ログハウスのある林業生活

ログハウスのある林業生活

安比高原でログハウスに住みながら地元の林業で生計を立てる様を気ままに書いていきます

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 5月半ばに入り 土場の八重桜が開花、

 

熱くなり始め、水分補給と休憩に気を付けるようにしないといけません。

 

 

現場を端から端に移動し、今度は岩手山が一望できた場所から反対へ。向こうはものの見事に禿げとる、そしてこっちはうっそうとしている上に、

以前より傾斜がある場所で雑木・蔓だらけでその上松は太くて葉がついて

 

上が見えねえ・・・・。

 

更にここは沢沿いにある為足場も悪い、心が折れないように

休憩を入れて安全第一に作業を行う・・・。死にたくないから。蚊取り線香先輩マジ助かる、森林香が切れて今は普通のだけど

 

これでもないのと有るのは違う。

 

 さて、今回はクサビについて自分の考えをネタにします。右から 安全クサビ・バローべ・スチール・ハスクバーナ・杣(SOMA)

 

テコメック(イタリア製)。

 

一番左はテコメックの大、その他はすべて中サイズ

 

安全クサビ・バローべ・杣はABS樹脂

 

スチール・ハスクバーナ・テコメックはポリアミドを素材に使用

 

テコメックと杣はまだ使用してないのですが、テコメックのクサビは

 

スチールのOEM品で同等とのこと(購入先ショップから)

 

実際はテコメックは各農機メーカーのOEM製品を製造販売してます。

 

オレゴン他ソーチェン用 チェーンブレーカー・リベットスピンナーの

 

製造元もテコメックです。(製品に眼鏡のステッカーがあるのがおそらく)

 

また日本では出回りませんが、海外ではスチールチェーンソーの

 

社外部品も製造販売しています。このことから品質も定評があるようです。

 

で、実際今まで使ってきた個人の感想ですが、

バローべが一番安く、折れやすいように思います。

 

折れてグラインダーかけて再利用しても太いところでも折れます。

 

まだ杣が未知数の為何とも言えませんが、

 

食い込みはいまいちですが、安全クサビは長持ちします。

 

注目の杣は その食い込みを考慮されているのかテーパーが施され

 

食い込みがよさそうです。

スチールOEMのテコメックと比べて見ると、かなり鋭角です。

 

後は耐久で今後の仕入れを検討します。

 

次にハスクバーナ、

見ての通り突起もない完全フラットですが、現時点で中サイズで

 

一番全長が短く・幅が広く・そして厚みが有りそして新品ではテーパーが

 

施され食い込みがいいです。

 

使用してみて思ったのは、ほかのクサビと併用すると抜け防止がないので

 

打撃の衝撃で抜けて飛んでいく、そして全長に対して厚みが有るので

 

他のクサビと併用するには注意が必要。

 

また寒冷地の伐木には使用しないほうがいいかもしれない。

 

 しかし、こいつにはかなりいい使用方法がある。

 

伐木の際追い口に先に打ち込む1打目のクサビとして最適なのだ。

 

幅も太く・短い全長で厚みが有る上、食い込みがいいので

 

伐倒方向に対して逆反りの小径木にもチェンソーで切り込んだ状態

 

ギリギリから2・3cm打ち込むだけで挟みこみ防止に良い。テコメックの大と比べればわかるように規格は全長と幅以外同じである

 

他のクサビの大を併用すれば同じ使用ができると思うが、

 

この全長で使えると取り回しがよく最低一つは常備したいと思う。

 

なくなれば他のクサビ大を再利用してみてもいいかもしれない。

 

 

スチールのクサビを使用していて思ったのは、とにかく食い込みがいい

 

ガンガン進みそしてやりすぎて先端が曲がる そして修正する。

 

それぐらい食い込みがいいです。

 

私のクサビの中で一番長生きしているのもスチール

 

そのスチールOEMでさらに値段も半額以下のテコメックは

 

最高のコスパだと思います。

 

これから使用して更に自分のスタイルを研究していこうと思います

 

 

 

 

 どうも、私です。

 

先週の金曜土曜の二日はまさかの雨から雪になり参りました。また積もったよ、気温-3度、最高は0度と濡れながらの作業でした。

 

それでも仕事は終わらないし休む気もない。

 

今日は休みながらもチェーンソーの掃除・手入れをしてたところで

 

注文していた品が到着、

新しい20インチのガイドバーです。

 

私の357XPはもともと某ネットオークションで落札した、

 

新品部品多数の良品でその中で地味に悩みだったのが、

 

付属されたガイドバーでした。

 

後で調べると、なんと国内にはもうどこにもないであろう。

 

オレゴン製のハスクバーナロゴのガイドバーです。証拠画像

以前の画像なので不鮮明ですが、ロゴが見えます。

 

現在は主にツムラがハスクバーナ純正のガイドバーを受け持ってますが、

 

以前はオレゴンが受け持っていました。モデルはオレゴンのパワーカット 当時はパワーマッチという名でした。先端を比べるとスプロケットの固定リベットの数が違うのと、

 

一部の刻印以外ほぼ同じですが現在の20インチガイドバーと

 

決定的に違うのは、チェーンのコマ数 78 という所

 

現在の国内で流通する20インチガイドバーはコマ数は 76

 

それに対して2つも違う為、スギハラもツムラはもちろん

 

現在のオレゴン・ハスク純正も 78のソーチェンが使えない

 

357XPを購入した当時、それを知らず 予備のソーチェンを

 

3つも用意してしまい、ショップで繋ぎなおして現行ガイドバーを買うか

 

迷っていたら、ネット販売で同規格の物を在庫に置いている

 

ショップを見つけました。Good Wood's様

 

所が、ショップさんもあると思ったらないと返事が来て

 

その場でオレゴンに問い合わせてもらったら在庫が 2点 あるとの事

 

即取り寄せをお願いしました。

 

ショップに行って繋ぎ直しの手数料と現行の新品ガイドバーだと

 

若干でも手間もかかり高いので助かりました。

 

これでいざという時の対応もまた一つ解決しました。

 

仕事を続けるためにもまだまだ学ぶことが多いです。

 

 

明日も仕事だ。

 久しぶりの更新でもしやもう終了かと思われてたかと思った私です。

 

林業はもちろん続けてました。休みを優先してブログさぼってました。

あれから現場が変わり岩手山が見える絶景を毎日眺めながら、

 

仕事に従事してます。

 

そんな私は3月後半にチェーンソー講習を受け、

 

晴れてチェーンソーオペレーターとしてデビューしました。

当初、怪我や疲労等、肉体的な不安などありましたが、

 

今のところ、バネ指以外支障なし、

まだ八幡平市はほんの少し雪が残っています。

 

そんな中最初の伐採作業の現場はデビューしたばかりの私には

 

最適だったと思う平地のカラ松の伐木、そして現在は傾斜に移り

 

赤松を相手に奮闘してます。

手持ちの357XP大活躍で大変重宝していますが、

 

1機だけでは不調の際の対処が困るということで、

中古で急遽346XPの良品を用意して準備を整えてましたが、

 

作業3日目で357XPのクランクシャフトが逝った・・・・

 

直すのにパーツと休日の都合上10日以上掛けてしまった。

 

ハスクバーナではメジャーでベストセラーの346XPだが、

 

排気量と重量で357XPに慣れていた私には少し物足りなかった。

 

持ち運びは楽だったけれども。

 

先輩方には何度も迷惑掛け、助けてもらいながら

 

頑張って仕事を覚えていきたいと思う現在、

 

更なる装備の充実の1歩としてこちらを購入、

林業関係での情報でブーツとなると候補に出てくる日本メーカー製

 

マルゴーの マジカルフォレスター #005 

 

日本メーカーの中で特にユーザーの意見を取り入れて

 

何度も改良を続けてきた一品

 

ずっと長靴で作業していたのとハスクやオレゴン・スチールにファナーと

 

様々なブランドメーカーを比べてみましたが、とりあえずは金銭的にも

 

周囲の意見も参考に選びました。

 

普段27~27.5㎝を選ぶ私には27cmがぴったりでした。

 

後は実際に現場で履いて経過を見て判断するとします。

 

次はパンツを購入しよう。いいかげんチャップスは重い・・・。

 

 

林業、楽しんでます。

 

 前回の林業やりたい宣言から随分と立ち、あれから何件か

 

面接を受けて、遂に今月の2月1日から、地元の林業会社に就職。

 

とりあえず試用期間様子見という形で雇っていただけて感謝です。

 

そして日曜の今日は最初の休暇です。

 

ちなみに回してもらった現場はこんな所、

現場は自分を含め、計6名 今年最初の現場だとか

駐車場所から現場まで移動して伐倒済みの木が倒れてるこの傾斜を

 

上がらなくてはならないのだがこの時点で汗がすごい。

 

そして就職開始に私がやる作業は、    雪を掘る

 

伐倒を行う ベテランのチェーンソーオペレーターの補佐的な作業で、

 

ようは樹木の根本を掘るのである。ついで次の伐倒対象まで

 

道を踏み固めていくことも兼ねている。

この時点で数日は体が悲鳴を上げるのは覚悟しましたが。

 

幸いなことに腰痛はなく腕とふくらはぎと体力面の問題で済みました。

 

この地方では伐倒の時期はどうしてもこうなる為、雪掘り要員は必須で

 

これをチェーンソーオペレーターが兼任すると全く進みませんね。

 

ちなみに雪堀要員は先輩と私の二人に対しオペレーターは一人です。

 

これでちょうどいいペースで作業が進んだようで初仕事で役立てて

 

なによりでした。 ちなみに掘る雪の深さは最低でも40cm以上はあります

 

仕事始め前にアドバイスとして汗をかかないように無理せず作業せよと

 

助言を頂きましたが、これは当然体温低下を防ぐ為ですが

 

現時点でペース配分がわからない自分には難しく苦戦してます。

 

午後が本当に寒い・・・・

 

幸いなことにこちらは16時で上がりなので昼食をとってから時間的には

 

楽でその頃は1日目安の伐倒本数をほとんど終えてます。

(ちなみに出勤時間は7時正確にはもう少し早い)

しかし、それでも2日間仕事して初の休暇の朝・・・・ガッチガッチやで・・・

 

普段日課になっているストレッチ30分以上やっても全然ほぐれんし

 

買い出し行って午後になってやっと落ち着いた。

 

今日の風呂が待ち遠しい・・・長風呂せな・・・きき湯いれてまったりしよう。

 

おまけ

 

二日目の雪堀の最中に出会ったかわいい奴、

ヤマネです。赤松の根本掘ってたら何かこぼれ落ちてきたと思ったら

 

こいつでした。ほとんど雪の中で冬眠している状態でよく死なないものだ

 

未伐倒の場所から移し伐倒済みの現場の土と枯葉の中に移動させて

 

お別れしてきました。

 

動いてるは何度か見ましたが、冬眠中に出会うのは初めてで

 

驚きと感動でした。かわいい奴め・・・・

 

 

 

 前回、林業の仕事をしてみたいと思ってから、

 

さっそく求人を探してみたら岩手県には林業就職の支援サイトが有った。

 

早速近い場所を探してみると現住所から近いところは2か所、

 

そして知人の紹介先が1か所の計3か所、

 

近い二か所は車で通勤時間40分 知人の紹介先は

 

1時間の距離、いずれも結構遠い場所にある(どれも隣の市)

 

安比高原という孤立気味な場所な為どこへ行こうにも時間と距離がある。

 

だがこれは逆にどちらに行っても距離的に差もなく違いはないということ

 

ならばとりあえず、この3か所に面接を受けてみようと連絡して

 

現在面接日の連絡待ち。

 

その間ふと以前 修理・整備した ゼノア G4200 を点検整備することに。

 

既にキャブと両サイドのカバーを外しているが、

 

このままフライホイールを外してクランクケースを分割しようと思った所で

 

忘れていたことが、前回このフライホイールを外す時、必要工具のボルトタイププーラー

 

知人から借りて外したのだが、それを忘れていた。今回は借りれない

 

とりあえずコンプレッサーで各部清掃して点検だけする。この G4200、 スチール 024 の修理の際にした タール汚れの話で 

 

ネタにした物で画像で見てもらうとわかるが、落としきれずに石と化して

 

取れなかった分が残っている、当時の画像があればよかったのだが、

 

マフラーと完全に一体化してるような状態で外した途端、

 

マフラーのボルトごと、パキンと音を立てて割れたのを覚えている。

 

その際マフラーは新品に交換してます。

 

 

古い機種ですが、 ゼノアは現行機種でも互換性のある部品を

 

供給していて修理ができるので助かる。

 

とりあえず他部分を分解して点検を進めていく、次はクラッチを外す。

外した後、前回の修理の際にチェーンカバーのボルト2本が

 

酷い状態だったのを思い出して今回はこの部分を修正することに、

タップダイスがハマった状態だが画像で見ての通り、

 

ボルトの溝が潰れているので修正するが、隣のボルトが

 

ダイスハンドルに干渉して回せない、こんな時はどうするかというと、このようにラジオペンチを差し込んで開いた状態を維持して回す

 

大抵これで十分回るがこれでキツイとダイスが欠ける恐れもあるので

 

その場合は修正よりもボルト交換を視野に入れる事になるかも。修正後の物、完全に修正できたわけではないが、

 

ナットの締め付けもよくなったのでとりあえずはここまでとする。

 

最後にオイルポンプ・ウォームギアの点検を行う。

とりあえずポンプの不調は見られない

ウォームギアも溝に破損はなく問題なし

クランクシャフト周りに目立つ傷はないようだ。

 

今回の整備で、クランクケース内のベアリング

 

交換しようかと思っていたが、フライホイールの事もあり次回に回す。

 

ゼノアは国内のメーカーではアフターサービスと製品の質も

 

いい物だと思います。整備に必要な情報も問い合わせれば

 

回答いただける上にかなり細かい。

 

さらにスチールに次ぐ軽量設計で扱いやすいが、しかし豪雪寒冷地での

 

仕様には難があると思う。

 

ヒーティングハンドル仕様は有るのだが、キャブヒーティングは現行機も

 

搭載されてないようでアイシング対策がされていないのだ。

 

(すべての機種を把握しているわけではないので断言できないが)

 

それを除けば本当にいい物だと思います。

 

上記のG4200は 隣人の引退された元林業家の方から、

 

半分譲り受けたような物で、現在は私が整備の練習と薪づくりの作業に

 

使用させてもらっている。

 

始めて見たときはなんでこんな状態で動いているんだ?と

 

不思議に思うくらい酷い物でした。

 

ヒーティングハンドル仕様だったのですが、ヒーターは溶けてました。

 

二次エアーも起きていたようでスローの回転不調にも関わらず隣人は

 

遠慮なく使用してました。

 

これを見たとき ゼノアは壊れても動くのか と矛盾した感想を持ちました。

 

いまでは 私のところで 大変役立っていてくれて助かっています。

 

こいつともっと長く付き合っていきたいですね。

 

 

 

安比高原は雪降ってますよ。今日の夜にはまた解けましたけど。ここにきて今年で5年目ですが、愛車のハイエースのブレーキが

 

ぶれるぶれる、踏んでも波打って酷いことになっている

 

急いで地元の整備屋さんに依頼して ブレーキ周りとついでに

 

タイミングベルト・ハブベアリング等を交換してもらいました。

 

そして渡された、問題のブレーキのディスクローターがこちら・・・・お判りいただけただろうか・・・・?

裏返してみると・・・・・、とてつもない恐怖を覚えた・・・・・・。

 

だが何より怖かったのは整備屋の店主の一言、

 

「ここらへんで走ってる人はみんなこうなりますけど、そんな中ではマシですよ?」

 

うそだろお?!

 

よく見てほしい。

ローターの裏面だが全面サビだらけ。

 

ブレーキパッドが当たればその部分は錆が無いはず。

 

つまりこういうことだ。

 

「私はブレーキが全く機能しない車に乗っていたんだ」

 

いったい何を言っているんだと現実逃避したくなる事実に

 

その場で一人天を仰ぐ勢いで、整備屋の皆さんにめっちゃ見られてた(恥)

 

ただでさえ冬は後輪が滑るハイエース

 

エンジンブレーキとセカンド・ローでつなげてじっくりブレーキを

 

かけるよう心掛けてるがこれは久しぶりに怖かった。

 

ちなみにパッドはこうなってた。かなり残ってるが、偏摩耗が気になり交換してもらった。

 

一応ストックに取っておくことにする。ちなみにディクセルで統一した。

 

本格的に冬が来る前に修理頼んでおいてよかったあ・・・・。

 

 

 

 と、軽く身の危険を感じた話から 最近転職したくて仕方ない話に移る

 

林業がやりたい。

 

なんだかんだで安比に住み着いて嫌でも自然と接する機会が多くなり

 

特に薪ストーブ用の薪づくりで愛車に道具を積み込んで行ったり来たり

 

していたらこれを仕事にしたいと思うようになった。

 

しかし本来 この手の仕事をするには資格が必要。

 

5年間無資格でチェーンソー・刈払機を使っていた身としては

 

ここにきて痛感してならない。

 

が、岩手県に限らず全国に林業の就職にかなり協力的で

 

支援活動も豊富で、なんと20日間の研修で必要な資格と技術が学べる

 

研修制度があるそうな。

 

http://www.nw-mori.or.jp/

 

これにもっと早く出会えていればと思ってならない。

 

更に岩手森林組合には 求職者の無料相談の場も用意してくれている。

 

http://www.fwf-iwate.jp/employment/career_counseling/

 

知らなかった・・・・。

 

早速こちらに求職者として連絡をしてみると、求人の一覧表が同封された

 

封筒が届いたので、近々連絡してみようと思う。

 

 

安比高原のボランティアで知り合った Kさんの刈払機

 

タンクガードを付けたいということでこちらで取り寄せて

 

盛岡のアストロにて買い物がてら取り付け作業をしたときやらかした。

 

私が使用する刈払機と同じ ホンダのGX25を使用した刈払機だが

 

私の物とは違い山林での使用を想定してないのか

 

タンクガードがついておらず更にタンクガード取り付け位置の

 

ネジタップの加工もされてない状態、これは想定外だった。

 

そしてタップを持ってきてなかった私はビスをねじ込んで

 

無理やりねじ切りを行った結果、やってもうた、めんどくさがっちゃいかんな。しかし解せない。

 

Kさんの刈払機は私のより軽量設計で高価な刈払機なのに

 

タンクガードは非搭載、こちらの刈払機は強度・剛性が強く思いが

 

タンクガード搭載、なにかおかしいと思えてくる。

 

そんなことを愚痴りながら面倒とは思うがやってしまった責任もあるので

 

持ち帰って修正開始、とりあえず分解。

簡単に掃除しながら各部点検まずクラッチ周り

 

購入してから開けてないようなので言うまでもなく砂埃が多い

 

画像のようにクラッチのシューが若干偏摩耗気味に見える使用には問題ない範囲なので大丈夫だがこうなってくると

 

クラッチドラムも気になる、見てみると・・・・砂埃が多く出ただけあって線傷が多い 爪が引っかかるのが所々。

 

こっちも清掃だけでまだいけるからOK 

 

刈払機は大抵ハードに使うとクラッチシューが先に摩耗で逝く

 

使用中にここからカリカリ音が出るほど使用しているとドラムが傷ついて

 

交換する羽目になるので他の刈払機でも1シーズンで使用後に

 

点検はしておきたい。

 

 さて、ここはこれぐらいにして他を見てみるがフィルター周りは

 

清掃したようなので問題なし、重要部分のエア漏れもなく

 

後は外観の汚れのみ。

このマフラーとタンクの間はお約束のように乾いて吸着した汚れが付く

 

大抵フライホイールの冷却風によって吸い込まれるのが原因だが

 

放っておくと山盛りになる。ここも軽くエアーで清掃しておく

 

では、ようやくタンクガードの取り付け作業に入る。

 

中途半端に折れたビスを細い鉄工ドリル刃で穴をあけていき

 

そこまで穴をあけたら1サイズドリル刃を太くして穴を広げる

 

これで繰り返してビスのサイズを合わせるのだが

 

既に失敗した後の為、ビスのサイズを本来のM5サイズからM6に修正。

 

手持ちのタップセットからM6サイズを出して、

溝切完了、ドリルでの穴あけ作業で右が若干中心から

 

それているが許容内。ボール盤が欲しい・・・・。

 

修正の為、別で用意したビスを取り付ける

締め付けるヘキサビットのサイズが違うが一度つければ

 

修理でもない限り外すことはない。最初はメタルパテで本来のビスを

 

取り付けようと思ったがこちらのほうが剛性もいいと判断した。

 

タンクガードの残りの箇所もビスで止めて完成。

 

この2か所のビス 取り寄せをお願いしたところ、1か月入荷待ち

 

と言われバカバカしいのでホームセンターで代用 サイズはM5×30で

 

ぴったりだった。私の所有しているエンジンガード付きで比較したので

 

問題なし。後は組付けるだけ

最後に始動して動作確認をしたら作業は終了

 

今回学んだこと、小さなことでも人様の物で適当なことはしない事。

 

身に染みたわあ………。

 

Kさん ご面倒お掛けしました、無事作業終わりましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は安比高原 中のまきばボランティア最終日

中のまきば休憩所も冬の準備で雪囲いをして施設閉鎖されて

スタッフさんも撤退、来春までお休みとなります。

 

そんな最終日に同じボランティア参加者の方から差し入れ頂きました。何やら小さい果実の様で サルナシ というそうな、食べてみると・・・、中身を見ても思った  キーウィフルーツの味。

小さいキーウィ 売られているキーウィより酸味がない甘い果物でした。

ごちそうさまでした。

後で調べてみるとマタタビ科の植物だそうでネットでは

結構売られているようだ、小さいがマジうまいです。

実を摘んでから熟させる必要があるのもキーウィと変わらない。

これが八幡平市内の自然の中にあるんだったら取りに行きたいかも。

 

ちなみに安比高原には山ブドウもあったある場所を教えてもらい一口、

スッペーーーッ!!渋くない、だが酸っぱい。

柑橘は甘いミカン以外無理なんです。

だけど、思いついた。

冬限定でストーブでパンを焼く 酵母液 で、

これは酵母の原料にいいかも・・・・・。

残念なことにもう時期が遅くて無理だが。

 

と、作業の間で遊びつつ最終日を終えて帰宅したら、

いつも通り使用した農機具の掃除と片付け

なんだかんだで結構ボランティアで efco137 を酷使したと思う。

かなり根の周りを処理した為土も噛んだ。

だからといって他のプロ仕様をそういう風に使うわけにも行かない。

もったいねえ・・・・・。

だがなんだかんだ言って一番使うのは efcoな為、助かっている。

しかし・・・なんかオイルポンプの調子が良くない?

もう5年は無交換だからそろそろ限界かな?

こいつは他のと違い部品の流通が少ない、

海外輸入したほうが早くて安い。

手間がかかるが、なんだかんだ言って付き合い長い。

今はまだ、頑張ってもらうつもりだが、

自分もそのうち スチール024・026 が欲しい。

やはりパワーはハスク、軽量はスチールor国産だな。

 

 安比高原はますます、さんぶくなんがえ~(寒くなるよ~)

今日も 中のまきば でボランティアです。

今回はチェーンソーを使用して太い幹を片付けてました。

もう冷え込んで午前中10度以下は普通で着こまないと体が動かない

動かして汗をかいて上着脱いで作業して冷えたらまた着るの繰り返し。

 

 さてここ 中のまきば は安比高原で車で行ける場所では2番・3番目

位の標高でしょうか?

この場所は気圧の影響を受けやすいのか農機具、

特にチェーンソーの始動には結構影響出るようです。

自分のチェーンソーをこちらで始動すると回転数が下がる・もしくは上がる

今日は回転数が下がり、停止した

3度始動して結果変わらずやむを得ず、アイドルスクリュを1/4~1/2締めて

アイドルが安定するギリギリ少し上に設定して使用しました。

使用したチェーンソーは 新宮商行 販売の 

イタリアメーカー:オーレオマック製 efco137 35cc

日本ではマイナーかもしれませんが、海外では結構名前が

知られているメーカーです。

efco137はホームユーザー向けモデルで 4.3kg と

20cm内の白樺・桜等の剪定・伐採には軽く使いやすいです。

こいつのキャブレターはリミッター付きで最初から各ニードルスクリュが

ベスト位置に固定され微調整で最大1/2回転の範囲でしか回せません。

もう5年は付き合いのある機種で薪の玉切りで一番作業量が多いですが、エンジン関係の部品はまだどこも交換してません。

 

そんなこいつが始動不良を起こした後、自宅作業場で清掃後、

再度始動したら回転数が若干高い状態で始動し、

締めたアイドルスクリュを戻してその日は終了。

車で移動10分内でこの差はびっくり。

作業場は屋内なのでその影響もあるかもしれないが、

中のまきば は 気圧の変化が受けやすいのか?

それともやはり 5年でとうとうガタが来たのか?

念の為キャブオーバーホール・交換しようかな。

 

 と長い前置きですが、寒い時期の農機具(エンジン式)の使用について

今回はネタにします。

 

こんなネタ、車でもバイクでも珍しくないですが、エンジンが冷えると

始動性がすごく悪くなります。

チェーンソーの場合起きる原因として代表的なのは、 

 

・キャブレターが冷えキャブレター内の細い通路の水分の凍結、

または燃料の粘度?が上がり、噴射の際に霧状にならず

点火しずらくなる状態になる(だったかな?購入店談) アイシング現象

 

寒冷期のキャブレターはいうなれば 燃料用の冷蔵庫もしくは冷凍庫

小さな部品と細かい設計で構成されたチェーンソーのキャブレターは

わずかな結露や劣化燃料が残っていると凍結・凝固通路を塞ぐ

夏頃に使用して秋後半に使用したら動かなくなった。

燃料は入れっぱなしで寒い倉庫・前日車内に置いていた、という人で

これが発生することが多いようだ。

新品の燃料でも気温が低いと十分起こりうる。

 

また燃料をしっかり抜いておいても結露自体は十分起きうる為、

水分が凍結していなくても水分燃料の混合比に影響を与え、

始動の妨げになることもある。それじゃあどうすればいいのか? 

 

私の場合、車で現場に移動するので車の暖気がてら、

最低20分車内の暖房でエンジンを温める

ようは外部から温めるのだ、それもできるだけ自然に。

少なくともこれでアイシングによるキャブレター内の凍結は解消される。

ドライヤーやヒーターの近くに置くと熱を持ちすぎて

燃料が気泡状態になり、流動性が悪くなります。(べーパーロック現象) 

仮に上記の現象が起きず始動できたとしても、

エンジン内の急激な圧の変化で回転が高くなり破損のリスクが

無いといえませんので、 絶対無茶な加熱はしないほうがいい

なによりそんな無茶するとホースなどの劣化部品が熱であっという間に

寿命を迎えます

 

昔海外の動画でエンジン掛からなくて ジェットヒーター当ててる人

見たこと有るけど結果 すんごい回転数高くて画面外に避難してたな・・・。

 

 もう一つ、所有している人で説明書を見ない人や忘れる人が多いが、

現在のチェーンソーの多くにはある程度気温が低くても大丈夫なように

フィルター周りに シャッター機能 がついている。

シャッター機能はオンにするとキャブレターへの空気の流入量が増える

これを聞くと、普通冬にそんなことすると余計冷えるんじゃね?と思う。

私もそうだった。

 

すこし話がずれるが、私の作業場はコンクリートの壁に

ウレタンを吹いて断熱処理をしているがそれでも冬は気温は

どんどん下がっていく。それを解消するのに工務店が用意してくれたのはなんと リモコン式の換気扇 2台。

最初はどういうことだと思ったが、これを空気の通りがいい端と端に設置

して通気性を良くしたところ、気温低下が止まったのだ。

なんでも喚起して空気の流れを良くしたほうが

気温が下がりにくいのだそうだ。

 

正確な理由はわからないが、チェーンソーのシャッター機能は

これと似た理屈ではないかと思う。

 

この時期チェーンソー使用中の方でシャッター機能を忘れている方は

説明書をみて確認してみましょう。

 

さすがにマイナス近くまで下がったら寒冷地仕様(キャブヒーター付き)

でもない限り使いえないと思うので、作業が残っている方は

焦らず気を付けて作業してください。

 

今日はボランティア活動ということで 安比高原 中のまきば で作業。

 

昨日の夜から降ったようで初降雪 昨日朝 出かけに外に出るとみぞれ

が降っていてアスピーテラインの方は封鎖となり 意外と降雪は早かった。

 

そして今日は朝からぽつぽつ降ったり降らなかったりを繰り返す中、

午前中の参加 刈払機で刈っていくがどうにも調子が悪い、

始動して暖気をしていると1分ほどで回転が下がり止まる、

ツツジやズミ・ブドウの低樹木を切るのだがすこし食い込むと止まる

酷いことになる前に点検

 

作業が終わり作業場に運んで点検します。

クラッチケース外してエアフィルターカバー外してエンジンカバー外して

裸にして各部チャックしたら、ショック・・・・山林用60Pは高いのに・・・・このあたりは若木や低樹木が

多いから刈払い使うなら60は欲しいし刈払機本体も相応に揃えたい

GX25の25ccが最低条件だがそのうちGX35に乗せ換えたい。

 

と、気持ちを切り替えて まずエアーフィルター(エレメント)の洗浄、黒いエレメントの見た目ではわからなかったが容器にガソリン入れて

漬けて揉んでを繰り返したら、ガソリンのピンク色茶色になった・・・・・。

えらい汚れておりました。原因はこれか?

長い間エアーだけだったから取り切れなかったか。

 

お次は点火プラグ

規格はNGK:CM5H もしくは CMR5H 

電極摩耗もなく綺麗だが念の為ブラシでカーボンを落として再使用

次はタンク・燃料フィルターの確認

ホースとグロメットは問題なしタンク内も綺麗、しかし燃料フィルターは

硬い 予備を購入してそのうち交換しよう、ちなみにwalbro製。

 

次はマフラーのチェック

8mmナットで固定されているがマフラーの下にある

防熱?マフラー受け?のプレートを止める六角ビスも外さないと

抜けない。

外して各部の詰まりを確認、シリンダー排気口、OKマフラーもOKと排気関係の詰まりは無し

 

最後にクラッチ周りの点検

クラッチシューの偏摩耗もなく綺麗でした。

キャブレター分解するか迷ったが、フィルターがあれだけ酷かったので

始動してみることに、結果は安定しました。

後は次の作業で使用して駄目ならキャブレター分解です。

 

使用していない間は作業場に保管してますが作業場は地面が

乾燥したサラサラの砂の上 エアーコンプレッサー使用すると土ぼこりが

舞うからそれも原因かな?気を付けよう