トンガ沖の火山噴火によるニュージーランドへの被害は少なく、私も彼も無事に日常生活を送っています。
トンガやトンガ周辺の島はまだまだ心配ですが…。
ニュースを見て、彼や私のことを心配してくださった方、改めてお気遣いありがとうございます。
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2017年7月に、ニュージーランド人の彼と一時帰国した時の記録です。
6日目以前の記録は↓からどうぞ。
Day 6
いよいよ、姉夫婦の結婚式の日!
夕方から夜にかけての結婚式だったので、姉の旦那さんに会うため、そして、彼を姉夫婦に紹介するため、午前中は姉夫婦の家へ。
姉夫婦が飼っていた可愛い犬にもご対面。
って、犬ですか、これ。
本当は可愛い子なんですよ、ほら。
結婚式って、新郎新婦は食べてる暇がないようなイメージですよね。
昼ご飯ぐらいはしっかり食べておかないと、ということで、お昼ごはんはみんなでスシローへ。
やっぱりおいしいなぁ~、日本のお寿司は。
結婚式は、イル・ド・フランスという名古屋・池下のフレンチ料理店にて。
こぢんまりとした、落ち着いた雰囲気のお店です。
両親の運転する車で会場に到着し、駐車場でタバコを吸っていた兄に私の彼を紹介。
レストランの上の階にあるアパートをゲストハウスとして借りたので、私と彼は式が始まるまで、ゲストハウスでゴロゴロ。
「そろそろ降りておいで」という親からのメッセージで、彼と式場へ向かいました。
いざ結婚式といっても、中学生ぐらいの頃に叔父の結婚式に出席したことしかなかったので、右も左も分からない私。
もちろん彼も、日本の結婚式の流れなんて知りません。
とりあえず、芳名帳に名前を記帳。
こういう場面で綺麗に文字が書けるといいですよね。
ボールペン字を練習する通信コースがあるのも納得がいきます。
すでに記帳した方々は全て日本人。
彼は、漢字が並んでいる芳名帳に英語で自分の名前を書くのに、すごく気が引けたそうです。
また、自分の字が綺麗ではないという自覚がある彼は、余計緊張したそう。
「ネイティブの人が書く字はこういうもんなんだ」とみんな思ってくれるだろ、と茶化す私。
ちなみに、彼のお母さんは字がとても綺麗です。
知らない人がたくさんいるのもあり、私も彼も緊張気味。
彼と私、二人で話しているのがメインでしたが、新郎側の出席者の方で一人、彼に英語で積極的に話しかけてくださる方がいましたし、外国人のスタッフも一人いて、彼に優しく対応してくれました。
慣れない環境で彼も大変だったでしょうが、私も少し緊張したので、彼がいてくれてよかったなぁ、というのが正直な意見。
式が始まれば、姉のドレス姿に感心したり、おいしいフレンチ料理を楽しんだり、家族で写真を撮ったりと、あっという間に終わってしまいました。
顔隠しの加工をするのが面倒(!)なので、写真は載せませんが、素敵な式でした。
結婚式の後、新婦の家族はゲストハウスに一泊できるよう手配されていたので、姉夫婦を見送ったら、私の両親、兄、彼と私の5人でプチ飲み会。
コンビニでお酒やおつまみを購入してきて、ウノやトランプで遊びながら、姉の結婚に至るまでの思い出話など、話に花が咲きました。
この日は、私と彼が付き合い始めてちょうど1年経った記念日でもありました。
姉の結婚式に出席でき、私の家族ともゆっくり過ごせた1日はとても素敵な記念日に。
まだ付き合い始めたばかりだった彼を、快く結婚式に招待し、家族の一員として迎えてくれた姉夫婦に感謝です。
Day 7
結婚式の翌日は、名古屋に住んでいる友達と会う予定でした。
ゲストハウスを出て、早速名古屋駅へ。
食べたいと私が事前にリクエストしたのは、味噌カツ。
本場の名古屋で一度は食べてみたかったんですよね。
彼に食べてみて欲しかったのもありますし。
お店選びは、名古屋に住んでいる友人におまかせ。
名古屋名物といえばみそかつ、みそかつといえば矢場とん。
しかし、矢場とんは、早いランチの時間からもう混んでいたようで。
エスカ地下街に入っている「双葉」というレストランで待ってるね、と彼女から連絡が。
が、久しぶりの日本、ましてや、都会慣れしていない私にとって、駅ビルは迷路のよう。
悪戦苦闘しながら、少し待ち合わせの時間に遅れつつも、無事に双葉に到着。
注文したのは、言うまでもなく、味噌カツ。
エビフライ付き、と豪華なセット。
カツとエビフライはもちろんのこと、やっぱり味噌がおいしくて、ご飯が進む!
私からしたら味噌カツは大ヒットですが、ニュージーランド人の彼はというと…。
味噌が濃厚すぎて、微妙らしい。
食べれないわけではないけれど、彼にとってはハズレのようでした。
まぁ、試さなきゃ好きかどうか分からないからね。
さて、名古屋で会った友人とは、私が大学一年生だった2016年に、ニュージーランドの大学で知り合いました。
彼女は日本の大学に在学中、ニュージーランドの大学で1年留学する、という道を選んだ方でした。
大学のオリエンテーションのイベントで偶然知り合い、それ以来、仲良くさせてもらっています。
実は、彼女は、私にとって恋のキューピッドのような人。
私たちがいた大学には、日本文化や日本語に興味がある学生さんが集まったサークルがあったのですが、私はその存在さえ知らず。
「こんなサークルがあるよ。よかったら来てみて」と、彼女が誘ってくれたのです。
彼女の誘いをきっかけに、そのサークルに関わるようになり、彼女が日本に帰国した後も、活発にサークル内で活動していました。
そのサークルに顔を出したのが、今の彼。
サークルの副代表兼会計としてイベントを仕切ったりしていた私に目が留まったようです。
人の縁とは不思議なもの。
あの時、彼女が日本語・日本文化のサークルを紹介してくれたおかげで、今の彼と結ばれたんだなぁ、と考えると、少し感慨深いですね。
さて、そんな懐かしい友人に会え、おいしいものも食べれて、ホント充実した一日でした。
Day 8
日本への一時帰国が決まった時点で、私の両親と彼と私の4人で、何か特別なことがしたいね、という話はしていました。
日本特有のもの、そして、彼が料理好きなことも考えて、私の両親が考案してくれたのが…
そば打ち!
愛知県新城市にある、やまびこの丘のそば打ち体験を利用させていただきました。
山に囲まれ、のどかな雰囲気。
講師の方にご挨拶し、いざそば打ち開始!
大きなそば鉢を使い、まず、材料を混ぜ合わせます。
混ぜ終わったら、しっかりこねます。
こねるのは結構疲れるので、交代で。
こね終わったら、可愛い形に丸めます。
少しずつめん棒でのばし、できるだけ一定の厚みに。
折りたたんでから、包丁で切っていきます。
ちょっと太さがバラバラになってしまいましたが、完成!
そば打ちが完了したら、食堂に移動。
作ったそばを調理してもらえるので、お昼ごはんにいただきます。
そばが運ばれてくるのを待つ間、両親のタブレットで遊ぶ彼と私。
肝心のざるそばの写真がありませんが、立派な野菜のかき揚げと一緒にいただきました。
お味のほうは…う~ん、すっごくおいしい!というわけではなかったような。
やはりプロの方が作ったそばにはかないませんよね、当然のことですが。
それでも、とてつもなく短いそばや太くて不格好なそばを見つけて笑いながら食べるそばは、それなりにおいしかったです。
そば打ち体験は、私も彼も初めての経験でしたが、とても楽しむことができました。
そば打ち体験ができる場所を調べて予約してくれた親に感謝です。
さぁ、一時帰国もそろそろ終盤!