お久しぶりです。
更新が滞っておりますが、私はなんとか生きています。
2月に、人生トップ3入りの大事件が起きまして、
4月には娘の幼稚園が始まって、
生活がガラリと変わりました。
毎日がてんやわんやのどんでん返しの息切れ状態ですが笑、
少し落ち着いてきたのでブログを書いています。
大事件も幼稚園のことも書きたいけれど、
まずは、
前回からの続きです。
福岡市さま主催のセミナー
「これからの自分らしいキャリアデザインのヒント」にて
パネリストとして登壇させて頂いた時のお話です。
もうだいぶ時間経っちゃったけど、
3本立てって決めてたのでちゃんと書き終えたいと思います。
こちらの3本立てでお送りしております。
3本の記事を通して、
キャリアデザインのヒントを得て頂いたり
前向きな気持ちになったり
人生を本気で楽しむ!という生き方のサンプルを見ていただけたらいいなと思っています。
では、今回は質疑応答で言えなかったことについて。
Q どうしたら昇進・昇格できますか?
現地での私の回答
私自身は会社員時代にキャリアアップできなかったので
キャリアアップしている人を観察して思うのは
長所が職務内容にきちんと活かされていると
成果が出やすいんじゃないかということをお話ししました。
こう言えばよかった!
セミナーから数日経って、
この問いに対する私の本当の答えが浮かんできてしまいました。
なぜ昇格したいのか、の
なぜの部分をよく考えて噛み砕いて
今すぐ実行できる部分から行動に移していけばいいのではないか、と。
私も、会社員時代は昇格してステップアップしていきたかったです。
だからがむしゃらに学んで
何か機会があれば立候補して、
休日でも努力を続けていました。
でも、昇格の機会はほとんどありませんでした。
今思うとそれは、
私の昇格したい理由が完全に歪んでいたから。
正直に書くのはためらってしまうような
とても恥ずかしいことなのですが、
私は、
昇格することで自分の人間としての価値を高められると思っていたんです。
恥ずかしくて薄字にしちゃう。
言い換えれば、
昇格しない私は人として価値がない。
そんな風に思っていました。
もちろん、当時は全く自覚していませんでしたが。
自己肯定感が低いどころかマイナスで、
自分は存在してはいけないものだという前提で生きていて、
それを打ち消したくてキャリアアップを狙って努力してみる。
努力の方向性とか仕事に向かうスタンスが
ズレているのは言うまでもありません。
今の私だったら
会社が好きで貢献したいから業務を頑張って
評価は後からついてくればいいくらいに思うかもな。
なので、
もしキャリアアップが思うようにいかなくて悩んでいるという方がいたら、
なぜキャリアアップしたいのか、
なぜの部分を突き詰めて考えてみていただきたいと思うのです。
おそらく、
昇格すること自体が人生最大のゴールではないはず。
昇格してどうしたいのか・どうありたいのか、
みんなそれぞれ胸の中に本当の望みがあると思うんです。
その本当の望みを知り、
今すぐ実行できることから行動に移してほしいと思います。
例えば、
役職が上がることで権限が増え、
自分で決定権を持って仕事をしたいからキャリアアップしたいという方。
今権限がなくても、
自分で決定権を持つという部分について、
例えば上司とうまくコミュニケーションをとって自分の考えを支持してもらえるようにする、とか
今自分の持っている権限の中で
最大限の成果を上げられる方法を考える、
もしくは、
次のステップにつながりそうな仕事の機会があれば
積極的に手を上げて経験値を上げる、
ということは今でもできるかもしれません。
もしくは、
キャリアアップして収入を上げたいという方。
なぜ収入を上げたいのか、
理由は様々かもしれませんが
収入を上げるということについてだけ考えるなら、
極端な話、
投資をしてもいいし
メルカリで不用品を売っても、
収入は上げられると思います。
そうではなくて、
今の仕事で努力が認められて
その対価としての収入を増やしたいというなら
自分の努力がどう評価されていて
自己評価とのギャップはどれくらいあるのかを
具体的に整理する必要があるかもしれませんね。
その上で上司に相談するも良し、
転職を検討してもいいかもしれません。
また、部下を持って育成に力を入れたいという場合は
今からでも身近な後輩にエネルギーをかけて
指導したり相談に乗ったりすることはできるかもしれません。
昇級・昇格したい理由は
人それぞれだと思うので
なぜ昇格したいのか、
その理由の根本にあるものを探って
昇格するかどうかにかかわらず
今すぐできることから行動に移すことで
公私ともに充実した日々をつくり上げていただければと思います。
そうやって生き生きと前向きに働いて成果を出すことができれば
昇級・昇格は後から自然とついてくるのではないかなと私は思います。
皆様がそれぞれご自身の人生を愛おしんで
充実した日々を過ごされますよう祈っています。