あんまり止めるネジが多すぎても強度が低くなっちゃうんですよね)小さい範囲の中に4つのネジを打つため、まずはネジが通る穴をあけます。





…棒っきれの方、穴あけ失敗してるじゃん!(笑)






まぁ、何はともあれ、この2つをつなぎとめて



この状態にします。




そして、これを都合2つ作ります。











(心の声)この時点で勘の良い方は何を作っているか分かったかもなぁ








心の声は聞かなかった振りをして、このできた2組の板と棒っきれの組み合わせを壁にネジ止めします。
先ほどと同じようにネジを通す所に穴をあけて、




水平機で角度を決めてから、ネジで壁に打ち付けます。(水平になってるよね?)
これを2つ止めると、次のようになります。







なんとなく、なんで棒っきれの下の方が長くなってるか気になっちゃう感じですか?
これは、最終的に板と棒のつなぎ目の強度をあげるために金属の金具で補強するために長くしてるのです。






これでブランクスはもちろん、クラシックロングボードも置ける
サーフボードラックの出来上がり~!






なお、一番最初に書いたのですが…土台となっている板の強度が低いと(薄かったり木の材質が柔らかかったりすると)、つなぎとめてある所の強度が低くなってしまい壊れてしまいますので要注意です。

壊れてしまったら、当然置いてあったサーフボードは…。
うぅ、想像しただけで身の毛もよだちますね(笑)

感想(のようなもの)

ちょっと嬉しいことがあって酔っ払っているテツオです、こんにちは。
嬉しいことっていうか、気になっていた心配事がスーと解決したような…そんな感じに近いかな

めずらしくいつもよりちょっと強気になっています。
以下の文も「話し半分」でお聞き下さると「これ幸い」です。


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シェイピングが一通り終わっての感想は

「サーフボードの価格って適正価格だわ」

だった。



技術的に足りないことももちろんあるが、それにしてもめちゃめちゃ手間ひまがかかる。実際作る前に想像していた数倍の手間がかかり、それだけじゃなく体力面で言っても非常に辛かった。



ロングボードは市場価格で10数万~高いものだと30万くらいするだろうか。
(中古やいろいろな安い板とかもあるけどね)



普段のSEのお仕事で単価を1人日=何万円といったように算出している経験と、実際にシェイピングに費やした作業量からして、その価格は非常に納得が行く金額であると思う。価格の対価と同じくらい大変だ。



しかしながら、
自己紹介 をご覧になられると分っていただけると思うが、私はふっつーの会社に働いているふっつーの会社員で(しかもサーフィンとは縁遠い、ほぼ一日中PCの前にいるSE)、いわゆる「専門的な技術」などとは全くの無縁だが、



「サーフィンに対する熱意と情熱だけは誰にも負けない」
たったその思いだけでサーフボードを作成する事は可能だった。



正直、
失敗も多くあったし、やり直したいと思う所が無いとは言えない。

けども、
この「自分で作った板に自分が乗る(もしくは自分が作った板に他人が乗る)喜び」は手間ひまがかかり思い入れがある分、かけがえなく何物にもかえがたいと思う。


私はこれからも続けて行きたい。
出来ればずっと。



#2008/01/11 誤字修正

南風吹く





オフショアです。

昨日までのぐちゃんぐちゃんさ加減が嘘のよう。
これも自然の力なんでしょうねぇ。


ちなみに今回は動画にしてみました。
分かるかな~。

年末年始はゆっくり更新

さて、新年になりました。
昨年一年の振り返りをすると…自分自身の大きなイベントとして、家が完成し自分のガレージで初めてシェイプしたと言うことがあげられます。(他にも転職していっぱいいっぱいだった仕事に慣れてきたとか色々ありますが)

その板のシェイピング記事は(既に完成して4ヶ月が経ち、数十回の波乗りをこなしているのですが)まだ未完成でした。まとまった休み中なので一気に記事を書きたいと思います。


と、いうことで長文になってしまうと思いますが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。


第一弾:「で、本日のサーフボード作り(内容)」
第二弾:「デッキラミネート
第三弾:「デッキラミネート(のつづき)
第四弾:「平日のシェイピング
第五弾:「既に半月たちますが
第六弾:「急げ急げ
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完成版:「完成っ!!

注意事項は第五弾に記載していますのでご確認下さい。
※記載事項へのつっこみなどはコメント欄にて大歓迎です。


第六弾では、ロングボードのフィンボックス挿入用の穴をトリマにて作成した所まででした。以下の記事はその続きになります。


1.フィンボックスを固定する。

フィンボックスの埋め込み方法もいろいろと方法があるようです。私が見聞きした方法は以下のようなものでした。

・フィンボックスをガラスクロスで包み、樹脂で固定する。
・樹脂のみで固定する。
・タルクを使用してポリパテにし、それを使って固定する。

どの方法で固定するにしても、樹脂を無駄に使わないように(微妙だけど重くなっちゃうからね)養生する必要があります。



私は上記のように挿入用の穴ほぼぴったりに養生しましたが…今になって思うとちょっと大きめに養生して「プラモデルのバリ」のようなものを残し(ちょっと分かり辛いかな?)、フィンをすった時にフィンボックス自体が陥没しないようにした方が良かったと思っています。(今のところ特に問題は起きてませんが)

ちなみに先ほどの固定方法ですが、今回は以下のように



フィンボックスほぼぴったりで作成したので、 1番目のクロスも使う方法だと上手く行かないかなと思い、2番目の「樹脂のみで固定する」方法にしました。


ただし、そのまんまだと芸がないので樹脂自体をワンポイント的に白の顔料で染色して




フィンボックスを固定しました。




そして樹脂が固まったら、最終的にフィンボックスの樹脂が入り込まないように高くなっている部分(|_|の最上段の部分)と樹脂をグラインダとサンダで削って終了です。




ちなみに。
賢明なビルダーの方は「おや?」と思われているかもなのですが、一般的な行程だとダミーのフィンを装着してちゃんと垂直に固定出来ているかを確認し、テープで固定して樹脂が固まるまで待ちます。

今回、私は…。

すっかり忘れていました。_| ̄|○





気を取り直してフィンを着けてみると




(奇跡的に)なんとか垂直になってました。




今回の板で気に入っているフォルムです。
(まったくの自己満足)


2.ホットコートラミネートをする。

ホットコートとは、樹脂の表面に硬い層を作ることでからっとした仕上げにし、サンディングを可能とすることです。ホットコートレジンはラミネート用レジンにパラフィンを混入してできますが、混入された状態でそのまま売られているものもあります。

最初にデッキ側のホットコートをするのですが、樹脂がたらたらボトム側にたれないようにレールの下っかわにマスキングテープで養生をします。(写真がなくてごめんなさい)

次に樹脂の用意。




ラミネート用レジンにパラフィンを加えます。私が購入したパラフィンはラミネート用レジンの1~3%混合のものでした。レジンはラミネートの時と同様にあまり慣れていないので500mlとちょっと多めに用意しました。

パラフィンは500mlの3%で15ml。
そのまま樹脂に混ぜ合わせます。

で、硬化剤は1%使用。5mlですね。

この樹脂をハケを使って塗っていきます。
ちなみに、私が使用したハケは毛がめちゃめちゃ抜けやすく…。

塗る→毛が抜ける→毛を除去する→除去したところがデコボコになる。
もう一度塗りなおす→毛が抜ける→毛を除去する→除去したところがデコボコになる。
もう一度塗りなおす→毛が抜ける→毛を除去する→除去したところがデコボコになる。

の繰り返しで大変でした。

なんとか無限ループを抜け、終了するとこんな感じ。




デッキが終了したら、ボトム側のホットコートをします。ボトム側のホットコートはフィンボックスをマスキングテープで養生すること以外はデッキ側のホットコートと同じです。

ホットコートするとピカピカになってキレイに見えますね。
(俺の板はあんまりキレイに見えませんか、そうですか)


3.リーシュプラグをつける。

プラグの取り付け方はフィンボックスの時と同様です。

まずは、テンプレートとなるジグを作成し、




それをデッキ側にセットし、ボトム側には加工していない板をセットする。
で、そのジグと板をボードを挟み込むように固定してボードに穴をあけます。




ちなみに。
気持ちの問題ほどなのですが、最初に穴を開ける所を養生しておくとキレイに穴をあけれます。
穴をあけ、樹脂で固定して、グラインダやサンダで仕上げると。




完成です。
要領は一緒なんで簡単ですね。

ちなみに、クラシックの板に良く見られるプラグを使わない方法もありますが…。
それはまた今度作ってみましょう。



4.サンディングをする。

私の板はラミネートが失敗と思われても仕方ないような出来だったので、サンディングは大変でした…。
サンディングペーパの荒いものからデコボコをならしていき、徐々に目が細かいもので仕上げていくと言う手順です。

私は

40→60→120→240→600(水砥ぎ)→2000(水砥ぎ)

と、番号を上げて(番号が大きいほど目が細かい)仕上げました。
ちなみに私のサンダが安物なのでかなり時間がかかり…、腱鞘炎になるかと思いました(笑)

やっぱ良いサンダ欲しいなぁ…。


この手順を持って完成です!お疲れ様でした!!



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(おまけ)ポリッシュ

やはりロングボードはピカピカのほうがカッコイイですよね?
サンディングだけだとサラサラした仕上がりになり、ピカピカとはなりません。

私はピカピカにするためにポリッシングを色々と調べてみたのですが…。
あんまり文献がないんですよね、これが。。。

そんな訳で未だ試行錯誤中です。
なんかコツが掴めたらまたアップしますね!

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いやぁ、疲れました。この記事書くの。
大晦日から書き始めてもう4日ですか。

うーん、かかり過ぎ(笑)

ご意見・ご感想・駄目だし・悪口はコメント欄にて受け付けておりますので、是非是非どうぞ~!

一本だけ

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今日のビーチクリーンは…、えーと…シャンプーの空き容器ですね。

何回もパーリングしましたが、一本だけ良いの乗れました。

うーむ、満足。

北風強し

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まだまだ落ち着く気配が見えないですね~。

ゲットは大変そうで、あんまり長く入れなそうなんですが…。ま、頑張ってきましょ

宴会

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(今回は身内話しですのでご注意下さい)


今日は嫁の大親友がうちに遊びに来てます。

ドナルドで顔を隠してる人が新潟いち理想がたかいと身内で有名なAさんです。

彼氏いそうなのにねぇ(笑)

さてと

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ぐちゃんぐちゃんでクローズですね。

今日は波乗り以外で楽しみましょっと。

元旦

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幸か不幸かこのブログにたどり着いた皆さん。

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。


ちなみに新潟は大クローズ祭りです。

一応、他も見に行ってみましょうか。

手づくり木っず

以前 ちょっと記事にしたことがありますが、今回は(シェイピング記事はちょっと置いといて)子供のおもちゃについてです。

自分自身の体とかにはまったくもって無頓着なのですが(頑丈だしね)、やっぱ子供の小さいからだを思うと心配になっちゃうのが親心なんでしょうねぇ。結構気を使っているつもりです。


で、嫁の両親などと世間ばなしをする時はやはりそんな話しになります。


俺 「なんか、また中国製のおもちゃがニュースになってますねぇ」
嫁父「そうなんだて、なんか安全マーク付きでも問題あった んだと」

俺 「怖いですねぇ…まぁ、全部が全部わぁりって訳でもねんだろうと思いますが。」
嫁父「うーん、けどやっぱ自分の孫に…と考えるとね」


こんな話しを何度かしてたので、「孫へのクリスマスプレゼントだ」と手渡されたのは






木のつみきでした。
それもなんかいっぱい入ってます。






中からすべて出してみました。
様々な形があって色々なものが出来そうです。







ためしに積み木を全部使って、建物っぽいのを作ってみました。
「センスないな」とかのコメントは一切受け付けません(笑)






一つ手にとってみると、桐で出来ていて非常に軽く、しかもひとつひとつ丁寧にヤスリがけされています。
このヤスリがけが丁寧なので、継ぎ目もよく見ないと分からないくらいです。

ちなみに中は空洞なのですが、その空洞に鈴が入っているのとかもあって、うちの子は力いっぱい振って楽しんでいます。



で、よくよく調べてみるとこれはタイトルにもあるとおり、「手づくり木っず 」と言うところでつくられているそうで、大工さんが定年して孫のために作ったおもちゃが好評だったのでお店にしました。みたいなところです。

リンク先を見ていただけると分かるのですが、見るからにやさしそうなお父さんが手づくりで作ってるんですね。大工さんの技術でもこれを作るのはかなり手間がかかるでしょう。一見だけでも分かります。


正直子供のおもちゃとしては、そこそこ良い値段します。
しかし、木のおもちゃって使うごとに味が出てくるし、次の子にも使えると思えば決して高すぎる買い物では無いと思います。



・・・



って俺がお金出してる訳じゃないからえらそうな事言えないじゃん!