環境防災科に、住環境学科を併設
住環境アドバイザー上郡清政(VOL5394)
本日のテーマ 「環境防災科に、住環境学科を併設」
2025年3月17日の読売新聞。
語り継ぐ 舞子高校 環境防災科 下
進路さまざま 思い継承
記事には、
「2002年に全国初の防災専門科として創設された
県立舞子高校(神戸市垂水区)の環境防災科も、開科から20年以上が過ぎた。
阪神大震災後に生まれた世代へと生徒が移り変わっていくなかでも、
被災した家族に経験を聞くなどして、あの日を知り、伝えてきた。
かつては、警察官や消防士など災害・・・」
と、あります。
このような学科があるなど、私は知りませんでした。
『災害大国日本』・「湿気の国日本」に於いて、とっても大事な学科ですね。
大いに活躍して欲しいものです。
さて、その記事の中で気になったのが、
「知識があれば家族の命を守ることもできる」
との、この部分。
『防災』とは、まず「家が壊れない」ことでは?
では「壊れない家」とは?
「避難所の住環境」とは?
自動車には『自動車学校』があります。
住宅に『住宅学校』はあるのでしょうか?
自動車には『車検』があります。
ならば住宅にも『住宅検』はあるのでしょうか?
そこで“提案”です。
舞子高校の『環境防災科』に『住環境学科を』併設してはいかがでしょう?
二つを抱き合わせれば、とても頼りになる学科になるのでは?
災害に強い家の有り方。
避難所から各施設。そして一般住宅までの住環境の有り方。
現場に欠かせない防災と住環境の指導・指示。
その学科を出た人なら、多くの求人要請があるはず。
新しい職域の創設。
さて、ある老人ホームでの出来事。
「換気の時間です」と職員さんが10分間窓を開けてまわられるそうです。
この現状、どう思われます?
『環境防災科』と『住環境学科』の併設が必要ではないでしょうか?
防災士さんが『住環境』を身に付けられれば貴重な存在になるのでは?
私の所属している『NPO法人住まいの環境所』は、
『SDGsひょうごフィールドパビリオン』に認定され『大阪・関西万博』出展。
【参考】どこにも無かった、誰も知らなかった『住み心地一番の家』
VOL5394
暖かさは人を救う
住環境アドバイザー上郡清政(VOL5393)
本日のテーマ 「暖かさは人を救う」
昨日の朝は雪。
朝7時の外気温1,3℃。
最低気温-0,6℃。
居間20,8℃。湿度は低めの32%
この居間に暖房器具はありません。
仕切り戸もありません。開け放し状態の部屋。
この家は『全室対応型住宅』。
ちょうど、このようなイメージ。
ちなみに床下17,7℃。湿度は表示より3%引いて40%。
以前住んでいた家なら、こういった春先の低気温はとても堪えました。
まして食道ガンの手術をして約3年4カ月の私。
もし以前の家なら、寒くて寝床から出られなかったでしょう。
すると今頃は・・・。
前回の定期診断では「検査は半年毎でいい」と言われました。
これらを通じて思うは、
「お前は“暖かい家”の伝道師をやれ!」
と天から言われているよう。
思わん試練が次々と襲ってくるからです。
「そして、わが身で受けた実体験を皆さんにお伝えするんだ!」
と、言われているように感じることさえあります。
確かに今、弱った私にとって“暖かい家”はとっても助かります。
『家とは、人を救い護るもの』
ですから、リフォームする際も「新しくなった」・「綺麗になった」だけでなく、
「暖かくなった」・「エアコンでない涼しさ」が得られた。
このような工事に留意してくださいね。
私の所属している『NPO法人住まいの環境所』は、
『SDGsひょうごフィールドパビリオン』に認定され『大阪・関西万博』出展。
【参考】どこにも無かった、誰も知らなかった『住み心地一番の家』
VOL5393
具体策を示しては
住環境アドバイザー上郡清政(VOL5392)
本日のテーマ 「具体策を示しては」
読売新聞の日本財団の広告(3月11日)。
これって、とっても大事ですね!
でも、もう~具体策を少しでも示すべきではないでしょうか?
同新聞には、このような記事も!
「みんなの家」対話重ねて設計
東日本大震災 14年
能登でも活動 「よそ者」と地元民結ぶ
文中には、
集会施設「みんなの家」作りは、
避難所から仮設住宅に移って孤立しがちな人々が気軽に集える場を作ろうと、
東日本大震災の被災地で建築家たちが始めたプロジェクトだ。
能登では石川県珠洲市と輪島市で計6棟の建設計画が進む。
完成後の運営は、トークイベントに参加したNPOや社団法人が担い、
メンバーには震災前に都会から能登に移り住んだ人々の姿も目立つ。
奥能登でも代々暮らしてきた人々のつながりは深い。
時に疎外感も感じてきた移住組は今、
「みんなの家」が「よそ者」と地元民が新たな共生関係を結ぶ場となると期待を寄せている。
と、あります。
この取り組み、いいですね~。
日本には「おたがいさま」の良い言葉があります。
災害大国日本、いつしかこういった風習が。
素晴らしい!
さて、その『みんなの家』に提案です。
「腐らない家」・「壊れない家」を持ち込んではいかがでしょうか?
相当大きな地震でも壊れない。
100年でも、200年でも耐えられる家。
そこに集う人を救い護る住環境を備えておく。
「あそこなら大丈夫!」を確立しておく。
「みんなの家」は、みんなの心の拠り所になって欲しい。
すると、「あそこに住みたい」などが出てくるのではないでしょうか?
私の所属している『NPO法人住まいの環境所』は、
『SDGsひょうごフィールドパビリオン』に認定され『大阪・関西万博』出展。
【参考】どこにも無かった、誰も知らなかった『住み心地一番の家』
VOL5392