「何かのお間違えじゃございませんか?
わがロールスロイスのシャフトは絶対に折れません」
(ロールスロイス社の受付嬢)
作家つかこうへいさんが生前何処かで紹介していたこの話、
結構気に入ってます。
『ロールスロイスに乗った英国人が砂漠の真ん中でシャフトが折れて、
困ってロールスロイス社に電話したら、
ヘリコプターがすぐに飛んできてシャフトを取り替えてくれた。
それから、1年経っても修理代の請求書が来ないので、
その英国人はロールスロイス社に電話してみたら、
返ってきたのが冒頭の受付嬢のセリフだったという。
この時、ロールスロイス社は倒産寸前だったのに…』
これが真のプライドなのかと思います。
その裏には
わが身を削れる潔さと強い責任感
が溢れています。
何でもありの世の中だから、
倒産しそうなんだから、
粉飾決算やろうが産地偽装やろうが、
何してもいいんじゃない?
奇麗事言ってる場合じゃないよ、
っていう生き方もあるのでしょう。
でも、
かつての、このロールスロイス社のような心意気を聞くと、
なんだかほっこりしませんか?
ほっこりするってコトは
その方が格好いいんじゃないかな、
って深層意識ではもう分かってるのかもしれませんね。
※「心意気」関連の参考記事はコチラです⇒
「道に迷わないために」
「メタファー(例え話)って何のため?」
「スポーツの意義(なでしこ編)」
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