基礎開口部は必要?
住環境アドバイザー上郡清政(VOL5342)
本日のテーマ 「基礎開口部は必要?」
幾度も登場するこの写真。
家の人はおそらく、
「足元が冷える。冷たい風が入って来るからだ。
だったら閉じろ!」
では、なかったでしょうか?
そこで見て欲しいこの資料。
冬の暖房時の熱が開口部から流失する割合58%
私が注目したのが『床7%』。
危険な暑さと言われた今年の夏。
この『床7%』は、とっても大きな意味があると思うのです。
夏、エアコンの冷気は一階床に集まる。
その冷気が床下に逃げてしまう。
思う涼しさが得られない。
逆に、冬は暖かさが床下に逃げる。
だから足元が冷える。
だったら夏、熱気が入ってこないようにすれば?
冬、冷たい風が入ってこないようにすれば?
私はそれらの行為を防ぐための策。
『基礎開口部を閉じた家づくり』
『熱を蓄える床下』
を創り上げました。
すると、基礎開口部は必要なのでしょうか?
本来、床下を乾かすための基礎開口部。
でもその基礎開口部は床下を乾かしてくれていますか?
なぜ今も防腐剤・防蟻剤使用。
床下が乾いていないからですね。
私の家づくり。
『基礎から壁内まで家全体を乾かす』
家全体が乾くことにより、
とんでもない、ありがたい住環境が現れます。
さらに、
『エアコンに頼り切らない涼しさ』
も得ました。
災害大国日本。
日々の生活に大いに関わっている住環境。
学んでみませんか?
私の所属している『NPO法人住まいの環境所』は、
『SDGsひょうごフィールドパビリオン』に認定され『大阪・関西万博』出展。
女性の方に、この本をプレゼント。
学んでみませんか?
申込み先
【参考】どこにも無かった、誰も知らなかった『住み心地一番の家』
VOL5342