福岡は大雨です。
出かけたかったけど、すぐ近くのエリアに避難指示が出るくらいの大雨で、
大事を取って自宅で過ごしています。
私の住んでいるところは特に心配なさそうですが、
どうか災害が起きませんように…。
さて、
どんな人も無条件に愛される大切な存在だ、と言われたら、
あなたはどう感じますか?
言葉自体はよく聞くけれど、
自分で自分のことをそう思うのはなかなか難しいですよね。
では、他人に対してはできますか?
よくよく考えてみるとできていない、という人の方が多いと思います。
Aさんより私の方が収入が低いけど、Aさんには彼氏がいない・・・等、
ついつい他人と比べて無意識にランク付けしてしまっていることって、ありませんか?
こうやって他人と比べているという人は、
人間の価値を自分で作ったモノサシで勝手に計っていると言えます。
価値を計っているのは、他人だけでなく、自分も対象です。
他人にだけ当てはめて、自分は規定外、なんて考えの人はほとんどいないでしょう。
モノサシがあること自体が生きづらい毎日を作ってしまいます。
自分の持つモノサシに気付いて一つずつ手放すことで、
自分も他人も認められる穏やかな日常が過ごせます。
だけどそのモノサシに気付くのが難しいのです。
誰しもそれぞれの価値観を持っていて、その延長線上で無意識にモノサシが生まれるから。
もし他人と比べてしまった時は、そのモノサシに気付くチャンスです。
自分が何に価値を感じていて、どうあるべきだと思っているかは、
他人と比較した時によく表れます。
何を比べて、何が上だと思ったかをよく見つめて下さい。
そこにあなたのモノサシが隠れています。
あなたが劣等感を感じた時も、優越感を感じた時もどちらも同じです。
モノサシを持っていれば、今優越感を感じていても、別の場面では劣等感に変わるからです。
そしてそのモノサシは、ほんとうに人間の価値を計れるものなのか、よく考えてみましょう。
あなたの大切な人に、そのモノサシを当てはめたらどう感じるでしょう。
そう、モノサシは意味のないものなのです。
偉そうに言ってるけど、私もモノサシをたくさん持ち、自分で自分を苦しめてきました。
長い間、結婚したら早く子どもを産むことが幸せだと思っていて、
なかなか授からなかった私は女性として価値がないと思ってきました。
会社に行けば職級が上の人ほど社会人として価値があるとも思っていました。
でもそのモノサシに気付き、向き合い、手放せたとき、
自分を認めて好きになれました。
そしてようやく心の平穏と満たされた毎日を手に入れたのでした。
今日もワークを作ってみました。
ノートに書き出してみて下さいね。
自分も他人も愛せる心の平和を手に入れるワーク
・(例)Aさんの方が仕事で成功している…等
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②そのシチュエーションでは、どうあることがより価値が高いと思いましたか?
・(例)仕事で成功することが価値が高いと思った…等
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③②で書いた価値を、あなたの最愛の人に当てはめて下さい。どう感じますか?
・(例)お母さんが仕事で成功していなくても、愛と感謝は変わらない…等
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④②で書いた価値を、自分自身に当てはめてみましょう。どう感じますか?
・(例)自分が仕事で成功していない時でも、自分の価値を信じよう…等
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あなたの心がいつも平和で満たされていて、
他人も自分もどちらも大切に思いながら幸せな毎日を送れるよう祈っています。