今回は、新しい試みをお届けさせて頂きます(^^)
名付けて【神様達との物語】ということで・・・販売の企画ではないのですが、神様達と人間の物語をご紹介させて頂く試みです。
普段このブログでは、いろいろな神様達のチャネリングメッセージをお届けしてますが・・・基本的に、読者さんと神様の個人的な関係を繋ぐための内容ですので、他の方がどのように神様達と共に歩んでいるかはわからないのですよね。
しかし実際には、神様達と人間の美しい物語はとてもたくさんあって・・・僕は時々垣間見させて頂くのですが・・・やはり感動的なのです。
チャネリングメッセージは、主に魂の成長に関することをお届けしていますが・・・内容が奥深いこともあって、読むことに精神的な努力を伴うこともあると思います。
そこで、神様達と人間のいろいろな物語をお届けできれば・・・より親しみやすく、神様達を身近に感じて頂けるかもしれないと思いました(^^)
もちろん神様達と共に歩む道は、人それぞれ十人十色なのですが・・・やはり参考になる部分や、心に響く部分、励みになる部分などがあると思うのです。
実は、神様達としても・・・そのような物語をお届けしたいと思っていたようで・・・。
先日のヒヨドリちゃんの記事が一区切りとなった時に・・・「何かまた、皆さんが気楽に読めるシリーズがあるとよいのですが・・・」と神様達に投げかけたところ、この【神様達との物語】のインスピレーションをお届け下さったのです(^^)
今後、マイペースではありますが・・・古今東西、時代を問わず・・・神様達といろいろな人達の物語をお届けしていこうと思っています。
ではでは、早速・・・最初の【神様達との物語】をお届けさせて頂きましょう。
第1話となる今回は、天照さんからインスピレーションを頂きまして・・・「天照さんとタケシさんの物語」になります(^^)
(※登場人物の名前は、全て仮名です。)
時は現代・・・。
40代の会社員タケシさんは、高校三年生の娘さん、ユキさんと二人で暮らしています。
二人は以前、一緒に伊勢神宮に行ったことがあり・・・自宅には神棚もあって、「天照大神」のお札が奉られています。
しかし、タケシさんは仕事で忙しく、なかなかユキさんと話す時間がありません。
そんなある日、ユキさんがタケシさんに言いました。
「私、大学には行かない。
卒業したら、今付き合っている彼と結婚したい。」
突然の言葉に・・・タケシさんは唖然としました。
この時、ユキさんには十歳ほど年上の彼がいたのですが・・・タケシさんは、そのことを知らなかったのです。
タケシさんは冷静を装い「・・・そうか」と一応は返答しましたが・・・内心では酷く驚いていました。
相手はどんな男なのか・・・結婚は若すぎるのではないか・・・本当に真面目に交際しているのか・・・。
タケシさんの中で、いろいろな思考が駆け巡ります。
しかし一方では・・・「これもユキの人生だ」と思い、自由にさせてあげたい気持ちもありました。
ぐるぐると悩みながら・・・タケシさんは一人、神棚に手を合わせます。
「神様・・・。
私が余計なことをしないように・・・そして娘が最もよい道を歩めますように・・・どうかお導き下さい。」
この時、タケシさんの様子を見ていた天照さんは・・・微笑みながら、こう思います。
「あなたにできることは・・・少ないのです・・・。
しかしあなたは・・・すでに立派にやるべきことをやりました・・・。」
この天照さんのインスピレーションを、タケシさんはなんとなく感じ取り・・・すると、少し心が落ち着いてきました。
十年ほど前・・・タケシさんは離婚をしていました。
当時、仕事がとても厳しい状況下にあり、精神的に追い込まれる中で・・・次第に奥さんとの関係が悪化していったのです。
しかしユキさんは・・・タケシさんを信じて、付いてきてくれました。
このことは、タケシさんにとってとても嬉しいことで・・・大きな励みになりました。
ユキさんの心に宿るあたたかな信頼が、タケシさんにちゃんと伝わっていましたが・・・その後も仕事が忙しく、なかなか一緒に過ごせないことを申し訳なく思っていました。
一方・・・ユキさんは、そんなタケシさんの心模様をよくわかっていました。
むしろ・・・「そんなに背負い込まなくていいのに」と思っていたのです。
ユキさんはずっと・・・タケシさんに心身を休めてほしいと願っていて、特に自分のために心を煩わせないでほしいと思っていました。
そんなある日・・・タケシさんは、たまたま仕事が早く終わった帰り道で、ユキさんを見かけました。
自宅まで少し距離がありましたが、二人は一緒に歩いて帰ることにしました。
タケシさんは単刀直入に聞きました。
「ユキ、本当に結婚するのか?」
ユキさんは答えます。
「するよ。」
そして、少し考えてから言いました。
「彼はいい人なんだよ。
お父さんみたいな、普通の人。」
その言葉を聞いた瞬間・・・タケシさんの中から、こみ上げてくるものがありました。
それは・・・タケシさんにとって、とても嬉しい言葉だったのです。
「そっか・・・」
タケシさんはユキさんの言葉を信じ・・・うっすらと、神様の導きを感じました。
そして、ユキさんの彼に会えることを楽しみに待つことにしたのでした。
後日、ユキさんの彼が挨拶にやって来ました。
彼は確かに・・・優しく、人柄のよい人物で、ユキさんを心から愛していることが伝わってきました。
しかしタケシさんは、その顔をどこかで見たことがありました。
以前・・・タケシさんとユキさんは、近所の公園でキャッチボールをしたことがあったのですが、その時にこぼれたボールを拾ってくれた男性が彼だったのです。
若いエンジニアの彼は、休日によく公園でリラックスしており、ユキさんも公園でボーッとすることが好きだったので、自然と話すようになったということでした。
彼はユキさんの話を聞くうちに、タケシさんとの強い絆を感じ、自分がこの子を大切に守るべきではないかと思ったのだそうです。
最初に彼が、「最近はお父さんとキャッチボールしないの?」と聞くと・・・ユキさんは「お父さんはいつも頑張っているから・・・」とうつむき、優しく微笑みました。
その微笑みには・・・お父さんを大切に想う心、誇りに想う心、寂しさ、優しさが入り交じっていました。
彼は、彼女のその表情から・・・お父さんへの想いと・・・純粋さ、あたたかさを感じ・・・同時に、彼女の寂しさも痛いほどわかりました。
彼自身、仕事で苦労してきましたし、また幼い頃は家族関係でも苦労していたのです。
ユキさんはどの道・・・卒業したら家を出て就職し、タケシさんの負担を減らそうと思っていたのですが・・・女性一人で働くのは大変な時代です。
だからこそ彼は、ユキさんの純粋な想いが枯れてしまわないように・・・大事に守りたいと想ったのでした。
天照さんは・・・運命通りに、ユキさんと彼の縁が繋がるように支援をしていました。
背後から、一つ一つ丁寧に・・・運命の歯車が上手く噛み合うように調整してくれていたのです。
ユキさんは最初、彼からのプロポーズに困惑しましたが・・・次第に彼の気持ちが本物だと感じて、受け入れました。
タケシさんはユキさんを想い・・・ユキさんはタケシさんを想い・・・その想いに共鳴するように、彼はユキさんを想い・・・プロポーズをしました。
天照さんはこの時・・・三人の様子を見守りながら、こう思いました。
「全てが円満に進みましたね・・・。
それぞれを大切にする想いが・・・幸せの実を結んだのです・・・。」
天照さんのこの想いは・・・あたたかなエネルギーとして、三人の心に届きました。
そして三人はそれぞれ・・・これからもこの絆を大切にしようと決心したのでした。
ということで・・・最後は美しいハッピーエンドとなりましたね(^^)
最初、この物語のチャネリングをし始めた時は・・・「この話、収拾つくのか?(^^;)」と思ったのですが・・・ビックリするぐらい美しく収まって、驚きました。
この物語は実際にあったことのようで、三人の存在感も伝わってきましたが・・・本当のお名前や、地域、詳しい時期などはわからず・・・そこはぼやけて見えない感じでした。
(おそらく、天照さんの方で三人のプライバシーを守っていらっしゃるのだろうと思いました。)
たぶん・・・このような心あたたまる神様達との物語は、人類にとって必要なものではないかなぁと感じています。
テレビをつけますと、日々暗いニュースが流れていますが・・・本来はこのような、魂の輝きを大切にするようなニュースを多く流すべきだろうと思います。
悪いことに注目するよりも・・・本当の意味でよいことに注目した方が、きっと世の中も明るくなっていくはずです。
微力ではありますが、このような神様達との物語をお届けすることで・・・ほんの少しずつでも、世の中が明るくなっていったらなぁと思いました(^^)
今後も、この【神様達との物語】シリーズでは・・・古今東西、時代を問わず・・・神様達と僕ら人間の心に響く物語を、一つずつご紹介していく予定です。
よかったら、どうぞお楽しみにです(^^)
ご覧下さりまして、ありがとうございました。
関連記事
・2022年2月の記事・・・天照さんより「人と神との正統な関係」
・2022年10月の記事・・・ピースより「神様とは」
・2022年11月の記事・・・マロ様より「慈しみの時代」
・2023年1月の記事・・・マロ様より「神は家族」
関連サイト
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・「ピースのnote」・・・最近の記事→「マロ様の真実」、「大木の気持ち」