sunset diary -303ページ目

社会復帰できないスザンヌ

テーマはアメリカ限定ではないけど、今回はとりあえずアメリカで。

 

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斜め前に住むご近所さん。私たちがここへ越してきたときは既にいて、わりと高齢出産でもうけた子供が二人いた。旦那さんはとっても海外出張が多くて(ウチの近所はホントーに出張族の旦那が多い!)、彼女ももれずに母子家庭状態だった。

 

そこで3年前、子供達がまだ小学校低学年中に意を決して旦那さんの転勤話(駐在)にのり、家族みんなでタイへと引っ越していった。旦那さんはとても思慮深い落ち着いたひとで、奥さんのスザンヌ(スーザンではなくスザンヌってとこがミソ。いつも自己紹介の時にココを強調してたのが印象的)はカンザス出身の、絵にかいたような 《私、アメリカしか知りません。出たこともありません》って人だった。話すといい人なんだがそれ止まり。硬いんだよね。近所の東部出身の人に言わせると《彼女は典型中西部出身》らしい。他を知らない、知ろうともしない保守的な代名詞ってとこだろうか。

 

とにかく、スザンヌ一家がこの夏3年のお勤めを終えてアメリカに戻ってきた。以前住んでいた家は彼女のお父さんがたまに住んだりして残していたので、この夏は何もなかったようにまたその家に舞い戻ってきた・・・らしい。らしいって、この3か月彼らの姿を目にしていないから。

 

子供たちの年齢や彼女との趣味などに接点がないので、彼女が戻って来てからまったくあっていない。道路でかすりもしない。こういう住宅地では犬の散歩やジョギングでしか近所を徘徊しないし、常に車で移動なので彼女の家は我が家から見えるのに、ほんと~に誰一人目にしないってのが恐ろしい。

 

で、昨日隣にすむLの誕生日だったので、夕方彼女に小さなケーキを届けに行きちょっとしゃべったらスザンヌの事を聞かされた。どうも彼女、アメリカに戻って来て日常生活に馴染めなくて戸惑っているらしい。

 

そりゃそうだな、先ず一番の違いはお手伝いさんがいないことだろう。お掃除をしてくれるだけでなく住み込みだったらしいし。それに子供たちの学校が競争のないインターナショナルスクールから地元の競争バリバリの公立校に戻ったってこともあるかと。

エキスパートとしてあちらに行っていた旦那さんの好待遇から《One of them/フツーの人》に戻ったトランジションがまだできないらしい。

 

こういうことって仕事してる旦那さんは感じないんだよね。私のオットも日本→ドイツ→アメリカって場所は移り変わってもやってることは同じだからどこでもス~って溶け込んでたけど(出張で年中行き来してたし)、奥さんは大変なんじゃないかと思う。スザンヌの場合は言語が変わってないからその点はラクだろうけど、本人はそこは気づかないだろう、どこでも英語で通すアメ人だし。

 

こればっかりは馴れの問題かもしれないけど、私はお手伝いさんとか、家に他人が入って身の回りの事をしてもらうってのはダメだな。コントロールフリークだから、お手伝いさんの後ろに付いて回って『ココはこうして拭いて!』とか言って歩くのはしんどいわ。そんな自分に嫌気さしそうだし。

 

それと、自分の身体が不自由でないうちは、人にやってもらったらバチがあたるって感覚がある。貧乏性なんだな。お手伝いさんはうんと年取ったら大手を振ってお願いしたいけど、今は絶対にいらない!だから東南アジアにも引っ越さない!そんな話ないけど、もしなったら私はだらだらにだらけて腐った人間になっちゃうよきっと。

 

まぁとにかく、昨日はLに『ちょっとさ、スザンヌを励ます会でもしようか。Schatziとかリンとか、海外から移住してきていまだに生き残っている人と話をすると息を吹き返すんじゃないかな?』って話になった。まぁ、どうだろね、こういうことは自分で解決しなくちゃいけないんだけどね、大人なんだし。

 

ほんと、いろんな人がいるわ。

 

 

 

こち亀まだ続いてたんだ

少年ジャンプで連載してた「こち亀」の連載が終わるってニュース。

 

ってことより、まだ続いてたの?って事に驚いたよ。40年?200巻?すごーい!ガラスの仮面みたい!

 

私の幼馴染の実家は床屋さんで、私たちの間では通称「お店」と「家」があって、学校帰りに遊ぶ約束したときに「じゃぁどっちにいけばいい?お店?いえ?」みたいな会話があって、「家」で遊んだとしても、必ず「お店」によってお客さんと一緒に漫画をパラッと読んでからお開きだった。私の実家の目と鼻の先にあったこの「お店」。私のマンガステーションだったー

 

女子高時代の友達はこれまた亀有の子で、あそこもよく遊びに行った~。あの下町好きなんだよな。もんじゃとかよくクラブサボって食べに行ったな~

 

こち亀、好きだったんだよなー懐かしい!読みたい!マンガっておばちゃんちにいけば読めたから、こういった少年ジャンプ系は買ったことがなかったから一冊も持ってない!

 

はー、今度里帰りしたら大人買いしてくるかな。。。こち亀ってのがミソだけど。

 

そういえばお兄ちゃんは知ってるかな、この大ニュース。LINE入れちゃおう。

 

パイロットに敬意を表して

週末、男たちがみたかったSullyを観てきた。ついでに次男の友達もついてきた。

 

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あのハドソン川の奇跡の着陸って2009年だったんだ。なんだかもっと前だと思ってた・・・。まだ記憶に新しいけど。

 

この映画、よくぞあのキャプテンの決断が間違っていなかった事実をしっかりと伝えてくれたと、監督のClint Eastwoodに拍手を送りたい。彼自身、コレを世に出さないとあの世にいけないよって思ったのかも知れない…!?

 

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映画の内容は割愛。超有名だし。

 

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事故後まもなく友達のパイロット、マーティンと話をしたとき、あの機長への事故調査委員会の聴取がとても厳しかったという話は聞いていた。パイロットは普段、乗客の命を守って当たり前。でも、機体へのダメージや、ましてやあのハドソン川への着陸での機体丸ごとドッポン事件は保険会社が黙っていない。回避できたのではと話をもっていくだろうと、パイロット皆が思っていたそうだ。ゲンキンだよなー、乗客が助かったばかりに、今度は機体の賠償問題があがるなんてさ~

 

Sully機長(Sullenberger 機長の愛称)自身も言っていたが、マーティンも当時、『あんな水の上への着陸なんて練習しない』そうだ。鳥がエンジンに巻き込まれることはよくあるそうだ。冗談好きなマーティンはよく、『あれ、臭いはコックピットに入ってこないけど、きっと鳥の丸焼きのいい匂いがするはずだよ』って言ってた。

 

普段シュミレーション訓練が頻繁に行われていたのも覚えている。『今週マーティンは飛んでないよ、シュミレーション訓練だから~(=国内)』って、妻のドロテアが良く言ってた。とか、マーティンは機長だから、『たまに副操縦士への訓練の為に内緒でオートパイロットシステムを切っちゃうんだ。彼らがどういう判断を下すかみるんだよ。大丈夫、危ないことしてるわけでないし、乗客は分からないから』とかも言ってた。世間話をしながら、でもマインドは計器に全集中っ!みたいな。『ご存じ、会話は全て録音されてるから、あまり変な事は言えないんだよ』らしい。

 

映画の主人公同様、マーティンも『乗客の命を預かっている』っていう考えは常に念頭にあった。自分の搭乗地には1日前に向かっていたが、その前日のパーティーの時は当たり前だけどもう一摘も飲まなかった。搭乗何時間前までにアルコールが抜けていないといけないって規定があったし、健康状態も常に維持しないといけなかった。これは航空会社にもよるだろうけど、まぁ安全第一のドイツの航空会社だし、彼にはそのパイロットだってプライドもあっただろう。暇をみつけてはサイクリング、ジョギング、テニス、そして趣味のバンドと作詞活動と、とにかく《自身のコントロール=すべては乗客の命を守るため》につながっていた。

 

昨日の映画はどうもマーティン家族がかぶってしまい、私もオットもじっと座って事の成り行きをみているのが辛かった。だって、彼を支えている家で待つ奥さんの事もよく分かるんだもん。

 

私やクラウディアとか、マーティン抜きでドロテアだけと会う時には極力飛行機事故とか、不吉なことは話題にしなかった。去年のジャーマンウィングの副操縦士の自殺行為の後も、なにかの拍子に彼女から話をもってきたときにチラッと話をしただけ。あの時の彼女もさすがで、『マーティンにはこれから副操縦士が若かったら《キミ、人生は楽しいかい?奥さんと上手くいってるか?》とか事前に精神状態を探らなくちゃだめよって言ったのよ~』とか、サラリと言っていた。もう、信じるしかないもんね。

 

マーティンは凄い。2011年頃だったか、エアバスのA380がいよいよ発表された辺りで、『パイロットだったら、あのデカいヤツを操縦しないで人生を終わりたくない』っていって、2年間の特別訓練を受けてまんまとA380 専属パイロットになった。もうすぐ50歳だよって歳だったかな。今ではドイツー上海、ドイツーマイアミ間専門として、乗客500人以上の命を預かっている。A380 は機体が大きいから、高度も他の機種より高く、身体への負担も大きいらしい。なので昔より体を鍛えることに専念しているそうだ。と同時に、彼の会社は50歳過ぎてからは、毎年有給が1日づつ増えている。そうだよね、大変だよ・・・。彼は腕が太いんだけど、よく『へぇ、この腕であの大きな機体を持ち上げてるんだ。すごいね~』ってからかうけど、機体を操縦するのは人間なんだよね・・・。

 

マーティンは映画のSully 機長の様に、少年時代からプロペラ機を操縦していて、大学卒業と同時にテキサスの訓練地での研修生活を経てドイツの航空会社に採用になる。以来ずーっと同じ会社。はじめは欧州内を飛び、ほどなくして国際線担当となり、私たちが彼と知り合った時はよく成田にも飛んでいた。

 

が、そこで9/11後の世界中の航空会社の業績不振のあおりを受け、彼の会社は解雇ではなく(さすがドイツ)、年に1,2か月の無給休暇制度を始めた。ってことで、よくサイクリングしたり大工仕事したりしてたのを覚えている。そんななかでの40歳過ぎてからのA380への挑戦と、自分で道を切り開いている人だ。

 

なんでSully 機長からマーティンなんだよって話だけど、昨日は私もオットもとにかくマーティンとその家族がオーバーラップしちゃって、ムズムズしながらみた映画だった。

 

マーティン、今日は私の日記ににメインで登場だよ。もう褒めちぎり!日本語読めなくて残念だわ。

 

 

 

 

 

Buyback

VW 排ガス不正問題のその後。

 

我が家にあるGolf TDI は2011年10月に購入したので、まんまとこの不正に引っかかった。

VWのGolfっていったら燃費と性能が良いから、ドイツでは滅多に中古車を手に入れることができないほどの人気車だった。Golfは乗り潰すのがあたりまえだからだ。

 

それを知っていたからこそ我が家でも購入して、ましてや購入に際しての高いローンの利率も受け入れての購入だったわけだ。(※ガソリンだったら利率はなんと0%のところ、わざわざディーゼルってことで3.6%を払っていた)

 

5年ローンということで、今年2016年10月で支払い終了の予定だったところでこの不正問題が去年秋に発覚。その後、アメリカでの訴訟の動向を逐一おさえながら、面倒なオンラインでの集団訴訟への参加や、VWの代理店での車の登録、そこで先ずはキャッシュ$500と、$500のストアクレジットを受理。とりあえずこれでご勘弁を・・・って感じだった。で、この春にやっとアメリカでの購買者が勝訴したとのニュースが入った。

 

ここでアメリカの購入者への二択の内容は、

 

1.Buyback‐2015年9月18日以前の購入者。去年の不正問題発覚時の車の価値+$2986.73

2.Emission Modification ‐ Emission無償交換+最低$5100 の賠償金

 

上記は第一購入者への賠償内容であり、中古購入者やリースの人への補償はまた別。(割愛)

 

{5FE1C8AD-663A-403A-A6C4-7EEA1164CF1A}


ってことで、このオプション該当車(者)へは先月パッケージ内容の詳細が送られてきた。なかなか分かりやすく記載されいて先ずは軽く驚いた。大抵こういったリコールなどの手続きはわざと面倒にしているのが多いが、この不正に関してはかなり本気であちらも対処していると感じた。早く終わらせたい・・・みたいな。

 

で、我が家でも検討。今現在、娘は車を乗らないので我が家には二人のドライバーに対して3台の車がある。一台は次男が今年中に仮免になるので彼の練習用…となる予定。Golfは元々オットの通勤用に購入したんだが、結局は長距離を運転する長男が運転し、彼が乗っていた燃費の悪いスポーツカーを手放した。で、このGolfは乗り潰すつもりでいたが、ここでEmissionを交換すると、先ずは性能が落ちるのは間違いない。しかも、もし今後手放す時には《問題車》な訳で売値が低くなるのは目に見えている。

 

ってことで、ウチはBuybackを選ぶことにした。買い取ってもらうって事。計算すると、訳$24.000

で購入した車をVWの条件で買い取ってもらうと、過去5年近く、Golfを年間$1000で乗っていた事になる。これはお得だ。今手放さない手はない。

 

さて、ネックなのはあと数か月ローンが残っているということで、これを処理していないと手続きが長引き、なかなか処理されない事が分かったので、あと数か月のローンなので全額払って終わらせることにした。先日終わらせたので、その内《Title/所有権》が送られてくるはず。

 

その後、このTitleをVWの代理店に持っていき手続き終了、って流れの様だ。噂ではワリと早くお金が送られてくるって聞いたけど、まぁ年内に終わったら驚きだね。

 

一連の流れをドイツの友達に言ったら『アメリカだけなんだよ、Buybackの権利を手に入れたのって。ドイツはそもそもその排気量で問題ないんだって。アメリカだけがテスト値が厳しいってことで排ガス量の違反が厳しく罰則されたってことらしい。あと、購入時の負担額が高かったって事で駄々こねて(爆)Buybackを勝ち取ったんだよ。あんたたちはラッキーなのよ!』

 

って言われた。そうか、ラッキーなのか。まぁ、環境にやさしいと思ってわざわざ高い買い物してバカを見たっておもったけど、買い取ってくれるってことで許すとするわ。

 

 

 

 

 

圭くんよくやった

ブラッド・ギルバート(以前圭くんのテクニカルコーチだっけか?ちょこっとコーチしてた)が観客席からサブ解説してるけど、

「圭は素晴らしい。いまの彼はheart &determination / 心と決断力だけでプレーしている」

スタンとの身体&スタミナの違いで負けてるけど、精神力で繋いでいると。

解説も皆がKeiのここまでのゲームを賞賛してるんだけど、やっぱりスタンの強靭な身体には勝てないよって…悲しいね。

ウチのチキンなオットは見てるの辛くて皿洗いに逃げちゃったよ。

でも頑張って。

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はい、試合終了。スタンがファイナルへ。まぁ彼も今までなんども辛い敗北を経験してるし、とにかく素晴らしい試合するし良くやったと思う。これがbeauty of sports なんだ。スタンって本当にBig match player だな。ここだっ!ってポイント/試合で異常なまでにすごい仕事する。

たのんだよスタン!こうなったらジョコをぶっとばせー!