●子どもが自ら勉強するご褒美のあげ方
こんにちは。勉強のケアレスミスをなくす 学研教室の先生、中村千春です。
学研教室の指導者をしていると、生徒さんから、いろんな話を聞きます。
よくあるのが、「今日、学研が終わったら、お寿司を食べに行くんだ♪」など、お楽しみが待っている話。
お父さん・お母さんのご褒美作戦ですね^^
これ、うまくいく子と、うまくいかない子がいるんです。
うまくいくのは、もともと自分のペースで勉強を進められる子。
お友達から話しかけられたら、おしゃべりすることもあるけれど、プリント学習を始めたら、集中して1枚を仕上げます。
普段から「1時間で、勉強を終えて帰る」など、自分の中で目標を立てて、学習しています。
一方、うまくいかないのは、テンションが上がったら上がりっぱなしの子。
学研が終わったら、何食べよう?
いくら? まぐろ? サーモン?
お寿司で、頭がいっぱいになっています^^;
こうなると、どんな声かけをしても、効果ないんですね。
「6時までに終わってねってお母さんに言われてるから、今日のプリント終わってないけど、帰ってもいいですか?」となることも。
お母さんは、子どものやる気を出させようとしたのですが、いつもよりも集中できない結果になってしまいました。
ご褒美作戦がうまくいかないなぁ…という時、それは、作戦変更しかありません!!
「6時までに学習を終わらせてね」
「うん!頑張る!」
これだと、どうしたら、6時までに学習を終わらせることができるのが、子どもはわかっていないんですね。
何を頑張ればいいのか、わかっていない。
そんな時、「1枚10分で終わらせようか。」と、声をかけています。
目指す時間を短くすると、終わりがイメージしやすいんです^^
学研教室では、算数・国語2枚ずつ学習するので、計40分。
採点待ちや間違い直しの時間も入れて、1時間で終わります。
また、プリント4枚終わったら、必ずご褒美がもらえるのがいいです。
「6時までに終わらせてね」だと、6時までに終わらなかったら、ご褒美がもらえません。
だんだん残り時間が少なくなるにつれ、あせり始め、集中できなくなっちゃうんですね(。>ω<。)
ご褒美作戦がうまくいかなかったら、やり方を変えてみましょう。
ウチの子の場合は、どうしたらいいの?とお困りの方は、こちらで、相談できますよ^^
次回11月14日(木)の予定です。
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