明け方5時に、妹からの電話で目が覚めました。

「落ち着いて聞いてほしいんやけど…」

 

こんにちは!

ワークライフスタイリスト®︎の大本絢子です。
ご訪問ありがとうございます。

 

初めましての方はこちらからどうぞ

妊活中の方はこちらも(私の不育症体験)

 

今年の2月下旬、

まだ雪がちらつくような

寒い時期でした。

 

 

まだ日も昇らぬ早朝に、

妹からの電話で、

母が夜間の仕事中に倒れたことを知りました。

 

救急搬送され、

今手術中であるということ。

 

今から来てほしいということ。

 

震える涙声で妹が話すのを、

理解するまでに少し時間がかかりました。

 

電話を切ると、

午前3時から何件も着信が入っていました。

 

 

 

それから旦那さんを起こし、

寝ぼけ眼の娘も連れて、

車で病院へ向かいました。

 

病院までの1時間半、

心は冷静でいようとしている一方で、

手は震えていました。

 

 

母は、くも膜下出血でした。

(脳内で血のコブが破裂し、脳に損傷を与える病気です)

 

 

10時間にも及ぶ手術は成功し、

なんとか一命を取り留めました。

 

 

 

しかし、

意識が戻りません。

これを書いている今も。

 

春が過ぎ夏が来ようとしていますが、

あれから4ヶ月、

母は意識不明のままです。

母の日に、何も贈られなかったのは初めてです。

 

↑2021年、元気だった頃の母。母娘3代でよくお花見しました

 

私のこの体験から

お伝えしたいことは二つです。

 

 

まず、

睡眠をしっかり取ってください。

 

母は、不規則なシフト制の仕事をしているにもかかわらず、

明け方帰宅しても

テレビや動画を見てダラダラと過ごし、

いつの間にかコタツでうたた寝しているという、

とんでもない睡眠負債を抱えていました。

 

私の遠い親戚にも、

自営業で夜中まで仕事をし、

脳梗塞で倒れてしまった人がいます。

 

睡眠を削る生活を続けると、

いつか代償を払うんだと思います。

 

睡眠をないがしろにして、

健康食品をあれこれ取っても意味がないのです。

母がそうでした。ずっと注意していましたが、

聞く耳を持たず、こんなことになってしまいました。

 

まずは毎日良質な睡眠を心がけることです。

 

 

 

そしてふたつめ。

 

 

 

あなたやあなたの大切な人に

いつ万が一の時が来ても悔いのないように、

やりたいこと・伝えたいことは

延期しないですぐに実行してください。

 

 

幸い、私には、

母に対して大きな後悔がありません。

 

ワークライフスタイリストになって以降、

常に人生を本気で生きるようになり、

母に対してやっておきたいことは全部済ませていました。

 

特に、娘を産んで最初の自分の誕生日に、

母に感謝の手紙を書いて目の前で読み、

花嫁の手紙をやり直せたことは大きいです。

 

これまで育児と仕事だけの人生だった母に、

ワークライフスタイリングしたこともありました。

上の記事なんて、

こうなってから読み返すと、

我ながら「なんていいこと書いてんだ」と

自画自賛したくなってしまいました。

悲しくも。

 

 

母と時間を過ごせる時は極力会うようにして

孫娘も一緒にたくさんお出かけして、

 

娘が生まれてからは

本当に充実した母娘関係を持てていたんじゃないかと思います。

 

 

 

だから、

大きい後悔はありません。

 

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だけどそれでも、

やっぱりあるんです。

 

小さな後悔や

悔やんでもどうしようもない反抗期の反省が。

 

 

 

これだけ母に対してやっておきたいことをしてきたのに、

やっぱり「ごめんね」と思うことがある。

 

いくらベストを尽くしても

何らかの後悔は残るのです。

 

 

だから、

できるだけその後悔が小さくて済むように。

 

 

今、お互いに生きているということを

当たり前と思わないで、

やっておきたいこと

伝えておきたいことを

どうか行動に移しておいてください。

 

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重い内容になりましたが

あなたが日常を見直すきっかけになれたらと思い、

この記事を書きました。

 

 

これからのあなたの人生が

大切な人たちとの濃密な時間であふれ

より一層充実したものとなりますように。

 

 

 

それでは久しぶりに私の幸せシェアを。

 最近の幸せ  

 

ハートピンク子連れで整体に行けた。娘が先生に懐いていて、整体の広いお部屋で大はしゃぎしているのが可愛かった。

ハート紫「あんなにあんなに」という絵本を読んで号泣した。幼い娘の育児をしている今がとんでもなく愛おしいと思えた。

ハートピンク娘が一人でお米を洗ったり食器を洗ったりできるようになった。とても頼もしい。そして助かる。

ハート紫娘と画用紙でクレープ作りにハマった。だいぶ前に買って余っているシールをふんだんに使って具材を貼り、私もクラフト道具を引っ張り出してきて本気で遊んだ。楽しかった!(プラスチック製のクレープ屋さんごっこのおもちゃも持っているのに不思議)

ハートピンク娘が遊び場で小さい子の手助けをしているのを見て嬉しくなった。

 

 

お読みいただきありがとうございます。

 

大本絢子