アナグラムとは、単語または文の中の文字をいくつか入れ替えることによって、全く別の意味にすることです。

皇室のアナグラムで有名なのは、雅子様と紀子様のお名前です。

皇太子妃雅子様は、ご結婚前は、小和田 雅子さん。

文仁親王妃紀子様は、ご結婚前は、川嶋紀子さん。

お二人の名前を


一字おきに、上下ジグザグに読むとお互いの名前になります。

世界中で大ヒットした『 ダ・ヴィンチ・コード 』のなかにも、アナグラムが暗号として出てきました。

【アナグラムとは?】

ある語を構成している文字の入替えによって異なる意味をもつ語をつくる言葉遊びのこと。

たとえば orange (オレンジ) を organe (器官) とするなど。

古代ギリシアやローマ時代から知られ、中世ヨーロッパ、特にフランスで盛んに行われた。

言語学では、転じて文学作品のテクスト内に散らばる音の連関・増殖現象をさす。(中略)

文中の「語の下にひそむ語」としての音は、深層意識を紡ぎ、個体・世代をこえた意味体験をテクスト (発話・記述されたもの) に織り上げる。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

アナグラムは、意識の深層、無意識の領域で、個体・世代をこえた意味を浮かび上がらせます。

「令和」(れいわ)を、アナグラムで並べ替えると

「われい」という言葉がでてきます。


「われい」を神道で思いつく、別の漢字で書いてみると、和霊。

【和霊(われい)とは?】

古代日本人は、神霊は、異なった霊能をもつ別個の霊魂から複合的に構成されていると考え、これを2大別して荒魂・和魂とよんだ。

荒魂は外面に表れた荒々しくたけだけしい面の作用をいい、これに対して和魂は柔和、仁慈の徳を備えている面をいう。

小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)


神宮 荒魂

読み方や漢字が変わってしまうので、かなりの飛躍ですが「和霊」といえば、「和魂」(にぎみたま)なのです。

そして、別の漢字をあてれば、我(われ)意(い)でもあります。

年号は、時代を象徴する名ですから、この場合の「われ」は、私たち日本国民、ひとり・ひとりだと考えられます。

我(われ)意(い)=和(わ)霊(れい)

雅子様と、紀子様のお名前のアナグラムのように、われ(私)と、われ(私)を置き換えても、そのまま成り立つ。



「われ」(日本人)の「い」(意)が、ひとつに統合していく、と読み解くことができます。



そして、わ(〇)と、れい(〇)と重ね合わせたら

ひとつになって、まるで、日の丸のようです!


また、2020年の東京オリンピックのエンブレムも、「われわれ」「意識」の象徴のようです。

歴史的に世界中で愛され、日本では江戸時代に「市松模様(いちまつもよう)」として広まったチェッカーデザインを、日本の伝統色である藍色で、粋な日本らしさを描いた。

形の異なる3種類の四角形を組み合わせ、国や文化・思想などの違いを示す。

違いはあってもそれらを超えてつながり合うデザインに、「多様性と調和」のメッセージを込め、オリンピック・パラリンピックが多様性を認め合い、つながる世界を目指す場であることを表した。

2020東京オリンピック 採用作品 組市松紋(くみいちまつもん)

2020年の東京オリンピックのエンブレムのように、『違いはあってもそれらを超えてつながり合い、「多様性と調和」の時代にはいっていく』のだと思います。

T「O」KY「O」2「0」2「0」&五輪のマークで

日の丸はもちろん、TOKYO2020も、「〇」だらけ!

このエンブレムと、日の丸が、「令和」の時代に日本中に広がっていくと思うと、ワクワクします!

ちなみに、ロゴデザインの撤回がなければ、こんなエンブレムでした。


BBCニュース

うーん、全然違う!

あれだけ大々的に撤回になったことにも、なにか意味があるのかもしれませんね。

そして・・・

◆「れい」は零であり、「0」(れい)。

「わ」は、輪であり「〇」という、1音多義の読み解き。


令和=れい(0)+わ(〇)=8~空海88ヶ所の霊(れい)場と、ことだま50音の秘密・新元号2

もうひとつ

◆「万葉集」が典拠だけれど、「らりるれろ」からはじまる日本語は、もともとはなかった話。

新元号「令和」(れいわ・Reiwa)の「ことだま鑑定」1~元号は時代をうつす鏡~

あわせて3つ読んでいただくと、元号に対する見方が変わるかもしれません。

また、「令和」(れいわ)の漢字を置き換えると、「零話」、「例話」とも書けます。

・われわれ日本人の0(レイ)話

・未来に、例となるような時代

が、これからはじまっていくのかもしれません。

いずれにせよ

たくさんの〇が、日本中にあふれかえり、「〇」と「〇」をあわせ、「8」の無限大の循環をおこなっていくのだと思います。

そして、ことだまで、「な」は、7で成し遂げる、完成させるパワーをあらわします。

「な」は、「名」でもあります。

だからこそ、元号が時代の象徴、人名がその人をあらわします。

「や」は、8で矢のように素早く、無限大に広げていくパワーをあらわします。

八百万の神々がいらっしゃる日本だからこそ

「れい」の「0」と、「わ」の〇をくっつけて、8の無限大のパワーで世界中に「和」を、「令」(よい、りっぱ)に伝えていく「使命」を担っているだと感じています。

(ものすごく自由な読み解きですので、「そんな考え方もあるんだ~」と思っていただければ幸いです)


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知っていると、知らないのとでは、物事の見かたが変わります。