すべてが一つに繋がっている世界だった。
私はみんなだった。
そして、みんなは私だった。
だから、周りの人の心や身体が手に取るようによく分かった」
(末松知子著 ハイヒール・アセンションより)
似た考え方に
「鏡の法則」
というのがある。
私たちの現実の人生はすべて、
自分の心を映し出したものであるという理屈だ。
鏡に映った髪型を変えたければ、
自分自身の髪型を変えればいいのに、
現実において人はなぜか鏡に映っている髪を変えようともがいている、
そのために悲喜劇が生まれるというのだ。
要は、錯覚である。
鏡に映っている髪型をとやかく言った所で意味はあまりない。
気に入らなければ、さっさと自分の髪を整えればいいだけって話である。
なんとなく頭では分かる気がする。
分かる気がするんだけれど、
正直な話、
う~~~~ん
って感じもまだ残っている。
なんなんだろう、このモヤモヤ感?
ハイヒールアセンション/末松 知子

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