換気は湿度を下げる
住環境アドバイザー上郡清政(VOL5336)
本日のテーマ 「換気は湿度を下げる」
洗濯物、風のある日の方が乾きやすいですね。
近年は“差”があれど、気密住宅。
気密住宅とは隙間の少ない家。
隙間が少ないだけに“換気”は外せません。
また熱交換型でないと「効力なし」とも言えます。
第三種換気装置だと、
外の暑い空気がそのまま入ってきて、涼しい室内空気を排気してしまいます。
すると室内はどうなります?
また熱交換型の場合、省エネ効果は大。
さらにその際、湿気も排除してくれます。
これがとってもありがたいのです。
だけど、冬場など“メイン暖房”にエアコンを使った場合、
どうしても室内は過乾燥になりやすくなります。
この違いを知らない人が多いのも現状。
換気の備わった家、備わっていない家。
第一種換気装置・第三種換気装置。
どこかで体感し、その“違い”に気づいてください。
換気は、他にとっても多くの項目に貢献しているのですよ。
なぜ日本は換気の備えを奨励しないのでしょうか?
『新型コロナウイルス』から何年過ぎました?
第11波、どうして?
対策を打っていない証?
ところで先日、ある会合に出席。
木造建築。改装されていました。しかし“換気”が見当たりません。
住環境が置き去り。
ここ丹波市は11月に市長・市会議員の総選挙。
何のための選挙でしょう?
前の市長さんにも住環境の改善の要望書を提出しました。
返答は形だけ。
丹波市は小学校にエアコンを備えました。
でも、換気の備えは終えたのでしょうか?
選挙後の市長・市会議員さん、
どのような“策”をお持ちなのでしょう?
まさか、このまま?
私の所属している『NPO法人住まいの環境所』は、
『SDGsひょうごフィールドパビリオン』に認定され『大阪・関西万博』出展。
女性の方に、この本をプレゼント。
学んでみませんか?
申込み先
【参考】どこにも無かった、誰も知らなかった『住み心地一番の家』
VOL5336
つくる責任 つかう責任
住環境アドバイザー上郡清政(VOL5335)
本日のテーマ 「つくる責任 つかう責任」
前回の医大生のホームステイ。
使ってもらった部屋にはエアコンがないです。
他の部屋もエアコンは備えていません。
備えているのは廊下。
しかし医大生さん、
どうして朝までぐっすり寝られたのでしょうか?
まずは室内湿度が低いからですね。
43%ぐらいだったと思います。
そして『換気』の効果。
そんな折、電話。
「エアコンをつけているのですが、どうしても湿度が下がらないのです。
70%台だと、余計に暑さを感じます。
“除湿”に切り替えても60%台後半。
どうすればいいのでしょうか?」
今年、こういった相談がよくあります。
私はそういったときSDGsの12を思い出します。
つくる責任 つかう責任
なかなか、”にくい”言葉です。
今回の相談のように部屋の暑さの問題。
“冷房”だけでは対処できないってことですね。
『湿度』が深く関わっているのです。
家を建てる時、業者は事前に『湿度』をお伝えしたでしょうか?
また、お施主側は『室内湿度』を学んでいたでしょうか?
そんな折、この電話。
「私の許せる室内湿度は50%まで。
40%後半か、中頃がいいです。
すると暑さが現れません。
どこも“サラッ”としていて、とっても気持ちいいのです。
愛着が育つ家です。
だから私は、まずどこへ行っても換気と湿度を見ます」
と、この家に住んで6年のお施主様。
換気と湿度を制御しやすい家。
空気溜まり、湿気溜まりを起こさない家。
家はどんどん進化していますよ!
年々“愛着”が、育つ家がいいと思うのですが。
私の所属している『NPO法人住まいの環境所』は、
『SDGsひょうごフィールドパビリオン』に認定され『大阪・関西万博』出展。
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VOL5335
医大生のホームステイ
住環境アドバイザー上郡清政(VOL5334)
本日のテーマ 「医大生のホームステイ」
22日は神戸大学医大生(女子)のホームステイ。
県立丹波医療センターのホームステイ要請記事を見て、
お役に立てばと応募していたのです。
記念撮影後、それぞれのお迎えの車へ。
その途中で聞こえてきたのが、この話。
「あなたの部屋にもエアコンがあるから大丈夫!」
それを聞いていた私は受け入れ医大生に、
「あなたの部屋にはエアコンがありませんよ!」
と申しますと、
「エッ?」
でした。
そして用意した部屋は3つ。
いずれもエアコンを備えていません。
用意していたのですが、要らなかったのです。
医大生さんは和室を選ばれました。
私は、
「暑さ調整は入口ドアで行ってくださいね」
と申しました。
しかし入口ドアは翌朝まで閉じたまま。
朝一番、「暑くなかったですか?」と尋ねると、
「はい!暑くなく、ぐっすり寝られましたよ(笑顔)」。
そして医大生さんは、
「この前ね、サークル活動でお泊りがありました。
私の寝る位置はエアコンの真下。
翌朝、のどが痛くガラガラ声になっていました」
と言われます。
それだけに今回エアコンの無い部屋で寝られたこと、
とっても驚かれていました。
そして私は、
「病気になりたい人は誰もいませんよね。
しかし、人はいつ病気になるかわかりません。
それだけに私は、
できるだけ病気になりにくい住環境づくりをしているのです」
と、申しました。
さらに、このような話も。
「手術室は加圧。コロナ病棟は減圧ですね?」
と話すと、
さすが医大生さん「そうです!」と返事。
私は早い段階からこの仕掛けを取り入れ、
各部屋には『排気口』を設けております。
まずは、
『風邪・インフルエンザ・コロナなど要らないものは棄てる』
これが換気の基本と思うからです。
そこで以前行っていた『体験宿泊』を再開致します。
この医大生さんのように実体験が何より大事と思うからです。
この医大生さんがお医者様になられ、そして医療にあたるとき、
今回の体験が少しでもお役に立てばと。
家選びは、とっても大事。
事前の体感・体験宿泊が何より大事。
まずは体感され“家”に必要な知識を身につけてください。
尚、体験宿泊はもう一軒用意。
あるお客様が体験宿泊を引き受けてくださったのです。
2棟とも、ほぼ同じ機能・性能を持ち合わせています。
いい家が欲しいあなた!
まずは体感・体験宿泊ですよ!
TEL 0795-72-5201
『SDGsひょうごフィールドパビリオン』に認定され『大阪・関西万博』出展。
女性の方に、この本をプレゼント。
学んでみませんか?
【参考】どこにも無かった、誰も知らなかった『住み心地一番の家』
VOL5334