思い出に浸りながら、一時帰国の記録を書き留めるのが、意外と楽しかったので、また始めることにしました。

 

前回の一連の記事では、彼との初めての一時帰国について書きました。

 

 

順番的には、2018年から2019年にかけた二度目の一時帰国について書きたいな、と思っていたのですが。

二度目の一時帰国は、3カ月も日本に滞在したので、どんなふうに記録しようかまだ考え中。

前回のように一日ずつ記録するとなると、気が遠くなりそうだし…。

でも充実した3カ月だったし、書くことがたくさん!

う~ん、どうしよう…?

 

ということで、時系列がめちゃくちゃになってしまいますが、とりあえず二度目の一時国はとばして、今回は三度目の一時帰国について書くことにしました。

 

2019年の年末から2020年の年始にかけて、二週間、彼と日本に帰国。

大きなイベントこそありませんでしたが、彼と楽しく過ごしました。

また、コロナ渦が始まる直前で、この時以来、日本に帰っていません。

もう二年前になるのかぁ~。

懐かしい!

 

Day 1

 

帰国の便は毎回利用している、ニュージーランド航空の直行便。

午前9時頃にオークランド空港を出発し、成田空港には午後5時に到着する便です。

 

早朝4時頃にハミルトンを出発し、6時頃にオークランド空港に到着。

空港付近の長期駐車場に車を二週間預けておきます。

駐車場の利用料は約8,000円($102)。

厳密に言えば16日間預けたので、一日あたり500円の計算になります。

そんなに悪くない値段だと思いますが、一体どうなんでしょう。

 

11時間のフライトを終え、無事に成田空港に着いたら、WiFiルーターを引き取りに空港内の宅配カウンターへ。

一時帰国中、どこにいてもインターネットが使えるように、WiFiルーターを借りました。

利用したのは、WiFiレンタル屋さん

1ヶ月パック(14泊15日~30泊31日)のレンタル料に空港受け取り手数料をあわせると、7,300円。

二度目の利用なので、前回貯めたポイントを利用すると、1,700円ほどの値引きになりました。

結構ありがたいポイント制度です。

 

無事にルーターを引き取ったら、自家製麺 杵屋麦丸へ。

日本に帰国したら、まずこのお店でうどんを食べるのが私と彼のしきたりなのです。

記念に写真も一枚パチリ。

 

食べ終わったら、バスで成田空港から東京駅へ、そして、新幹線で愛知県へ戻ります。

新幹線に乗るまで少し時間があったので、東京駅内のドトールでちょっと休憩。

一年ぶりの一時帰国、カフェに座って人間観察するだけでも楽しいものです。

 

新幹線と名鉄電車を乗り継ぎ、地元の駅に到着した頃には夜の11時をとっくに過ぎており、外は真っ暗。

親に駅まで迎えに来てもらってもよかったのですが、お迎えを頼むと、「あまり遅くなってはいけない」と気を遣って、私がピリピリしてしまうので、地元の駅からは歩いて帰ろうと事前から決めていました。

大きいスーツケースを引きずって歩くのは大変ですが、お迎えを頼まなかった分、成田空港や東京駅では、二人のペースでゆっくり移動できました。

結果、地元の駅に着くのが終電間際並みに遅くなってしまったのですが…。

(私がケチなので、タクシーは使いたくないタイプ。というか、電話して呼ばないとタクシーなかったかも。)

 

地元の駅から実家まで、徒歩20分。

ですが、私も彼も大きいスーツケースとリュックを持っているので、30分ほどかかりました。

 

彼のスーツケースは、二度目の一時帰国の際に買ったもので、購入してから一年ほどしか経っておらず、ほぼ新品。

一方、私のスーツケースは買ってから11年近く経っていて、年季が入ってます。

よって、二人で歩いていても、スーツケースを引きながら歩く時の「ゴロゴロ音」の音量が全く違う。

彼のスーツケースはとっても静かなのに対し、私のスーツケースはとてつもなくうるさい。

 

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ………。

 

空港や駅では全く気付かなかったけれど、車が一台も通らない静かな夜道に、スーツケースのゴロゴロ音が痛いほど鳴り響く。

昔は田舎だった地元もどんどん新しい家が建ち、民家が建っていない道など、今ではほとんどなくなってしまったので、違う道を通るという選択肢もないし。

スーツケースは預け入れ荷物の制限重量ギリギリの23キロ。

持ち上げて運ぶのは到底無理。

転がすほか、どうしようもない。

 

「何これ、うるさすぎ!」と二人で笑いを押し殺しながら、先へと進む。

道の表面がちょっとボコボコしている歩道よりも、最近整備されたっぽい車道のほうが、ゴロゴロ音が出にくいことに途中で気付き。

車が全然通ってないのをいいことに、うるさいスーツケースを引き連れて、車道を我が物顔で歩く私。

歩道を歩く彼は、歩道沿いの家の外灯のセンサーに反応されて、焦ったり。

 

駅からの道のりは意外と長かったのですが、それなりに楽しめました。

今思ったら、怪しい者にしか見えなかったでしょうが…。

地元の住民さん、ごめんなさい。

 

誰も起こさないように、ソロリソロリと実家に上がり込んだ時には(これもまた怪しい人みたい)、日付が変わる少し前でした。

毎度のことですが、疲れ切っていたので、即効就寝。

長い一日だった!

 

次の日から本格的に動き始めます。