中性脂肪とイカ
中性脂肪を減少させる為に有効となるのがイカです。なぜなら、イカには中性脂肪を減少させる働きがあるタウリンを豊富に含む為です。ただし、イカには動脈硬化や脂質異常症の原因となるコレステロール、痛風の原因となるプリン体も豊富に含んでいる事から、頻繁に食べたり一度に大量に食べたりすることは控えてください。たまに食べるからこそ中性脂肪を減少させる為に有効となるのです。ちなみにイカに豊富に含まれている中性脂肪を減少させる働きがあるタウリンとは含硫アミノ酸の一種です。ただ単に中性脂肪を減少させるのではなく肝臓に蓄積している中性脂肪を減少させる働きがあります。ということで、脂肪肝を改善する為にも有効となるのです。
脂肪肝とウコン
脂肪肝を改善・解消する為に有効となるのがウコンです。なぜなら、ウコンには胆汁酸の分泌を促進し肝機能を高める働きがあるクルクミンを豊富に含む為です。ちなみにクルクミンとはポリフェノールの一種で天然の黄色色素成分です。コレステロールを原材料とする脂肪の消化・吸収をサポートする胆汁酸の分泌を促進する事でコレステロールを減少させるのです。また、胆汁酸の分泌を促進する働きから肝機能を高めるのです。ですから、クルクミンは脂肪肝の改善・解消に有効となるのです。脂肪肝とは肝臓にコレステロールも蓄積している為、体内の過剰なコレステロールを減少させる事は脂肪肝解消に有効となるのです。また、肝機能が高められれば肝臓に中性脂肪・コレステロールが蓄積しにくくなる為に脂肪肝の改善・解消に有効となるのです。
コレステロールとうなぎ
コレステロールを多く含む食材がうなぎです。ですから、コレステロール高めの方はうなぎは控えるべき食材であるかのように思われています。しかし、そんなことはないのです。なぜなら、うなぎには血中コレステロールを減少させる働きがあるDHA・EPAを豊富に含む為です。血中コレステロールを減少させる為には一日当たり1000㎎程度のDHA・EPAが必要となるのですが、うなぎには可食部100g当たり2000㎎以上のDHA・EPAが含まれています。うなぎにはそれほどまでにDHA・EPAが含まれている為、コレステロールを減少させる為に有効となるのです。ただし、前述したようにコレステロールも多く含む為、食べ過ぎには注意が必要です。