実以のブログ -2ページ目

信州初夏の旅2026 長野県立歴史館 常設展示

企画展を見た後は常設展示室へ。ここがオープンしたばかりの頃にも
一度来ておりますが、あまり記憶に残っておりません。

歴史館サイト
https://www.npmh.net/permanent/genshi.php


いきなり度肝をぬかれたのが動くナウマンゾウ。

何となく動物園で見かけるゾウの牙が長くなってるだけかしらと想像していたのですが、ずっと大きいです。もし現代人が戦うならガンダムが必要なくらい(笑)。

歴史番組などにもよく登場する縄文のヴィーナスと仮面の女神、ここにあるのは複製ですが。


人気所蔵品のトロフィー型土器


掛け算九九が書かれた木簡


復元された竪穴住居と高床式建物


竪穴式住居の中(暗いけど)

 

古墳時代の戦士…戦国武将よりは楽そう?


古代の信濃と朝鮮半島のつながりのコーナー

『善徳女王』などの韓国時代劇に出てきそうな黄金の冠。ドラマに出てくる方が
豪華ですが。

 

奈良時代前期の信濃国国司の印鑑の模造。字体は8世紀前半のものとのこと


奈良時代に信濃から朝廷におさめた白布の袴。


鎌倉時代の善光寺境内、これは以前に見た記憶がなんとなくあります。


大河ドラマで話題? 太閤検地帳


 

江戸時代、この歴史館の近くにあった矢代宿割図


旅の楽しさが伝わってくる江戸から松代への道中記


文久3年に徳川斉昭の娘溶姫(ようひめ)が加賀へ嫁ぐ途中、小休止した尾崎家へ与えたとされる品。幕末のものなので状態がよくてきれいですね。


鹿児島暴挙(西南戦争)の文書。長野県まで電信がきていなくて岐阜から飛脚で知らされたとか。


明治末の製糸工場を再現したコーナー


工女を指導する教婦の服装。工女より上等

 

工女の服装。現代とちがい、帯が二つに折られておらず、ラフな感じ。



なぜか食事の模型もありました。



昔のおもちゃのコーナー。セルロイドのキューピーさんがちょっと怖いです。

歴史館見学を終え、信州そばのランチを頂いた後、友人の車で長野駅まで

送ってもらいました。

信州初夏の旅2026 『犬神家の一族』を聴きつつ墓参及び長野県立歴史館『長野県民の戦後再出発』

5月中旬、父がショートステイに行っているスキ?に墓参を兼ねて信州に行きました。


菩提寺最寄り駅で迎えてくれた友人の車で寺に向かったのですが、
昔と全然変わってしまって道に迷って大変…ランドマークになっていた
大きな会社がなくなって宅地となり、公民館まで消えて普通のお宅に
なっていたため、曲がるべき角がわからず遠回り。

通信教育のラジオ授業を受けるのにつかっていたICレコーダーから音楽を流しつつ、墓掃除と除草剤散布。熊を除けるためです。曲目はなぜか映画『犬神家の一族』のテーマ。我が家には犬神家ほど財産がないのですが…考えてみるとこういう時は読経か声明のCDにすべきかしら?

幸いにも熊はみかけず、墓参を済ませ、友人の車で長野県立歴史館へ。


企画展の『長野県民の戦後再出発』を鑑賞。

令和8年所蔵品展 長野県民の戦後再出発


展覧会サイト
https://www.npmh.net/exhibition/

満蒙へ渡った人が多い長野県、満洲で歌われていた隣組の歌の楽譜と振付の表。


日本国内で流行していたものにならって作られたと説明にありますが、
私も聞いたことのある『隣組の歌』とは楽譜がちがいます。

隣組の歌(とんとんとんからりんと)の楽譜はこちら
https://ja.musescore.com/user/80345581/scores/24317008

満洲での暮らしをしのぶ写真帳。


満洲の児童が描いた絵。

この子は絵が上手です。生き延びて才能を発揮していてほしいものです。

米軍が投下したビラ。

ビラがSNSに変わっただけで今も似たようなことがされています。つらいですね。

ゼロ戦のスピナー部分を転用したバケツ。魔女用の大鍋に最適?


GHQが収納した「赤羽刀」の大刀『山城守藤原国次』と脇差『筑前守源宗継』。



小学校の社会の教科書でも見たことのある『あたらしい憲法のはなし』


婦人参政権運動で活躍した児玉勝子の年譜と日記。

こういう方がいたことを
今まで知りませんでした。

企画展の後は常設展示室をまわりました。

つづく
 

『メアリ-・ポピンズのお料理教室: おはなしつき料理の本』P.L. トラヴァース作

メアリー・シェパードさし絵・モーリス・ムーアベティ料理監修
鈴木佐知子訳 文化出版局 1977年初版(950円)

表紙の写真はこちら

 

 

 


今年1月にご紹介した『エミリ・ディキンスンのお料理手帖』は全く読むだけのお料理本ですが、この『メアリ・ポピンズのお料理教室』のレシピには

10代から20代にかけて作ったことがあります。ですから出版年も古いですが、ずいぶん使用感があります(笑)。先日、公共図書館でこの本を見かけたのでレビューを書いておこうと思い立ちました。

「おはなしつきお料理の本」とあるように前半はバンクス家の料理番ブリルばあやがめいの子供たちのはしかの看病で不在となり、メアリ・ポピンズと子供たちが食事作りに奮闘する一週間の物語。曜日ごとの朝、昼、晩の英語と日本語のメニュー一覧もあります。これを見ると昼食がLunchではなく、Dinnerとなっていてローストビーフ、ビーフパテ、アイリッシュ・シチューなどボリュームのある料理を出します。日本では夕食の方が手間をかけてDinnerになるイメージですが、この本のSupper(夕食はチーズトースト、フレンチトーストなどあっさりしています。


この本を買った時、高校生だった私、家庭科の先生に見せたら

「野菜、特に緑黄色野菜が足りませんね」と言われそうだと

思いつつ、食べてみたかったのは火曜日の昼食メニュー。羊飼いのパイに人参のバター煮、りんごの重ね焼き。緑黄色野菜である人参のバター煮とりんごの重ね焼きは自分でも作ってみました。パイ皿にパン粉を入れ、薄切りのりんごを並べ、その上にまたパン粉、その上から砂糖をふり、それを繰り返して皿がいっぱいになったらオーブンで焼きます。ふりかける砂糖は本には「赤砂糖」とありますが、入手できませんので家にあった上白糖を用いました。それでも家族にも好評で何度か作りました。わりと簡単なレシピで子供といっしょに作ったら楽しそう。りんごも「酸味の強い青いりんご」

とありますが、日本で出回っている糖度の高いもので作るなら砂糖の量を加減すればいいでしょう。

 

羊飼いのパイは自分では作りませんが、
後年、勤め先近くにできたアイリッシュ・パブで食べました。この本のレシピよりかなり小さいパイでしたが。ちなみに火曜日の夕食は魚のコロッケにジャムをのせたタルト、日本人の感覚ではちょっと不思議。

40ページ以降は「メアリー・ポピンズのお料理ノート」、お話部分に登場したものも含めたアルファベット順のレシピ集。巻末には「ごちそうになるもの」「つけ合わせとソース」「お食後になるもの」などに分類した索引、登場人物の紹介もあります。ちなみにそもそもメアリー・ポピンズについて知りたい方は下記へ

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%BA

 



私が実際に作ってみたのは主に「お食後になるもの」や「ケーキとクッキー」に分類されるもの。つまりお菓子類。特にダンディケーキ(フルーツケーキ)はクリスマスパーティや招待された結婚披露宴などに出し、比較的高評価でした。ただ中にいれるフルーツ類は本に書いてあるものより少なめにしました。材料のうちカラント(よくあるレーズンよりも小粒な味の濃い干しブドウ)は入手できませんたし、もしあったとしても小麦機1と4分の1カップ、バター130グラム、卵3個ぐらいで作った生地に干しブドウ1カップ、カラント1カップを入れて焼いたものを想像すると小麦粉をつなぎにしたブドウの塊のようであまりおいしくなさそうな気がしました。

「ごちそうになるもの」のメニューのうち、トライしたのは「野菜のポタージュ」だけ。材料の野菜をやわらかく煮込んだ後、裏ごしせよとあるのですが、裏ごしが面倒でそのまま頂いてしまったのをおぼえています(笑)。

 

アイリッシュ・シチューやランカシャー風ラムの煮込み、ローストチキンなどは読んで想像するしかありません。ラムの肉や鶏1羽を入れられる大きさのオーブンなどを都合できませんから。後にアイルランドを旅行した時、アイリッシュシチューがランチに出た時は感激でした。


「朝食用」に分類されているレシピは全て卵の料理。いり卵、つまりスクランブルドエッグはこの本の通りに作ると確かにおいしいです。卵6個をあらかじめボールに割り入れ、塩、コショーと共にかきまぜ、鍋で溶かした大さじ3杯のバターでくるむように弱火で柔らかく仕上げるというもの。しかし卵をかきまぜるボールという洗い物が生じるのが面倒だし、バターも高いので、現在は専らサラダ油をフライパンに入れて、そこにいきなり卵を割り入れて作っております(笑)。

今後、私がこの本の料理を作ることはなさそうです。

でも改めて読んでみますと楽しいし、物語の読者が

作中に出てくる料理を想像したり、調べたりして作った本ではなく、

原作者のトラヴァース自らが関わって英国の家庭料理を紹介している点が

貴重だと感じます。

ちなみにこの本は『台所のメアリー・ポピンズ おはなしとお料理ノート』という題で挿絵を彩色した新版が2014年に出ています。原題が『Mary Poppins in the Kitchen』ですから、新版の方が直訳に近いですね。
 

 


 

父初めてのショートステイ、いちご柄のトレイ、アマリリス、タチアオイ

5月中旬、マンションの事情で父に1週間ほど特別養護老人ホームにショートステイへ行ってもらいました。


初めてのショートステイですから準備がなかなか大変。

着替えを下着も含めて上下3セット、パジャマも1,2着用意せよとのこと。

動きやすく、洗濯機に放り込んで大丈夫な服をと言われておりますから、ダンディに装わなくてもいいかもしれませんが、
それでも家族以外の人の前に出るとなるとあまりよれよれというのもどうかと
思います。ですからユニクロ、GU、しまむら、ワークマンなどをめぐって
スウェットパンツ、トレーナー。Tシャツなどを買いました。

ちょうど御上?から電子マネーか商品券で5000円分いただけるハガキも届きましたので、アマゾンで新しいポロシャツも買いました。1年ほど前に買ったものの色ちがいの品です。



父には袖の先がこうなっているのがいいというこだわりがあります。不思議と
店頭で売っているところが私の行動範囲では見つかりません。

ショートステイに持って行くものには全て記名しておく必要があります。連休明けからずっと、ひまさえあれば父の服や下着に名札を縫い付けたり、歯ブラシやシェーバーに名前を書いたり貼ったりしていたような気がします。

父はふだんからデイサービスに行くのもいやがるくらいですから、

出発当日の朝もぐずぐず言いましたが…何とか車に乗せました。

施設にいた間はマイペースで過ごしていたとのこと。

職員さんを困らせるようなことはなかったのですが、

私に電話をしてきて「このホテルにいつまで
いるんだ?」などと訊いてきました。事の次第はもちろん説明済なのですが、
忘れてしまうのです。

他にこの春入手したもので記録しておきたいのはイチゴ柄のトレイ。
昨年、自治会の行事でお盆が必要になり、急遽、家にあったものを
持ち出したのですが、使っている時ふと裏側が黒ずんでいるのに

気づきました。


そろそろ新しくした方がいいなと思っていましたが、次にどんなものを
買ったらいいか1年間考えてしまいました。



100円ショップのでもいいかなあという気もするのですが、生協のカタログに
かわいいいちご柄のトレイが出ていましたので購入。いちご、ブドウ、レモンなど果物のデザインにはひきつけられてしまいます。

物価が高くて節約しなければ、なるべく買わないようにと思う一方で、「いずれ買おう」と思っているものは買わずにいると急に値上がりしてしまうような気もしてきてしまうのです。

父をよく散歩させる公園で今年、タチアオイが咲いています。勤務していた会社の近くで咲いていたタチアオイ、今年は見られないかと思っておりましたが、住まいの近くでも発見してラッキ―。


そのそばでアマリリスも咲いています。

遠目にも燃えるかがり火のようで見ると元気が出ます。





 

スイレンと片付け?

5月2日、両親が入院したことのある病院近くの池にスイレンの花が咲いているとのことなので行ってみました。

池の最寄り駅近くでいささか盛りを過ぎてはいましたが、藤の花を見ることができました。来年はもう少し早い時期に来てみましょう。

 

その池に確かに白いスイレンは咲いていました。

でも小さな花で岸から遠い所でしか咲いておりませんので、
写真はなかなか難しく、これが精いっぱい。

 

ちなみに池の上でこいのぼりが風の中を泳いでおりました。


池の近くの花壇でバラがきれいでした。このバラの名は「ラヴァーグルド」

母が見たら喜びそうな黄色いバラ。

このピンクのばらの黄色い芯が見えるのは盛りを過ぎて

咲きすぎているのか、それともこういう咲き方をする品種

なのでしょうか。

 

いささか元気のないこの白バラの品種名は『正雪』。ショウセツじゃなくて

マサユキと読むそうです。


ところで私が初めてスイレンの花を見たのは小学3年生ぐらい、

祖母に連れられて松本へ行った時のこと。

祖母が生まれ育った寺へ行き、その後、おそらく祖母の関係者と

思われる家を訪問しました。

 

その家ではおばあさんに二人会いました。一人は居間らしき部屋で

当時60代だった祖母と同じ年ごろの人。その人とお話した後、

離れと思われる所に住んでいるおばあさんのところへ。

祖母よりさらに一世代上の方だったような気がするので

いわゆる隠居所だったのかもしれません。


居間からその隠居所へ移動する時、庭に面した縁側を通りました。

祖母にとっては親しい家だったようで案内もなく、祖母と二人だけ。

祖母が「ごらん、スイレンが咲いているよ」と庭の池を指さしました。

池の水に淡いピンクの花がいくつか浮いているのが見えました。

このスイレンの家での思い出がもう一つ。
隠居所のおばあさんがいた部屋は三畳間でした。

こたつに座ったおばあさんで部屋がいっぱいな感じです。

 

その家を出ての帰り道、祖母は「あの離れは四畳半と三畳間の二間、

あのおばあさんは四畳半の方に箪笥やら行李やらをおいて、

自分は三畳間にいるんだから変わっているよね」と言いました。


「それでもって炊事は外でしているんだって」

あの三畳間は縁側に面していて外に七輪、

ひょっとして水道もあったかも…


スイレンが咲いていた家と我が家との関係については今、父(祖母の息子)に訊いてもわかりません。祖母が生きているうちに訊いて記録しておけばよかったのですが。かなり大きな古い日本家屋で、庭の池や石、

植え込みなども立派だったような気がします。

記憶はおぼろげながらもあのような日本風庭園の池で

咲くスイレンを再び見たいと願うのです。

そしてあの二人のおばあさんと祖母との関係も今となっては不明ですが、
祖母の母である曾祖母の実家の関係者で、

あるいは私と遠縁ながら血縁もあるのかも…

と申しますのは、昨年仕事を辞めて以来、身辺整理、いわゆる断捨離にも
取り組んでいるのですが驚くほど進みません。

介護と求職活動で忙しいせいもありますが、

なかなかものが減らせないのです。

買ったものでももらった物でも縁あって我が家に来たからには

何か役立てたい、使いたいという気持ちが起きてしまいます。

あのスイレンの家の隠居所のおばあさんの血がわずかながら私にも流れていて、このままだと4畳半を物置にして3畳間で寝起きする…

つまり居住スペースより収納スペースが大きく、不思議な場所で食事を作る暮らしになるかも…


というか既になりつつあるような…それでも楽しく天寿を全うできれば
いいのかも…マンションで七輪は使えませんが(笑)

 

母の形見は骨粗鬆症? ユウゲショウ、柏餅

4月初め、立ったり座ったり、かがんだりすると腰が痛むようになりました。
記憶にある限り、転んだり、ぶつけたり、重い物を無理して持ち上げたりは
していません。

整形外科へ行き、「年のせいならいいけれど、万が一知らない間に骨がどうかしていないか心配です。昨年健診で骨密度要注意と出ましたので」と言いますと、「念のためにレントゲンを撮って、血液と骨密度の検査もしてみましょう」とのこと。

レントゲンの結果、ケガや変形などはなし…でも…診療代が7600円!
今の私には大金です…この支払が怖くて症状があっても医者に行かない人
は多いのではないでしょうか。

2週間後、検査の結果を聞きに行きます。骨密度…やはりイエローカード。
特にあの大腿骨の密度も要注意。血液もビタミンD不足。

食べ物や運動で何とかならないのかなあという気もするのですが、
ビタミンDを補う薬を朝食後に服用することになってしまいました。

インスタント食品が多すぎるのかなあ?
寝不足を何とかするためにコーヒーを飲みすぎるのかなあ?

病院近くの道路端に咲くバラを眺めつつ、いろいろ考えてしまいました。

処方された薬の名はエルデカルシトール。8年前に亡くなった母が服用していたものと同じです。魔法の呪文みたいな長い名前だったのでおぼえておりましたやはり親譲り?なのですね。

連休中、父を2度ほど公園に散歩に連れていくことが出来ました。
そこに咲いているユウゲショウも母が好きだった花です。


それから柏餅も家族で頂きました。甘いものも骨密度によくないと思いつつ。

これからは場所をとるけど、母が遺したものだから処分しにくいなと思う時、
「エルデカルシトール、エルデカルシトール」と唱えてみることにします。
母の形見は骨密度に刻まれて?いるのだから物への執着はほどほどに
できる呪文になるかもしれません。
 

母が生前停留所一つ分だけバスで買い物に行っていたスーパー近くのバラ。
とてもよい香りがします。


骨粗鬆症進行をくいとめるため、このスーパーまでは
歩くことにしました。それから味噌汁やラーメンなどに干し椎茸をいれています。

 

 

旧伊藤博文金沢別邸のボタン

話は遡りますが
4月24日、シーサイドライン野島公園駅近くの旧伊藤博文金沢別邸を
訪れました。

旧伊藤博文金沢別邸HP
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/nojima/hakubuntei/outline.php

ぼたん祭り開催中とネットに出ておりましたが、この日、咲いていたのは
黄色と白の品種のみ、いずれも昨年までこの季節に行っていた上野東照宮の
ぼたん苑で名前を知りました。

黄色い大輪の『黄冠』


 

そして『ハイヌーン』


 

白で咲いていたのは『村松の雪』のみ


 

赤い花で唯一咲いていたのは品種不明のこれのみ。しかも三角の不思議な咲き方。


写真以外のボタンが皆、花が終わってしまっていたのは残念でした。
ただ丸くふくらんだシャクナゲのつぼみをいくつも見ました。
GW中はシャクナゲがきれいに咲いているかもしれません。

脳内に昔の千円札が浮かびました。
「上野東照宮のぼたん祭りなら会期終わり近くの5月に行っても赤もピンクも
紫もきれいにたくさん咲いていたんだけど」と心の中でつぶやきます。
千円札の伊藤博文が「征夷大将軍と比べないでほしい」と答えました。
でも初代内閣総理大臣のお宅なのですから…

まあ本宅じゃなくて別邸だし」とブツブツしつつ、邸内へ。

庭園から見た別邸の外観。


茅葺屋根にカエデの新緑、心が安らぐ中庭。


明治天皇ら要人が訪れたという客間からの眺め。海が見渡せて
並ぶ石灯籠が夜にあかりが入ったらさぞや素晴らしいと思うのですが、

台風でも来たら怖い気がして個人的にはここに住みたくはありません(笑)。
ボタンやシャクヤクが植えられた庭園にも容赦なく海風がふきつけていて
ここでガーディニングはなかなか大変そう。

 

客間の床の間には博文が漢詩を書いた屏風。



明治憲法草案作成時に使用していたと思われる博文のランプ

 

そして端午の節句のしつらえ。

現代の作ですが、すてきな几帳?や文箱、香炉がありました。


 

台所に湯殿


湯舟は三つに仕切られていて真ん中が深く、中に腰掛けがあるつかり湯。ここに入るのですね。その右は掛け湯、左には水を入れて置き、熱すぎる時などの温度調節に使うとのこと。昔の人の入浴スタイルがわかりますね。


女中部屋だったとされる小部屋の天井の電灯。

昔、住んでいた家にこういう丸い笠の電灯があったので懐かしくて思わず写真を撮ってしまいました。妙な物の写真を撮る客ですね(笑)

玄関前のアヤメもきれいでした。アヤメの右側のシャクヤク、
今頃咲いているでしょうか。



 

 

この春のスズラン

好きな花は?

花は何でも好きな方ですが…スズランもその一つ。

 

毎年4月に入り、ソメイヨシノが盛りを過ぎる頃、

スズランの花が気になります。
5月1日がスズランの日である通り、本来なら5月の花のイメージが
ありますが、関東では場所にもよりますが4月中に花盛りに

なってしまうようです
 

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昨年までは上野東照宮のぼたん祭りや上野両大師の庭、
神田勤務の頃から知っている集合住宅の植生などのものを
楽しんでおりました。このうち神田の場所へはレスリー・チャンの
展示を見た日に行ってみましたが、
まだつぼみができたばかりでした。

幸いにしてハナカイドウの樹のある公園のツツジの下にスズランが
生えています。

4月15日から観察を始めました。
 
その翌日16日です。美女の後ろ姿?
 
4月18日、この日は天気が良すぎてちょっと光線が加減が難しかったかも。
 
4月21日 この頃になると盛りを過ぎてバター色になるものも出てきますが、
新しく咲く花も見つかります
 
4月23日、この日は雨でした。そのためピントがやや甘いのはご容赦。
雨のしずくも光っています。
 
この日はたまたま上を向いているスズランの花も撮れました。
 
スズランは遠目には存在すらわからないのですが、
緑の葉影で咲く花を見つけるとどんどん引き込まれてしまいます。
同じ株でも角度を変えるとちがう表情が見えてくる気がするのです。
 
この公園では紫蘭もとてもきれいです

”小泉八雲著、平川祐弘訳『怪談・骨董』より『幽霊滝の伝説』 テストのひっかけ?問題 あるいは熊”


河出文庫2024年
表紙の写真はこちら
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309420851/


3月に書いた小泉八雲の『骨董』の中の『ある女の日記』についての

本レビュー、ご好評を頂いています。

 
八雲の作品で私が一番最初に読んだのは、小学生向けアンソロジーの中の
『耳なし芳一の話』、その次が学研だったか小学館だったか忘れましたが

学習雑誌に掲載された『幽霊滝の伝説』です。闇の中を髪をなびかせて

走るこのお話のヒロイン安本お勝の挿絵をおぼえております。

『幽霊滝の伝説』は短い作品ですが、怖さではこれを越えるお話は
あまりないのではないでしょうか。『耳なし芳一の話』や『轆轤首』などのように
数百年前のお話ではなく、「いまから三十五年前」の冬の夜の恐怖。

八雲がこれを書いた時から35年前とすれば、このお話の当事者は

生存していた可能性もあり、いかにも本当にあったことにも感じられ、

読むたびに背筋がぞっとします。

また四谷怪談の伊右衛門のようなとんでもない悪人の所業の報いではなく、、村の女たちのおしゃべりがはずんで転がり出したちょっとした欲、

見栄が凄惨な結末につながるという点でも生々しさにふるえます。

以前、この作品を取り上げたテレビ番組で解説していた先生が
本当に大切なものについて考えさせる話だと言っていました。
主人公のお勝は皆の紡いだ麻をもらえるから
つまり収入が増えるからと肝試しに出かけるのですが、その結果…

形はちがっても似たようなあやまちをしてしまうことは

現代にもありそうです。
 

もしもお勝が赤ん坊を麻採り場の女たちにあずけたなら、怪談ではなく

武勇談になったのでしょうか? それとも…これは怪異に

よるものではなく、動物、ひょっとしたら熊?が起こしたこと? あの声は熊の吠える声がそう聞こえた? 昨今のニュースを視ているとそんなことも
考えてしまいます。

3月まで放送されていた朝の連続テレビ小説のコラボで朗読番組にも
なっていた『幽霊滝の伝説』はいわゆる怪談の中でも傑作なので、
てっきり八雲の『怪談』に収録されているかのように思っておりましたが、
そうではなく作品集としては『骨董』に収録されています。
中学か高校の国語のテストのひっかけ問題になりそうですね。
 

夏が来たら…暑い夜にはこのお話を読んで、闇の中でかすかに光る
幽霊滝のマイナスイオン?で涼むのもいいかもしれません。
 

八重桜、一重のバラ…手のあるニンジン、父、兄弟を忘れる

桜の名所近くで働いておりました昨年までに比べますと
お花見の機会は少なくなるのはいたしかたないとは思っておりましたが、
近所のスーパー近くにあった八重桜の樹が伐られてしまいました。
しかしその樹のあったところに白い一重のバラが咲いていることに気づきました。とてもさわやかです。


スーパーといえば…特売のニンジンの袋の中に、手が生えたようなのがありました。

レーズンで目鼻をつけてみますと…なかなか迫力のあるオレンジの妖怪風に
なりましたので、怪獣ジェロニモやタイラントが怪獣カロテンとなって巨大化し
力を貸してほしいとやってきました。

でもニンジンは「私の使命は怪獣になることではなく、人類に眼と肌の健康と免疫力を与えることです」と断り、お味噌汁の具となりました。

も一つ、食料品の話題…最近、チョコレートが高いです。昨年は1枚100円前後だった板チョコが200円近くします。

ウルトラ兄弟をチョコでコーティングしようとたくらむヒッポリト星人も板チョコが
買えません。準チョコレート菓子でなんとかなるでしょうか?


八重桜につきましては4月中旬に受講したジョブカードセミナーの会場近くで
見られました。上野で見ていた頃のように品種名がわからないのが
残念ですが。


ジョブカードセミナーを受けた夜、父が「実以はこれからどうするつもり?」と
尋ねるので「とりあえず仕事を探してる」と答えました。その後少し話をしたところ、父が母が亡くなったことを時々忘れるだけでなく、福島にいた伯父や
松本にいた叔父(異父弟)が亡くなっていることも忘れていることがわかりました。
福島の伯父については訃報の直後、父は自分でどこかで小さなフレームを買ってきてパソコンで一番最近の写真をプリントアウトして仏壇に置いたというのに。「オレの兄弟どうなった…みんな死んじゃったか?」と驚いたように言うのです。

「お母さん、どこかへ行ったのかい?」と時々言い出すのは母の死が受け入れられない、悲しすぎるから? それならいわゆるグリーフケアのようなことを考える必要があるのかな?などと考えておりましたが、伯父たちのこともわからないとなると悲しみもありますが、記憶力全般が衰えているのですね。

そういえば…最近、録画した時代劇の同じ回を5度も繰り返して視ていました。
視ている途中で眠ってしまって結末がわからないからなのか、それとも
視たことを忘れてしまうのか…

親がこうなっているということは…いずれは私もこうなる可能性大ですから、
今、持っている本やDVDなどはなるべく早いうちに読んだり、視たり楽しんで
おこうと思います。

介護については今まで以上にプロに相談する必要を感じます。
 

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▼3月のあなたはブロンズランクでした