濃縮槽更新工事
こんにちは
じめじめとした日が続きますが、
地球の反対側の熱い戦いが、陰鬱な気分を吹き飛ばしてくれます。
SUPでは、当てた人が総取りの優勝国予想企画で盛り上がっています。
(これいろんなとこでやってるみたいですね)
さて、
引き続き前年度工事の紹介です。
昨年春から秋にかけて施工した、都内某水再生センターの濃縮槽の更新と600φの鋳鉄管の更新工事は、前年度工事の中でも工事金額、工事規模共に一番の大きな工事でした。
今回の濃縮槽の円形掻寄機の径は28mで、槽の深さは13mあります。
何十トンもある機械を入れ替えるのですが、槽の上には屋根が掛かっているので、クレーン車を使って直接材料を出し入れすることは出来ません。
そこで、搬入口の外側に仮設のステージを組んでその上に大きな台車を設置し、建屋内には濃縮槽の真中の柱をまたいだ搬入用アイビームを2本設置しました。


これを使えば
①仮置場からフォークリフトで移動してステージの上に載せる
②ステージ上の台車で建屋内に引き込む
③仮設アイビームに設置した電動チェンブロックで槽内に吊り込む
という手順で、部材の搬出入が可能になります。
今回は槽の径が大きく、これだけだはカバーできないので、さらに槽上にカニクレーンを設置しました。
既設の機械撤去から、斫り工事、据付工事、左官工事と、
25年度5月の乗り込みから約半年間をかけ、巨大な機械の更新が終わりました。

中心に設置した約4トンの駆動装置に電気が入り、ゆっくりと動き出します。

円形掻寄機の更新と同時に進めていたのが、600φの鋳鉄管約330mの更新工事でした。
鋳鉄管は耐腐食性が強く、強度が高いので水道や下水道によく使われる材料で、数ある配管の種類の中でも特に重い材料です。今回使う600φの配管では、ひとつの部材の重量が1トン近いものもあり、ひとつひとつの部材が、重量物という扱いです。
今回更新した配管材の総重量はなんと80トンありました。
さらに、
現場はとても狭く、限られた経路での搬出入を強いられました。


この現場のために開発した「バール台車」や、超閉所専用の鋳鉄管用「運搬台車」の活躍で、
無事に更新することができました。

どちらの工事も本当に皆大変でしたが、
怪我人もなく、無事に完了することが出来ました。
お疲れ様です。
じめじめとした日が続きますが、
地球の反対側の熱い戦いが、陰鬱な気分を吹き飛ばしてくれます。
SUPでは、当てた人が総取りの優勝国予想企画で盛り上がっています。
(これいろんなとこでやってるみたいですね)
さて、
引き続き前年度工事の紹介です。
昨年春から秋にかけて施工した、都内某水再生センターの濃縮槽の更新と600φの鋳鉄管の更新工事は、前年度工事の中でも工事金額、工事規模共に一番の大きな工事でした。
今回の濃縮槽の円形掻寄機の径は28mで、槽の深さは13mあります。
何十トンもある機械を入れ替えるのですが、槽の上には屋根が掛かっているので、クレーン車を使って直接材料を出し入れすることは出来ません。
そこで、搬入口の外側に仮設のステージを組んでその上に大きな台車を設置し、建屋内には濃縮槽の真中の柱をまたいだ搬入用アイビームを2本設置しました。


これを使えば
①仮置場からフォークリフトで移動してステージの上に載せる
②ステージ上の台車で建屋内に引き込む
③仮設アイビームに設置した電動チェンブロックで槽内に吊り込む
という手順で、部材の搬出入が可能になります。
今回は槽の径が大きく、これだけだはカバーできないので、さらに槽上にカニクレーンを設置しました。
既設の機械撤去から、斫り工事、据付工事、左官工事と、
25年度5月の乗り込みから約半年間をかけ、巨大な機械の更新が終わりました。

中心に設置した約4トンの駆動装置に電気が入り、ゆっくりと動き出します。

円形掻寄機の更新と同時に進めていたのが、600φの鋳鉄管約330mの更新工事でした。
鋳鉄管は耐腐食性が強く、強度が高いので水道や下水道によく使われる材料で、数ある配管の種類の中でも特に重い材料です。今回使う600φの配管では、ひとつの部材の重量が1トン近いものもあり、ひとつひとつの部材が、重量物という扱いです。
今回更新した配管材の総重量はなんと80トンありました。
さらに、
現場はとても狭く、限られた経路での搬出入を強いられました。


この現場のために開発した「バール台車」や、超閉所専用の鋳鉄管用「運搬台車」の活躍で、
無事に更新することができました。

どちらの工事も本当に皆大変でしたが、
怪我人もなく、無事に完了することが出来ました。
お疲れ様です。
ゲート更新工事
こんばんは
暑さは日に日に増し、屋外での作業はいよいよ洒落になりません。
暑くなり始めはまだ体が慣れておらず、特に熱中症になりやすいので注意が必要です。
先日の予告通り、前年度工事を遡って紹介していきたいと思います。
25年度、重量級の工事として、某ポンプ場でゲート(阻水扉や制水扉ともいいます)の更新工事がありました。
大容量の水の流れを遮断する設備として一般的なゲートですが、私たちの生活を支える水処理設備には欠かせないアイテムです。下水処理場やポンプ場などの水処理施設への流入、流出や、各工程への切り替え部に設置され、各設備への水流の遮断や水位調整等に使われています。
今回の工事で取り換えたものは都内某ポンプ場の流入ゲートで、重量は単体で8.3トンある超重量物です。例えばこの重量を1本のボルトで支えようとすれば、(安全率も考慮にいれると)そのサイズはM64。吊りおろしに使用した15トンの電動チェンブロックは、フックの上に動滑車が3個並んで6本のチェーンでぶら下がっており、自身の重量が450KGあります。(これを天井近くに仕込むのが、まずひと仕事です)
では、この工事の要である搬出入作業を順をおって紹介します。
順序としては、まずどのような仮設設備を設置して、どのような方法でゲートを出し入れするかなどの施工計画を入念に事前検討し、元請さんが計画書にします。(SUPでもCADを使って作成のお手伝いをします)
公共工事の場合、発注者側では具体的な工事の方法を指定しませんので、受注した元請さんとSUPなどの工事会社が計画を立て、打ち合わせをして施工方法を決定します。
今回の工事では元請さんの技術者の方とSUP工事責任者のY治が中心となって施工計画を進めました。
当初、この大きさと重量のゲートは通常の方法では「搬入不可能」という結果になり、いろいろな工夫とアイデアを駆使して、なんとか「搬入可能」な方法を探し出しました。
最終的にCADを使ってシュミレーションした結果、(ぜーんぶ最小の寸法を当てはめていった場合の)床とのクリアランスは、なんと50mm。(実際の搬入時にゲートから床の距離が一番近かったときの寸法はこれ以下でした)
さて、
現場での最初の工程は仮設の設置です。
今回工事では、まず屋外からゲート室への搬入口のまえに仮設のステージを組み、

屋内ゲート室に仮設のアイビームを設置しました。
これに電動のチェンブロックを仕込みます。

既設のゲートを切断、分解、搬出して、ボルトを取り付ける箇所をハツリ屋さんに斫ってもらったら、いよいよ新規ゲートの搬入です。
①トラックに積まれてきた状態はベタッと置かれた平積みで、そのままではゲート室の搬入口にすら入らないので、まずクレーンでゲートを起こします。

②起こしたゲートを吊り上げ、、、

③仮設ステージの上に上架します。

④ステージの上には室内に引き込むための台車(事前にSUPで製作したもの、足元は10トンのチルローラー4台と固定されています)が設置してあるので、その上に載せて倒れないように固縛します。

⑤室内に引き込んだら、仮設のアイビームに吊り替えて、さらに中へとゲートを吊り込みます

⑥この時点ではまだゲートが横になっているので、2台のチェンブロックを使って空中でゲートを縦にします。
⑦(ゲートが縦になったら)さらに奥にへとゲートを吊り込み、実際の設置場所までゲートを搬入します。
⑧15トンの電動チェンブロックで開口部から吊りおろします。

⑨設置レベルまで下したら、槽内に仕込んである手動チェンブロックに吊り替えて、搬入完了です。

今年度最重量の工事は、入念な計画の元、スムーズかつ安全に進めることができました。
SUPでは、あらゆる重量物の搬入据付工事をお見積りいたします。
どうぞ、よろしくお願い致します。
暑さは日に日に増し、屋外での作業はいよいよ洒落になりません。
暑くなり始めはまだ体が慣れておらず、特に熱中症になりやすいので注意が必要です。
先日の予告通り、前年度工事を遡って紹介していきたいと思います。
25年度、重量級の工事として、某ポンプ場でゲート(阻水扉や制水扉ともいいます)の更新工事がありました。
大容量の水の流れを遮断する設備として一般的なゲートですが、私たちの生活を支える水処理設備には欠かせないアイテムです。下水処理場やポンプ場などの水処理施設への流入、流出や、各工程への切り替え部に設置され、各設備への水流の遮断や水位調整等に使われています。
今回の工事で取り換えたものは都内某ポンプ場の流入ゲートで、重量は単体で8.3トンある超重量物です。例えばこの重量を1本のボルトで支えようとすれば、(安全率も考慮にいれると)そのサイズはM64。吊りおろしに使用した15トンの電動チェンブロックは、フックの上に動滑車が3個並んで6本のチェーンでぶら下がっており、自身の重量が450KGあります。(これを天井近くに仕込むのが、まずひと仕事です)
では、この工事の要である搬出入作業を順をおって紹介します。
順序としては、まずどのような仮設設備を設置して、どのような方法でゲートを出し入れするかなどの施工計画を入念に事前検討し、元請さんが計画書にします。(SUPでもCADを使って作成のお手伝いをします)
公共工事の場合、発注者側では具体的な工事の方法を指定しませんので、受注した元請さんとSUPなどの工事会社が計画を立て、打ち合わせをして施工方法を決定します。
今回の工事では元請さんの技術者の方とSUP工事責任者のY治が中心となって施工計画を進めました。
当初、この大きさと重量のゲートは通常の方法では「搬入不可能」という結果になり、いろいろな工夫とアイデアを駆使して、なんとか「搬入可能」な方法を探し出しました。
最終的にCADを使ってシュミレーションした結果、(ぜーんぶ最小の寸法を当てはめていった場合の)床とのクリアランスは、なんと50mm。(実際の搬入時にゲートから床の距離が一番近かったときの寸法はこれ以下でした)
さて、
現場での最初の工程は仮設の設置です。
今回工事では、まず屋外からゲート室への搬入口のまえに仮設のステージを組み、

屋内ゲート室に仮設のアイビームを設置しました。
これに電動のチェンブロックを仕込みます。

既設のゲートを切断、分解、搬出して、ボルトを取り付ける箇所をハツリ屋さんに斫ってもらったら、いよいよ新規ゲートの搬入です。
①トラックに積まれてきた状態はベタッと置かれた平積みで、そのままではゲート室の搬入口にすら入らないので、まずクレーンでゲートを起こします。

②起こしたゲートを吊り上げ、、、

③仮設ステージの上に上架します。

④ステージの上には室内に引き込むための台車(事前にSUPで製作したもの、足元は10トンのチルローラー4台と固定されています)が設置してあるので、その上に載せて倒れないように固縛します。

⑤室内に引き込んだら、仮設のアイビームに吊り替えて、さらに中へとゲートを吊り込みます

⑥この時点ではまだゲートが横になっているので、2台のチェンブロックを使って空中でゲートを縦にします。
⑦(ゲートが縦になったら)さらに奥にへとゲートを吊り込み、実際の設置場所までゲートを搬入します。
⑧15トンの電動チェンブロックで開口部から吊りおろします。

⑨設置レベルまで下したら、槽内に仕込んである手動チェンブロックに吊り替えて、搬入完了です。

今年度最重量の工事は、入念な計画の元、スムーズかつ安全に進めることができました。
SUPでは、あらゆる重量物の搬入据付工事をお見積りいたします。
どうぞ、よろしくお願い致します。
太陽光発電設備
こんばんは、
だんだん暑くなってきました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
25年度も大小いろいろな工事をやらせていただきました。
年度中は忙しさにかまけて、あまり各工事についてお伝えできなかったので、
遡って順次アップしていきたいと思います。
さて、
25年度も太陽光発電設備の据付工事をいくつかやらせて頂きました。
季節の良い折には、景色のいい屋上で青空の下の工事はとてもいい環境ですが、
実は太陽光発電の現場は、真夏、真冬はかなり過酷です。(今年度は雪の降る中での作業もありました)
太陽光発電設備は屋上に設置することが多いので、クレーンによる搬入作業は頻度が高く、重要な作業になります。
据付の際の手順や動線を考慮し、最適な場所に材料を配置します。
また、オペレーターさんからは見えない所で無線を使って合図するため、
玉掛け合図は経験豊富な有資格者が慎重に行います。
ボルトの締め付け管理は、太陽光発電設備設置のかなめ、
何重にもチェックを効かせ、確実にマーキングを行います。


