もうね。なにがなんやら
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

8/15 Quest Ship 1stアニバーサリーワンマンライブ 〜Song of Wind〜

今回は8/15に行われた、Quest Ship 1st Anniversary ONEMAN LIVE 〜Song of Wind〜のレポートを書いていきたいと思います。




○イベント概要

Quest Shipは2023年8月15日にデビューしたアイドルグループです。今回のライブはデビューのちょうど一年を記念して1st Anniversary ONEMAN LIVE 〜Song of Wind〜と題し、開催されました。会場はデビューライブと同じHADOアリーナお台場。ちょうど一年後に同じ場所で開催されるというのは、とても珍しいなと思います。この点についてはまた後ほど書きたいと思います。グループ名の「Quest Ship」ですが、直訳すると「冒険する船」となります。もう一つ別に「探求する精神」という意味もあるそうです。公式によると「アイドル界という海原を冒険する船として、そして、昭和、平成、令和と繋いできた日本のアイドル文化へのリスペクト、探究、継承を掲げて活動していく」という意図が込められているそうです。メンバーは6人。公式サイトのスケジュールの画像には8人写っていますので、二人減ったようですね。公式サイトでは新メンバーオーディションの開催も告知されているので、近々メンバーの構成が変わる可能性もあると思います。ちなみに同事務所にはアイドルグループ、青山Rabnessも所属しておりますが、Quest Shipは後発になります。

 

今回イベントの会場となったのは前述したHADOアリーナお台場でした。私は初めて行きました。アイドルのステージとして使用されるのは珍しいと思います。普段は、頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着して楽しむARスポーツ「HADO」のフィールドとして使用されているようです。興行も行われているようで、本格的なステージも設けられておりました。特徴的なのはARスポーツの会場として使用されるためか、かなり広かったことです。特に奥行きがかなりある点が大きく異なるように思いました。客席には椅子が設置されていましたが、ライブ中はスタンディングもOKでした。声出しOK、ジャンプは禁止、オープニングから1曲目まではどのエリアも撮影可能でしたが以降は撮影可能エリア以外、撮影不可でした。私はQuest Shipを見るのが今回はじめて、友人より手売りチケットをいただき、客席中央ステージ向かって左側から観覧させていただきました。

○ライブの流れ

ライブの開始予定は19:00でしたが19:00に影ナレがあり、19:05に公演がスタートしました。それではまずセットリストから。

 

8/15 Quest Ship 1st Anniversary ONEMAN LIVE 〜Song of Wind〜

セットリスト

01.Life is Quest!

02.Be my baby

03.ブルーシンフォニー

04.勝ち確の未来

MC

05.Love you Need you! 最大級

06.Idol is Strong!

07.Kawaiiはジャスティス!

MC

08.Song of Wind

アンコール

en1.Love you Need you! 最大級

MC

en2.Kawaiiはジャスティス!

en3.Life is Quest!

 

ライブはアンコールも含めて20:16までで、公演時間は約1時間10分でした。曲数はアンコールも含めて11曲。本編終了は19:48でしたので、少し短いかなという印象を受けました。アンコールのMCでは記念撮影、メンバー一人一人からのコメントがあったので、純粋な歌って踊ってしている時間はワンマンライブにしては短かったと思います。衣装は今回のために用意された新しいもので、メンバーカラーをベースに用いたアイドルらしい華やかさがありました。他にもアンコールの始まりには新SEを用意、2年目はこの初披露されたSEを使用されていくようです。このように1st Anniversaryであることを強調するような、特別な演出を色々と用意されていました。また前述のとおりデビューのちょうど一年後に、まったく同じ会場で1st Anniversary公演を行うということ自体、物語の作り込みへの強いこだわりを感じます。踏み込んだことを言えば、集客を第一とすると何もデビュー日と同じ日ではなく15日前後の土日の方が有利だったと思います。そこをこだわるかどうかというところで、Quest Shipはこだわるグループだということは大きな特徴かなと思いました。

○第一ブロック

上記のセットリストの通り、ライブ本編は主に第一ブロックと第二ブロックの2つに分かれておりました。第一ブロックの4曲は最初のMCで語られたところによると、デビューライブと同じ曲、曲順になっていたそうです。このあたりも物語性を感じます。またデビューライブで歌われたということは、グループのスタートに際し4曲を用意されたということになります。青山Rabnessの後発であるならば、カバーで何とかなりそうなものですが、そうはしないところもこだわりを感じます。さてこの4曲ですがデビューに際して用意されたということで、グループのコンセプトが色濃く反映されていたように思いました。1曲目「Life is Quest!」はタイトルに「Quest」が入っていますし、歌詞に「帆をあげよう」や「ずっと探してたんだ」とあるように、グループのコンセプトを最もよく表している曲かなと思います。とても前向きな曲で、これから頑張っていくぞという内容を、メンバーのまっすぐなボーカルで歌われる爽快な曲だなと思いました。印象的だったのは3曲目の「ブルーシンフォニー」で、こちらはゆったりとしたテンポの曲で、ちょっと懐かしさを感じます。このあたりが「昭和、平成、令和と繋いできた日本のアイドル文化へのリスペクト、探求」というコンセプトを表現したものかなと思いました。曲は昔のものをリファインしたものではなく、そのままといった感じ。昭和生まれには懐かしく、平成以降生まれには新鮮かも知れません。4曲目「勝ち確の未来」もちょっと懐かしい感じ。タイトルは「勝ち確の未来」と今風な言葉になっていますが、歌詞自体は過去と現代が融合している感じはありませんでした。

○第二ブロック

MC、自己紹介を挟んでに第二ブロックはノリ重視な曲が3曲並んでいたように思います。いずれもアップテンポで勢いがあります。5曲目「Love you Need you! 最大級」はメンバー発動によるMIXなどが入り、会場も盛り上がっていました。7曲目「Idol is Strong!」も同様な感じ。会場からのMIXも入ってとても盛り上がる曲でした。この「Idol is Strong!」は気持ちサビが長めになっていたり、1番と2番の間奏がなく即Aメロにつながっている辺り、サビに重きを置いている感じはしますが、極端にサビまでが短いということも無く、そこまで今っぽい曲には思いませんでした。またこの後の「Kawaiiはジャスティス!」も含めてそうですがラップパートが入ることはなく、コンセプトの「昭和、平成、令和と繋いできた日本のアイドル文化~」は平成までかなといった感じがします。総じて言えば、聞く方がびっくりするようなぶっ飛んだ曲はなく、オーソドックスな作りで、安心感があります。第二ブロックの曲はコールも入れやすそうですし、叫んで踊ってという楽しみ方がはっきりしています。Quest Shipの事を知らないという人でもアイドルファンであるならば楽しめるのではないかなと思います。ただ反対にグループのコンセプトを感じるところは薄く、他のアイドルグループとの明確な違いグループならではというところはあまり感じませんでした。

○メンバーのパフォーマンス

メンバーのパフォーマンスはとてもしっかりしているように思いました。特にダンスはとてもきびきびしていたように思います。印象的だったのは4曲目「勝ち確の未来」で、サビはメンバー全員が同じ動きをするユニゾンダンスが行われるのですが、タイミングはもちろん、腕を上げたり曲げる角度もきちっと揃っていました。この辺りはしっかりと意識して練習されているんだろうなと思いました。反対に今回初披露となった8曲目「Song of Wind」は1番と2番の間のダンスなど若干揃っていなかったのですが、これはまだ時間が足りず仕方のないところなのかなと。むしろその他の既存曲はみっちり仕上げられている、という印象を強くしました。一方できっちりと仕上げられているだけに、決められたこと以外はしない窮屈さも感じました。私はステージ向かって左側から見たのですが、左側に置かれたモニタースピーカーより左側にまだかなりスペースがあるにもかかわらず、その外に出ることは一切ありませんでした。結果、メンバーはステージ中央に固まることが多く、パフォーマンスとして締まった印象は受けるものの、枠を超えて飛び出すような迫力や、元気の良さは今一つ感じませんでした。

 

歌唱面では白の宇野木夕花さんがメインかなと思いました。ただ彼女は地声が低めなのか、高い方は早めに裏声に切り替えて対応するといった印象を受けました。どの曲でもどんな場面でもというわけではないかなと思いますが、彼女の声がはまる場面でのインパクトはかなり強かったです。特に印象的だったのは「Love you Need you! 最大級」の1番のAメロです。声にツヤがあって綺麗な声だなと思いました。他の5人のメンバーは高い声がしっかり出ますが、今回聞いた曲でははっきりとした違いが分かりませんでした。ただその中では紫の三雲ややさんが一番安定しているかなと思いました。ライブ本編をずっと見てきて音やリズムを外す場面はほぼ皆無だったと思います。もちろん楽譜を見ていないので何が正解かは分かりませんが、彼女の歌い方が正解なんだろうなという感じを受けました。ですので最後8曲目、新曲の「Song of Wind」でも落ちサビを任されていましたが納得といった感じです。これがもしセットリストの順番が変わっていたら違った印象を受けたかも知れませんが、第二ブロックの盛り上がり、勢い重視の曲の中では他4人のメンバーが個性を発揮する場面は少ないかなと思いました。

○まとめ

ライブ全編を通しての感想は以上となります。感想を書いてみて思ったのは、作り込みがとてもしっかりしているという点です。まず公式サイトがきちっと作られています。最近はSNSのアカウントのみで、公式サイトを持っていないアイドルグループも珍しくないですが、Quest Shipはしっかり作り込まれています。そして繰り返し書きましたが、デビューのちょうど一年間後に同じ場所で1stアニバーサリーライブを行ったというところから、グループの歴史や物語をとても大事にしていることを感じます。またメンバーの感想コメントで「交通費がちゃんと出る」というものがありましたが、これも管理が行き届いている表れでしょう。前半4曲、デビュー時に用意されたものはコンセプトがしっかりしていますし、後半の4曲は現場の反応や昨今の流れをもって、こういうのが楽しいよね、とファンに寄り添う姿勢を感じます。上ではステージを使い切っていないと書きましたが、逆を言えばステージ上でのルールがきちっと定まっており、メンバーの練度の高さも感じます。その他諸々から、しっかりとしたものを作り込んでいこうという姿勢が感じられます。一グループに腰を据えて、長く楽しみたいというアイドルファンにはうってつけなグループではないかなと思います。気になった方はぜひ一度チェックしてみることをお勧めします。以上です。

 

8/11 ukka コンセプトシングル「yummy !!」リリースイベント@アリオ亀有

今回は8/11に行われたukkaコンセプトシングル「yummy !!」リリースイベント@アリオ亀有の模様をレポートしたいと思います。



○イベント概要

ukkaはスターダストプロモーション所属のアイドルグループです。結成は2015年でそろそろ10年目を迎えようかという歴の長さを誇ります。現在のメンバーは7人ですが、2023年11月に宮沢友ちゃん若菜こはるちゃんの2名が加入し、先日この体制で全国9か所をめぐる「HOP・STEP・JUMP!!」ツアーを無事完走しました。次なる展開としてコンセプトシングル「yummy!!」を2024年9月25日にリリース予定されており、今回はそのリリースイベントとなっています。

 

会場となったのは亀有駅からほど近いショッピングモール、アリオ亀有。亀戸はよくイベントが開催されていますが、亀有は珍しいですね。ukkaに限らずアリオ亀有に行ったのは私自身はじめてになります。イベント広場は屋外で常設のもので屋根がありステージ然としていましたが、高さがあまりありませんでした。イベントのスタートは1部13時から、2部は16時からとなっており、どちらも気温がかなり高い中でのイベントとなっていました。観覧エリア内での日傘の使用は不可でかなり暑かったのですが、イベントは中断することもなく無事終了しました。日傘はエリア外なら特に制限がないので、ここ亀有に限らず今後も屋外でのイベントでは体調重視でエリア外から見ることも考慮に入れたほうが良いかなと思います。CDを予約することで配布される優先観覧券の整理番号は100番までだったようで、無料観覧もOKでした。お客さんの数もおおよそ各部200人弱くらいだったかなと思います。ミニライブ観覧上の注意点としてはおおむね普段と同じでしたが、4曲目のみ撮影可能となっていました。コールも特に言及がありませんでしたがOKだったと思います。ただ特にコールが入るような曲がなかったのでクラップ中心のおだやかなミニライブでした。

○ミニライブスタート

イベントに先立ちリハーサルが12時から行われました。リハーサルでは「Overnight Rainbow」を1コーラス、「推≒恋」をフルコーラス歌い10分ほどで終了となりました。12時ということで外を出歩く人も少なく、これからイベントがありますよという撒き餌的な意味あいは乏しく、どちらかと言えばステージの広さなどを確認することが主なリハーサルだったかなと思います。その後1部は予定時刻通りにスタートしました。衣装は新曲にあわせた大きめのチェック柄のもの。真夏にはちょっと暑そうな感じもしますが、とても可愛いらしいですね。それではまずセットリストから。

 

8/11 ukka コンセプトシングル「yummy !!」リリースイベント

@アリオ亀有 セットリスト

1部

01.推≒恋
02.アフタヌーン・グラフィティ
03.それは月曜日の9時のように
04.推≒恋

2部

01.推≒恋
02.Overnight Rainbow
03.WINGS
04.推≒恋

 

1部2部ともにセットリストは4曲での構成。1・4曲目はリリース予定のコンセプトシングル「yummy !!」に収録されるであろう「推≒恋」ということで聞けるのは実質3曲でした。約30分のミニライブではボリューム不足に感じるかもしれませんが、気温が高い中だったので4曲と短めなのがちょうど良かったです。また1曲目と4曲目が同じ曲だったのですが、4曲目が撮影可能だったので、どのタイミングで誰がどこにいるのか確認できる点、撮影をする人には好都合だったのではないかなと思います。

 

新曲「推≒恋」は今回はじめて聞きました。合計4回聞けたのである程度イメージは掴めたかなと思います。正確な歌詞は分かりませんが、おそらくこちらは学生年代の女の子を主人公とした恋愛ソング。電車通学をしている描写があるので、年代としては高校生くらいかと思います。間奏のダンスも現在15歳の宮沢友ちゃんを主人公に展開されているそうで、ちょうどぴったりにせえていされています。ちなみに村星りじゅちゃんはお母さん役、他メンバーもそれぞれ役割が与えられているので、それを確認してみるのも面白いと思います。かように具体的に物語を細かく描写しているので、同年代の女の子には共感できる曲になっているかなと思います。すでに終了してしまいましたが8月12日には女性限定イベントも開催されており、女性ファンを増やしていこうという意図が見えますね。振り付けも可愛さをアピールする場面が多くなっているので、可愛らしさに振り切った時にメンバーがそれぞれどんな表情で可愛さをアピールするのか、見比べてみるのも面白いと思います。今回見た限りではもあちゃん、りなちゃんあたりはノリノリで色々な表情をみせてくれるのがとても楽しかったです。るりちゃんは表情も自然でとても可愛いなと思いました。曲調はテンポが早めで、歌詞も詰め込み気味になっていて日常生活の慌ただしさが伝わってきます。また一定のリズムが貫かれており、朝起きて通学というパターン化された毎日を感じます。その中で起こる恋愛という変化を、メンバーのボーカルの爆発力で表現されているというところが面白みかなと思いました。曲中、裏声が使われている場面があり、こんな高いところまで綺麗に出るんだというところも注目ポイントかなと思います。上に書いた通り曲世界の主人公の年代に近い宮沢友ちゃん、若菜こはるちゃんが、歌の面でも活躍がとても目立っていたように思います。

 

今回は「推≒恋」がセットリストの半分を占めたのですが、その他にも良いなと思った曲が「Overnight Rainbow」です。リハーサルでもステージの特性を入念に確認されていただけに、その広さをいっぱいに使ったパフォーマンスはとても良かったです。特徴的なのはソロパートを歌うメンバーが、後列だったりサイドの位置から前列センターに入る動きがあることです。この追い越してくる動きが次々繰り返されることで、躍動感や活力といったものを強く感じました。歌詞もそんな活力にみなぎるものになっており、ぴったりだなと思いました。普段のライブよりもよりそれを感じたのはステージの広さもあったと思います。アリオ亀有のステージはそんなに狭くはありませんが、7人にはぴったりで微妙に収まりきらない感じがより出ていて、その印象が強まったのでしょう。とても良かったです。またこの動きのある「Overnight Rainbow」があったおかげで、次の「WINGS」の重厚感もより強まった感じがします。「それ9」が含まれる1部も楽しかったのですが、西日の差す2部はステージも明るめでとても印象に残りました。




○まとめ

今回「推≒恋」を初めて聞いたのですが、可愛いに振り切った曲調はukkaにとってありそうでなかった新鮮さを感じました。メンバーのノリもまた違った感じで、見ていても楽しかったです。収録曲もこれから発表されていくのでしょうが、同様に可愛いに振り切った曲となるのか、はたまた違う雰囲気になるのか、どのような曲になるのかそちらも楽しみですね。今回リリースされるコンセプトシングル「yummy !!」は9月25日発売予定なので、あまり時間がありません。イベントはまだまだ多く開催される予定となっておりますが、近くで開催されることがあればチャンスを逃されないよう、要チェックです。以上です。

 

6/1 Untitled「Neon feat.NAOTO&RYUICHI」発売記念イベ@新三郷

今回は6/1に行われたUntitled「Neon feat.NAOTO&RYUICHI」発売記念イベント@ららぽーと新三郷2部についてレポートしていきたいと思います。




◯イベント概要 

今回イベントを行なったUntitledは5人組アイドルグループ。メンバーは藤沢優衣ちゃん、帶川蓮里ちゃん、咲良春花ちゃん、帶川杏里ちゃん、星崎真白ちゃんの5人。2022年8月に活動を開始されたようですが、それ以上の情報はあまりありませんでした。作品としては「Brand New Sky」を本年3月にCDの形態でリリース、以降2nd「Bless you」を4月、3rd「Neon feat. NAOTO & RYUICHI」を5月と3ヶ月連続でリリースされたようです。今回のイベントはこの3rdシングルの販促イベントでした。会場となったのはららぽーと新三郷。ミニライブは13:00開始と15:30からの2回行われ、私が観覧したのは2回目のみとなります。CD購入者を対象とした優先観覧入場が設定されていましたが無料観覧も可能でした。優先観覧入場者は20人強、フリー観覧の方を合わせてスタート直前には40人前後のお客さんを集めてイベントは開催されました。なお観覧ルールとしてはコール声出しはOK、ジャンプ禁止、サークルはOK、静止画のみ撮影可とのことでした。

◯ミニライブ

ミニライブは予定時間通りにスタートしました。レトロゲー厶のような雰囲気のオーバーチュアにのって5人が登場しむす。今回の衣装は白を基調としたもの。とても品があり、かつ可愛いよりもかっこいい感じ。これからの季節にはとても映えるのではないかなと思います。それではまずセットリストを。 

 

6/1 Untitled「Neon feat.NAOTO&RYUICHI」発売記念イベント

@ららぽーと新三郷 2部 セットリスト

01.君だけのファンファーレ

02.uiuino

03.Shine

MC

04.ありがとうの気持ち

05.愛ってやっぱLOVE

06.Neon feat.NAOTO&RYUICHI

07.Bless you

 

中間にMCを挟んで全7曲によるセットリスト。終了時間は16:00でしたので30分の間に7曲というのはかなりなボリュームのミニライブでした。 この7曲のうち1・2・3・6曲目が今回発売されたシングルの収録曲となっており、1回のミニライブで全て聴けたことになります。出し惜しみしないのが良いですね。30分にこれだけの曲数を詰め込んでいますからMCは短め、自己紹介もありませんでした。公式サイトも無さそうですし謎の多いグループです。このMCで唯一伝えられたグループの情報といえば「あなたの主題歌を歌いたい」というコンセプトのみ。楽曲は確かにその通りな感じ。特にそれを感じたのは1曲目の「君だけのファンファーレ」です。アニメの主題歌のような明朗さのある曲だなと思いました。その他の曲も総じて明朗ですが、ポイントはあなたの主題歌であって応援ソングではないところ。近いようですが歌詞の内容は頑張れ一辺倒とはなっていません。ただ「あなたの」ためを思われて歌う曲なので応援ソングに近しい、毒気がなく、とても真っ当な印象をどの曲からも受けました。例えば4曲目「ありがとうの気持ち」は歌詞もシンプル。困ったときに手を差し伸べてくれた人に、精一杯ありがとうを伝えるという内容となっています。冷静になってみると、確かにありがとうを伝えるのは大切ですが、声が枯れるまでしなくとも、ご飯を1回おごる等で良いのでは、なんて思ったり。でも、このまっすぐな気持ちがとても新鮮でもあります。一方で今回リリースされた3rdシングルの表題曲「Neon feat.NAOTO&RYUICHI」はシティポップな雰囲気もあったりで先端をいっている感じが強いですね。主題歌感が薄いというわけではありませんが、他の曲が比較的オーソドックスな感じなので、コンセプトを超えて攻めているように思いました。ノリも良いですし、ぜひ広く聞いてもらいたい一曲ですね。

 

そういったそもそもの曲の良さ、明朗さというものが当然あるのですが、根本にあるのはメンバーの実力の高さかなと思います。メンバー全員、平均して高い実力があればこそ、初見の私にもここまではっきりと各曲からグループのコンセプトを伝えられるのでしょう。実際、声の強さもしっかりしていますし、一つ一つとても丁寧に歌われていて、歌詞も大変聞き取りやすかったです。どのメンバーも音程やリズムを外すことは皆無なばかりか、マイクをぶつけるといった細かいミスもほぼほぼ無かったのではないかなと思います。しかもそれをかなり激しめなダンスをしながらというのですから、その実力は並々ならぬものを感じました。またこのような高い実力をもったダンスアンドボーカルを指向するグループは質実剛健な印象があり、悪くいえば地味めに見えるのですが、Untitledはフォーメーションの多彩さやメンバーの表情などから、しっかりした華やかさも兼ね揃えているように思いました。これが白を基調とし、フリフリがついたいかにもアイドルといった衣装ではないことを思うと、相当なもののように思います。はっきりいって凄いなと思いました。

 

そんな実力派ぞろいのメンバーの中でも特に目立っていたのは咲良春花ちゃんですね。小柄でとても可愛らしくビジュアルも優れていますが、なんと言っても歌ですね。波の細かいビブラートを多用した歌い方は独特で、どこを歌っていてもすぐ分かるくらい、存在感が圧倒的です。こういう人はちょっと見たことがありません。今回はららぽーと新三郷のイベント広場という場所柄、通りすがりのアイドルに対してあまり興味がない人も相当数いたのですが、足を止めて見る人が多かったのは恐らく彼女の歌の力だと思います。それくらいはっきりしていました。ただ逆に言うと彼女の存在感があまりにも強すぎるように思います。また曲の大事な部分のほとんどを任されているのは彼女。となってしまうと、メンバー3人だったらどうなるのかな、踏み込んで言えば彼女一人だったらどうなのかな、なんてことも考えてしまいます。彼女はダンスも切れがありますし、このららぽーと新三郷くらいの広さのステージなら、空間をすべて埋め尽くし、彼女一人でも見ごたえのあるライブを展開されるのではないでしょうか。むしろ、そちらも見てみたい気がします。こうなるとグループである意味がちょっと薄いかなという気がします。他のメンバーも高い実力を感じるだけに、グループとしても彼女単体としてもちょっともったいないように思いました。




○まとめ

今回初めてUntitledのミニライブを見たのですが、その実力の高さは折り紙付きかなと思います。私は素人なので正直パフォーマンスの良し悪しについて、80点と90点の差は分からないのですが、60点と90点の違いは何とか分かります。Untitledは平均点よりそれくらいの差ではっきり凄いという感じがします。可愛いよりなにより良い歌とダンスが見たい、という人にはぴったりなグループかなと思います。コンセプトもはっきりしていますし、一度見てみれば楽曲の好き嫌いははっきりするかなと思います。あまり動画がアップされていないようなので生で見るのが一番良いかなと思いますが、絶対無駄にはならないと思います。リリースイベントは終了してしまったようですが、観覧無料イベントへの出演もされているようなので、近くで開催の際は一度お出かけされることをおすすめします。以上です。

6/1 小片リサ 1stアルバム発売記念イベント@HMV&BOOKS SHIBUYA

今回は6/1に行われた小片リサ 1stアルバム発売記念ミニライブ&お話し会イベント@HMV&BOOKS SHIBUYAについてレポートしていきたいと思います。




◯イベント概要

小片リサちゃんは現在ソロで活動していますが、以前はナイスガールトレイニーのメンバーで、その後ハロー!プロジェクトのつばきファクトリーのメンバーとしても活躍されていました。2010年にナイスガールプロジェクトに加入、2013年にはナイスガールトレイニーとして定期公演で活躍しましたが2014年でナイスガールトレイニーとしての活動は終了してしまいました。その後ハロプロ研修生に加入し、2015年つばきファクトリーに加入。サブリーダーを務めていましたが2020年に活動終了。この時のことは色々言いたいことがあったのでブログに書きましたが、それはそれとして2021年以降はソロとして芸能活動を再開されています。同年にはカバー・アルバム「bon voyage!〜 risa covers 〜」を、2022年には1stEPシングル「どっち」、2023年には2ndシングル「映画の趣味が合うだけ/ちいさな世界」を発売と、ほぼ1年に1作品のペースでリリースが続いています。そして今年2024年6月には1stオリジナル・アルバムとなる「montage」の発売を予定しています。今回はこの「montage」の販売促進イベントとなっております。
 

会場となったのはHMV&BOOKS SHIBUYAでした。今年4月に同地で開催された小関舞ちゃんのリリースイベントと同じ会場ですね。ちなみに今回は会場に椅子が置かれており、ゆったり見ることが出来ました。イベントは12:30、14:30、16:30の3回行われましたが、私が見たのは12:30スタートの回のみです。諸注意としては撮影不可のみで、店内のイベントでしたがコールもOKでした。イベントはCDを予約した際に貰えるイベント会場入場券を持った人のみで、フリー観覧は不可となっていました。前方に入ったため、何人ほどが詰めかけていたのか分かりませんが会場は後ろまで満員でした。なおイベントに先立ち12:00頃、リハーサルが行われましたが、こちらは非公開でした。




○ミニライブ

イベントは予定の時刻通りにスタートしました。オーバーチュアかなと思いましたが、どうやらイントロだったようでそのまま1曲目へと入っていきます。なお今回の衣装はデニム地のオーバーオールでした。1曲目は「ちいさな世界」、2ndシングルの両A面曲の1曲。エスニック風味な音が使われていて、異国情緒たっぷりに世界の大問題を憂う内容かと思いきや、身の回りのことが大事という曲。今の世の中そんなことをSNSにつぶやこうものなら正義感に溢れた連中が群がってきそうものですが、皮肉っぽくなく可愛さを感じるのはりさまるの持つ雰囲気ならではかなと思います。1曲目が終わるとMC、自己紹介、そしてアルバムの内容についてのトークとなります。先に書いてしまうと今回のミニライブは6曲による構成でしたが、途中のMCにもしっかり時間を割き、内容の濃いものでした。ここでの話題は主にアルバムの内容について。18曲収録とかなりなボリューム。らしいなと思ったのは自分の発言に対して言ったそばからツッコミを入れていくところ。ステージに立って段取り通りに進行していく彼女とは別に、そんな彼女を見つめている極めて常識人なもう一人の彼女が常にいるそんな感じがします。

 

2曲目は「君が好き」、こちらは実にしっとりとした大人な雰囲気の曲。この後のMCで語られたところによると、この曲はつばきファクトリーを離れた後、芸能活動を再開した時に最初に用意されたオリジナル曲だそうです。それがカバーアルバムのリリースが先行するなどあり、今回のタイミングでアルバム収録となったようです。なお作詞作曲は伊藤薫。伊藤薫さんと言えばさんみゅ~2ndシングル「ほほにキスして」も作詞作曲をされています。タイトルからも分かる通り恋愛ソングなのですが、恋愛対象となる相手の呼び方が「あなた」ではなく「君」であるところがポイントです。受け取りかたは様々ですが、りさまるが歌う曲世界の主人公の方が年上のように感じました。そう感じさせるのは、りさまるが大人として年下に語りかけるような歌い方が出来るようになったからだと思います。それを考えるとソロ活動初期に用意されていたものの、今まで寝かし熟成を重ねた今だからこそと思います。また自分のことを「ボク」としていますが、それを素直に男側からの視点として捉えると、男側の気持ちを想像し表現できるようになったりさまるも垣間見えてきたりします。これも受け手によって解釈の仕方は様々ですので、ぜひ生で聞いて自分はどう感じるかを確かめてみてもらいたい、面白い一曲かなと思いました。
 

3曲目は「あかとき」。アルバムの1曲目に収録されており、アルバム全体の印象を左右する、大事な曲かなと思います。一つ特徴的に思ったのは語尾をあまり伸ばさず、とてもすっきりとした印象を受ける点です。例えば1番のサビの終わりなど、ほんのわずかの間にふっと声が消えてしまいます。歌詞を見ると朝、部屋に一人残された状態であることが分かります。普通なら色々なものを引きずって未練たらたらだったりしますが、こう終わりがあっさりしているとあまり未練を残しているように感じません。むしろ半ばこうなることが分かっていたのではないかなと想像できたりもします。ではなぜそれが分かってしまうのかというと、それはやはり経験からじゃないかなと。それが違和感なく聞くことが出来るというのは、やはりりさまるが大人な歌を歌えるようになったから、ということではないかなと思います。ただ実際のパフォーマンスを見ていると、後半にある間奏では足で小さくリズムを取っていたりする仕草に可愛いなと思ったり。大人な表現力とナイスガールトレイニー時代に習ったことを今でも変わらず守っている部分が同居している、このあたりがりさまるの今の魅力かなと思います。そういったりさまるらしさを感じる曲ではありますが、それを別にしても色々面白い曲ですね。特にサビの部分ですが、順を追っていくと「手のぬくもり」これは触覚ですね、「朝焼けのまぶしさ」は視覚、「音のない部屋」は聴覚、そして「あなたのにおい」は嗅覚と、味覚を除く五感を総動員して状況把握をしています。物語として一番確認したいはずなのは最後の「あなた」の存在だと思いますが、それを探す手段としては嗅覚なんですね。これを自分に置き換えて想像すると、本当にここにいないことを確認する、もしくはどこにいるのか確認するなら声をかけて返答を待つ、聴覚によるのではないかなと思うのですが、嗅覚なんですね。どうして嗅覚なのかを考えるのも一興かなと思います。


4曲目は「Painter」。この時点ではアルバムの収録曲は全て披露されておらず、「Painter」はこの日が初披露。以降、イベントごとに1曲ずつ公開していくとのことでした。その「Painter」ですが、可愛さをかね揃えた王道のアイドルロックな感じ。2、3曲目は深い世界観をじっくり楽しむという感じでしたが、こちらはみんなで一緒に踊ってコールして楽しもうといった曲だと思います。初披露なので会場もまずは聞いてみる雰囲気でしたが、今後はライブの盛り上げに欠かせない曲になるのではないでしょうか。 続く5曲目は「ムーンナイト・シークレット」。イントロからして90年代っぽさもあり、全体的に少しレトロな感じ。昔で言うと安倍なつみちゃんが歌っていそうな感じを受けました。「だって 生きてかなくちゃ」とかあのあたりですね。もちろん、りさまるはそんな時代より少し後の生まれですが、なぜかしっくりきますね。MCを挟んで最後6曲目は「Oh, Suuny Days!」こちらはアルバムには収録されていません。明るい雰囲気の曲で、ここまでの曲とはどれとも一線を画し、まああれやこれやあったけど良かったねといった感じでエンディングにはぴったりだなと思いました。ミニライブは以上で終了、13:06まででした。以降は特典会も行われました。

 

6/1 小片リサ 1stアルバム発売記念ミニライブ&お話し会イベント

@HMV&BOOKS SHIBUYA 1部

01.ちいさな世界

MC

02.君が好き
03.あかとき

04.Painter
05.ムーンナイト・シークレット

MC

06.Oh, Suuny Days!

○まとめ

ミニライブは約35分、全6曲の構成でした。MCも比較的時間をしっかり取られており、曲の裏側の話等もあり内容が濃く、りさまるの魅力をたっぷり味わえるイベントだったかなと思います。さて2024年上半期に私は小関舞ちゃん、宮本佳林ちゃん、そして小片リサちゃんのリリースイベントを観覧してきました。皆それぞれの良さがありますが、 基本的に歌がとてもしっかりしてますね。リスムや音程を外すことが皆無でした。もちろん3人共ソロ活動されているので、それぞれに合った曲作りがされているのでしょうが、それを抜きにしても危うい感じは一切なく安定感は抜群でした。ただ踏み込んで言ってしまうと安定感は抜群なものの、これはという個性には欠ける感じがします。圧倒的な透明感の宮本佳林ちゃんのような初見でもはっきり分かりやすい武器はなかなか見出しにくいように思います。また動きは極端に乏しくほぼステージ中央に立ってのパフォーマンスに終始していました。そもそも振りが入っていない曲も多く、ならばいっそのことスタンドマイクを使えば良いのではないかなと思うくらい。歌とダンスで楽しむといった感じではなく、見た目の面白さは限られており、アイドル小片リサちゃんを期待して見に行くのでは、ちょっとイメージが違うかなと思いました。ただ曲は色々と作り込まれており味わい深いものが多いです。youtubeにもダイジェストがアップされているので、さらっと聞いてみてこれはと思う曲を見つけてからお出かけされるのが良いかなと思います。以上です。

6/23 miao今垣李華生誕祭&新入生歓迎会

今回は6/23に行われたmiao今垣李華生誕祭&新入生歓迎会♥️ ♡~Love miao Life Live with it!!~♡. TOKYO@渋谷ONE5について、レポートしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

○イベント概要

今回の主役である今垣李華ちゃんはアイドルグループmiaoのメンバーです。そのmiaoは2021年より活動されており、李華ちゃんは初期メンバー、グループは当初13人でスタートしていましたが、このイベント前時点で李華ちゃんを含め4人となっていました。これまでもメンバー追加はありましたがこの度久々にメンバーが3人追加され7人となりました。その初お披露目が李華ちゃんの生誕に併せて行われました。会場となったのは渋谷ONE5。席種はSとAに分かれており、私は今回前方のSで見させていただきました。フロア後方に若干段差があるものの幅はなく、ほぼフラットな会場でした。開演予定は12:30でした。撮影は指定曲、3曲目までと星空バースデー、カバー曲コーナーとMC中のみ可となっていました。

◯ライブの流れ

ライブは予定より若干遅れ12:35にスタートしました。オーバーチュアがこれまでとは異なっており、李華ちゃんの生誕イベントなのでスペシャルバージョンなのかとも思いましたが、これが今後使用される新オーバーチュアのようです。さらに事前に発表されていた新衣装、何から何までフレッシュ感のあるオープニングでした。そんな雰囲気の中での1曲目は「エゴイスティックdeケット・シー」でした。開演前、知り合いと果たして最初から7人なのか、途中でお披露目コーナーがあるのか予想していたのですが最初からの登場となりました。これはちょっと驚きでした。実際のパフォーマンスとしては途中マイクを落とす場面もあり、まだ慣れていないかなという部分もありましたが、おおむねきちっとした内容だったと思います。そのまま7人での2曲目は「初恋UFO」、その後MC・自己紹介と続きます。ここでのMCは新メンバーのコメントと衣装の説明がメイン。新衣装のポイントとしてはデニム地、セーラー襟、そしてしっぽが付いたこと、そしてリボンと猫耳もしっかり付いているので、まだ見たことないよという方はこの辺りをぜひ注目してみてください。ただし李華ちゃんのみ今回だけの特別な衣装だったそうです。


MC終えての3曲目は「トゥインクル to winkる?」。渋谷ONE5は比較的小規模なライブハウスなため、ステージの広さはあまりなく7人でのパフォーマンスは窮屈め。特に前後2列でのフォーメーションの際、前後列の入れ替わりはぶつかりそうになるなど若干難があったように思います。しかしやはり7人のステージは華やか、そして迫力があります。特にこの「トゥインクル to winkる?」の2番のサビで、ステージを斜めに使いメンバーが1列になるフォーメーションは大変見ごたえがありました。そして落ちサビでは奥に向かって頂点を置く三角形のフォーメーション。センターに収まるのは今回の主役である李華ちゃん。改めて奇数になる7人になって良かったなと思いました。3曲目を終えると一旦全員退場。ステージ背面にVTRが流れます。内容は新メンバー一人一人のインタービュー。恐らくオーディション合格後に撮影されたものだと思いますが、それぞれの志望動機、これからの意気込みが語られていました。VTRが終わるとメンバーが再登場、4曲目「miao!」となります。李華ちゃんがヘッドセットマイクを付けている以外は大きな変更点はなかったように思います。この「miao!」でも改めて思ったのは7人のパフォーマンスの華やかさ。特にこの曲ではBメロ、先ほどとは逆に桃子ちゃんをセンターに手前を頂点とした三角形のフォーメーション。さらにここからメンバーが順に座っていく振りは見ごたえがありました。歌唱面ではユニゾンにばらつきを感じるものの、やはり7人になって良かったなと思いました。

4曲目が終わりますと李華ちゃんが一人残りMC、ここからが李華ちゃんが生誕祭パートになるようです。ここではカバー曲について、どうしてこの曲を選んだかということについてコメントされていました。短めにMCは切り上げられ5曲目は「星間飛行」、こちらのオリジナルは中島愛で、アニメ「マクロスF」の挿入歌。作詞は松本隆、本当に歌詞が綺麗ですね。2番に「憎らしくて~」というこの曲唯一ネガティブな感情があらわになる部分があるのですが、そこも綺麗な言葉で表現されていて上品さが保たれているあたりがとても良いですね。これを李華ちゃんがフルコーラス、ソロで歌われました。元々高い声がしっかり出る李華ちゃんですが、少しあどけなさも感じる、とても可愛い仕上がり。若干歌詞に不安もあったのか、そういった点も加味されていたのかもしれませんが、大変良かったですね。こういうカバー曲を歌うとなりますとオリジナルの歌い方に寄せていってしまいがちで、それだとモノマネになってしまいます。そうではない李華ちゃんならではの部分がよく出ていて、カバーの面白さが凝縮された一曲でした。続く6曲目もカバー曲「夏色笑顔でワンツージャンプ」、こちらは李華ちゃんがラブライブ好きすぎて選曲した1曲。こちらは既存メンバー4人でのパフォーマンス。生誕Tシャツ衣装にチェンジし、さらに全員ヘッドセットでのパフォーマンス。ということで両手が自由になり、歌とダンスが堪能できました。

6曲目が終わりますとMC、李華ちゃんも退場し、新メンバーが入れ替わりに登場、新メンバーだけでのグッズ紹介が行われました。が、当然しどろもどろ、途中でギブアップしてしまいます。なかなか厳しい先輩ですね。そんな後輩に促されるように李華ちゃんが登場、次いでオリジナルメンバーが花束、ケーキ、プレゼントをもって登場。その後お手紙朗読と行きたいところでしたが、原稿が見当たらないというバタバタがありました。そのため急遽フォトセッションを挟むなんてこともありましたが、無事原稿も見つかり、アイドルへの熱い思いを語られました。続く7曲目miaoでは定番のバースデーソング「星空バースデー」は4人でのパフォーマンス。最後の「おやすみ」のセリフは李華ちゃんが担当されました。8曲目「夢の途中」こちらも4人でのパフォーマンスでした。李華ちゃんの生誕祭パートなので4人でしたが、今後は7人で行われることでしょう。それも楽しみですね。MCを挟んで9曲目、再びカバー曲となり「Happy大作戦」。こちらはモーニング娘。2013年の作品です。推しメンが卒業したときの曲で聞くと今でも泣けてくるとは李華ちゃんの弁。田中れいなちゃんの卒業のことかなと思いました。この曲では途中、新メンバーも参加してのパフォーマンスでした。最後10曲目は「スマホ魔法」。アンコールは無く、メンバー退場後に再びVTRが流れライブは終了となりました。13:43まで、公演時間はおよそ1時間40分でした。

 

6/23 miao今垣李華生誕祭&新入生歓迎会♥️ ♡~Love miao Life Live with it!!~♡. TOKYO

@渋谷ONE5

01.エゴイスティックdeケット・シー

02.初恋UFO

MC

03.トゥインクル to winkる?

VTR
04.miao!

MC

05.星間飛行

06.夏色笑顔でワンツージャンプ
MC

07.星空バースデー
08.夢の途中
MC

09.HAPPY大作戦

10.スマホ魔法

○まとめ

今回は今垣李華ちゃんの生誕祭と新メンバーお披露目という2つの企画が相乗りしたライブとなっておりました。経緯としては先に今垣李華ちゃんの生誕祭が決定しており、後に新メンバーお披露目が追加された形になっています。本来自分のためのイベントだったのに半分になった、衣装も一部アレンジが特別なものになったものの、豪華なドレスのようなものはなかったとなれば、心情としては不満を感じてもおかしくはないはず。ところがライブ中そんなことはみじんも感じさせず、どっちもめでたい雰囲気に終始したのは李華ちゃんのパーソナリティに拠るところが大きいかなと思います。おかげでとても楽しいイベントとなりました。

 

期待の新メンバーですが上にも書いた通り、お披露目すぐに先輩と並んですぐに溶け込めていたのはさすがだなと思いました。7人になった効果はとても大きく、特にダンスでは多人数を活かした華やかさと迫力は格段に増しました。今後様々な曲でもどう変化していくのかとても楽しみです。一方で歌に関していえばユニゾンでも足並みにばらつきがあり、多人数を活かしているとは現状言い難いです。しかし、良いなと思ったのはそこでうわべの綺麗さにこだわり、変に取り繕うことをしなかったことです。オーディションを経てステージに立ったメンバーですから、やはりそのままがいいですね。音程やリズムを合わせること以上に大切な今だけしか見られない個性のぶつかりが見られてとても良かったです。またここから描かれる成長物語も大変楽しみになリました。魅力的なメンバーが揃っているということもですが、グループとしてのこういう姿勢が素晴らしいですね。皆さんも是非今後のmiaoの進化に期待していただきたいなと思います。以上です。

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>