元国土交通大臣 赤羽一嘉氏来訪
住環境アドバイザー上郡清政(VOL5427)
本日のテーマ 「元国土交通大臣 赤羽一嘉氏来訪」
7月13日(日)午前9時30分。
元国土交通大臣 赤羽一嘉氏が来てくださいました。
私に与えられた時間は30分。
赤羽先生:「この家は“空気”が違いますね~」
私:「先生、早速ですが床下を見ていただけますか?」
赤羽先生:「おお~? これは・・食パン?」
私が状況説明すると、
赤羽先生:「カビが生えていない床下。これって、いいですね~」
さらに7年目の食パンを見ていただきました。
赤羽先生:「どちらも“カビ”が生えていない!?」
私:「湿度60%以下だと“カビ・ダニ”は繫殖できないのです。
結果、アトピー・ぜんそく・鼻炎・花粉症などが大きく改善します。
中には症状が消えてしまう人もいます」
赤羽先生:「そんなの、とってもいいですね~
でも、家が変わるだけで“症状”が改善??
しかし、よく考えるとこれって凄いことです!」
さらに私は、次の“要望”を伝えしました。
防災の強化。壊れない、腐らない家づくり。
体育館の避難所は止める。
避難所から一般住宅までの住環境の整備。
交通ルールのように誰もが住環境を身に付けられる社会づくり。
これらの知識を誰もが身に付けられる“場”をJR柏原駅南側に創設。
これらのご支援・ご協力を切にお願いしました。
初めて出会った赤羽先生。
ビックリするほど“やわらかい人”でした。
「何かを乗り越えた人?」と感じるほどでした。
赤羽先生:「日本住宅は、まだまだです」
私:「策が無ければ仕方がないですが、今は“家”を変える方法があります。
だから変えて行かねばならぬのです。
救える命を一つでも多く救う」
と言いながら私は、万博出展展示した5小冊子をお渡ししました。
赤羽先生:「わかりました!」
私は、その赤羽先生の態度から体感・体験宿泊を行う日を決めました。
今月は7月21日(火)祝日・7月24日(木)。
電話予約をお願いします。0795-72-5201
一人からでも始めます。
アトピー・ぜんそく・鼻炎・花粉症などでお困りの人。
高血圧・冷え性などでお困りのあなた。
確かな健康住宅を取り入れたい工務店様など、ぜひ体感してみてください。
玄関に1~2分滞在するだけでもいいです。
体感のヒントは“トイレ”に有り。
家の性能は意外に“トイレ”から見えるのです。
そして『エアコンでない涼しさ』に出遭えますよ!
赤羽先生は約45分間滞在。
先生を招いてくださった方々、厚くお礼申し上げます。
私の所属している『NPO法人住まいの環境所』は、
『SDGsひょうごフィールドパビリオン』に認定され『大阪・関西万博』出展。
【参考】どこにも無かった、誰も知らなかった『住み心地一番の家』
VOL5427
“木”を断熱材として使う
住環境アドバイザー上郡清政(VOL5426)
本日のテーマ 「“木”を断熱材として使う」
この写真は和室前の濡れ縁。
23年目。所々腐りが見えます。
危険な暑さと言われる中、その濡れ縁に座ってみました。
「あちぃ~」と跳ね返るような熱さありません。
これが鉄棒・滑り台だと、熱くて触ることさえできないのでは?
また木の特性は、このように活用。
木は優れた“断熱材”なのですね。
ならば、この特性を住宅の断熱材として使えませんか?
身近な素材を使った暑さ対策に使えませんか?
すると木の販路が拡大し、地元経済も動かすと思うのですが?
私は以前から断熱材として使ってきました。特に屋根に。
すると、このような声を多くいただきました。
「冬、寒さが変わりました」
「夏、エアコンの効き方が良くなりました」
「夏、使えなかった二階が使えるようになりました」
ただ、そこには外せない重要ポイントがあります。
『乾かす』
これを外してはいけません。
外せば“梅雨・夏場”に、このような不具合を起こすことがあるからです。
壁内結露。
これは家の腐敗に繋がり、短命の家に繋がることがあるからです。
見えないことだけに、とっても重要。
また7月11日のYouTube には、
六甲山猛暑の影響 「氷室開き」も氷なし
「氷室開き」氷ゼロでびっくり
暑さの影響で20トンの氷がすべて解けてなくなる
兵庫・六甲山
史上初めての出来事だったそうです。
続く異常な暑さ。
暑さの捉え方を、見直さなければなりませんね。
『木の特性を活かす』
暑さ対策の重要ポイントになると思うのですが。
私の所属している『NPO法人住まいの環境所』は、
『SDGsひょうごフィールドパビリオン』に認定され『大阪・関西万博』出展。
【参考】どこにも無かった、誰も知らなかった『住み心地一番の家』
VOL5426
防災の組織体制、議論低調
住環境アドバイザー上郡清政(VOL5425)
本日のテーマ 「防災の組織体制、議論低調」
またも“ドクターヘリ”。
“ひとつ”の命を救うために運用されているのですね。
さて、7月5日のヤフーニュース。
防災の組織体制、議論低調 災害、老朽化対策に注力 各党公約・防災「深堀り・日本の課題」【25参院選】
自然災害が頻発し、防災力の一層の強化が求められる。
昨年の能登半島地震では、アクセスが限られ、高齢化や人口減に悩む地方・山間部の課題が浮き彫りとなった。
防災分野は与野党に大きな方向性の違いはなく、主要政党は災害対応の強化やインフラ老朽化対策を公約に入れる。
一方、石破政権肝煎りの「防災庁」への言及は少ない。野党の立場や考えも見えにくく議論は低調だ。
文中にあった被害地の写真。
私も経験があるだけに、これはキツイです。
そして、この状況は誰も知っているはず。
でも、いざ参院選が始めれば置き去り?
災害関連死は364人。直接死も含めた死者は592人(2025年5月13日)と有り。
神戸震災から30年。避難所は今も体育館。
『命』に差はあるのでしょうか?
能登半島に、今必要なのが確かな安心安全の備わった家だと私は思います。
相当大きな地震でも倒壊しない家。
100年、200年と長く耐えられる家。
冬、足元から冷えにくい暖かい家。床暖房は要らない家。
夏エアコン1台で、“エアコン”でない涼しさのある家。
湿度60%以下。カビ・ダニが繫殖できない家。
アトピー・ぜんそく・鼻炎・花粉症などが大幅に改善する家。
空き家にならない家。
空き家になっても“借り手・買い手”が付きやすい家。
もし“借り手・買い手”が付かない場合でも、最終的に備蓄保管倉庫として使える家。
その為に必要なのが、まずこれらを現すことができる公民館を建てること。
「あそこなら大丈夫!」のモデルケースをつくること。
この“流れ”ができたならば、
「やはり家を建てよう」
「これなら長く住み続けられる!」
「空き家になっても大丈夫!」
「いざとなれば貸出、また売却も叶う」
このようなことがわかれば、住みたくなる人がいるはず。
しかし、ここで問題。
その為の“具体策”は確立されているのでしょうか?
SDGs12 つくる責任 つかう責任
『学ばなきゃ いい家は建たん』
“換気”と言えば、今も「冷房をかけながら窓を開けてください」のレベル。
この現状で『防災・地方創生・人口減少』など対応できるのでしょうか?
日本には『住環境学』が無いと思うは私だけでしょうか?
交通ルールを園児から教えるのに“防災・住環境”は教えていない。
教わっていないから復興の有り様がわからない。
そこで提案!
誰か、この参院選の機会を利用して防災・住環境の有り方、
地方創生の“骨格”となる『森林資源の有効活用』などを教える人が出てこないものでしょうか?
私は思います。全国に先駆けて柏原駅南側に、これらの学びの場が必要と。
その“学びの場”ができれば、空き地の目標である『集う』も叶うと思うのです。
私の所属している『NPO法人住まいの環境所』は、
『SDGsひょうごフィールドパビリオン』に認定され『大阪・関西万博』出展。
【参考】どこにも無かった、誰も知らなかった『住み心地一番の家』
VOL5425